リノベのハウツー
2019.05.27
「グレア」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集141
目次
■グレア
「グレア」とは、ものが見えづらくなるような眩しい光のことです。また、視野のなかで輝度の不均衡が生じていると対象が見えづらくなったり、見えなくなったりする現象のことも「グレア」といいます。
ものの見え方の良否に影響を与える要因のひとつになりますので、リノベーションにおいても重要なポイントです。
各辞書・辞典からの解説
「グレア」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「グレア」とは、「視野における照度の分布が不均等なために、対象が見えにくくなったり、一過性の盲目状態になったりする現象」のことです。「強い光を見たとき、また水晶体・ガラス体に混濁があるとき」などに起こります。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「グレア」とは、「ものが見えにくくなるようなまぶしい光」のことであると説明されています。「視野に極端な輝度の不均衡が生じている場合などに、ものが見えにくくなったり、不快を感じたりする現象」のこともグレアといいます。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「グレア」とは、以下のような文章で説明がされています。
「不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のこと。照明器具の設計や照明計画などにおいて防ぐ事が必須。光源とその周辺との明るさのバランスや、直接光・間接光の別、視線の方向と光源のなす角度などにもよる。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「グレア」とは、「まぶしい光」のことであり、「視野に輝度の不均衡が生じている場合、ものが見えにくくなったり、不快に感じる現象」のことであるとおわかり頂けたと思います。