リノベのハウツー
2019.05.19
「分電盤」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集125
目次
■分電盤
「分電盤」とは、「分岐回路用の開閉器」のことです。「漏電や過電流を防止するための保安装置」が取り付けてあり、この装置のことを一般的に「ブレーカー」と呼んでいます。
各辞書・辞典からの解説
「分電盤」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「分電盤」とは、「屋内配線において、幹線と分岐回路との分岐点に設け、スイッチ・ブレーカーなどを取り付けた配電盤」と説明されています。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「分電盤」とは「屋内配線において幹線を分岐配線する装置で、ブレーカーなどを組み込んだ」ものであり、「保守点検のしやすい場所」に取り付けます。
(3)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「分電盤」とは、以下のような文章で説明がされています。
「分岐過電流遮断器を基板に集合して取り付けたものをいう。分岐開閉器、主過電流遮断器、主開閉器、需給用計器および電流制限器などを含めたものもある。分岐過電流遮断器とは、幹線と分岐回路との分岐点から負荷側に取り付ける、電源側からみて最初の開閉器で過電流の遮断能力のあるものである。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「分電盤」とは、「分岐回路用の開閉器」のことであるとおわかり頂けたと思います。