リノベのハウツー
2019.05.15
「オール電化」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集117
■オール電化
「オール電化」とは、「一般住宅で調理・給湯・冷暖房などのエネルギーをすべて電気でまかなう」ことであり、そのシステムのことです。燃焼機器を使用しない分、火災の危険性がなく、室内の汚れを防ぐことができるメリットがあるほか、二酸化炭素の排出軽減にも繋がります。一方で、停電した場合にすべて利用できなくなるため、課題もあります。
各辞書・辞典からの解説
「オール電化」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「オール電化」とは、「一般住宅で調理・給湯・冷暖房などのエネルギーをすべて電気でまかなう」ことをいい、そのシステム自体のことも「オール電化」といいます。利点は「燃焼機器を使用しないため、火災の危険性が低く、室内・空気の汚れも少ない」ことですが、一方で「停電した場合に稼働しない」という懸念もあります。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「オール電化」とは「一般住宅で使用するエネルギーをすべて電気でまかなう」ことであると説明されています。「ガスや石油などを燃焼させる機器を使用しないため、火災の危険性が低く、二酸化炭素の排出削減にも効果がある」のが利点です。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「オール電化」とは、以下のような文章で説明がされています。
「家庭内の全ての熱源を電気によりまかなう事。一般的に、エコキュート(または電気温水器)、IH調理器(またはラジエントヒーター)、エアコン、蓄熱式電気暖房器または床暖房システム(電熱式、PTC式、蓄熱式、またはヒートポンプ温水式)などを組み合わせる。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「オール電化」とは「一般住宅で使用するエネルギーをすべて電気でまかなう」ことで、そのシステムのことであるということがおわかり頂けたと思います。