リノベのハウツー
2019.05.16
「リバースモーゲージ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集118
■リバースモーゲージ
「リバースモーゲージ」とは、「持ち家などの資産はあっても現金収入が少ない高齢者などを対象に、居住中の持ち家を担保に生活費や福祉サービス費にあてる資金を貸し出す制度」のことです。「死亡した時点で資産売却により一括返済する」システムになっています。地域によって制度の詳細は変わります。
各辞書・辞典からの解説
「リバースモーゲージ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「リバースモーゲージ」とは、「持ち家などの資産はあっても現金収入が少ない高齢者などを対象に、居住中の持ち家を担保に生活費や福祉サービス費にあてる資金を貸し出す制度」のことであると説明されています。
(2)「不動産用語辞典」より
「不動産用語辞典」において「リバースモーゲージ」とは「自己保有の不動産等の資産を担保に、自治体・金融機関等から融資を受け死亡した時点で資産売却により一括返済するシステム」のことです。地域によって詳細が異なり、「武蔵野方式・世田谷方式」などがあります。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「リバースモーゲージ」とは、以下のような文章で説明がされています。
「自宅を担保にした年金制度の一種。自宅を所有しているが現金収入が少ないという高齢者世帯が、住居を手放すことなく収入を確保するための手段として用いられる。自宅を担保にして銀行などの金融機関から借金をし、その借金を年金という形で受け取る。受け取る金額は年月と共に増える借金が死亡時に自宅の評価額と同じになるように調整され、死亡時に金融機関が契約者の自宅を引き取る。 リスクとしては年金が満額になる時点を越えて長生きする、年金が満額になる前に死亡する、という2点がある。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「リバースモーゲージ」とは「自己保有の不動産等の資産を担保に、自治体・金融機関等から融資を受け死亡した時点で資産売却により一括返済する制度」のことであるとおわかりいただけたと思います。