リノベのハウツー
2019.05.12
「大理石」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集110
目次
■大理石
「大理石」とは、「石灰岩の変成岩」のことで、建築材や彫刻材、装飾用石材として用いられることが多いものです。 さまざまな色調・模様があり、本磨きをした場合には美しい色調が見られます。
各辞書・辞典からの解説
「大理石」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「大理石」とは、「ほとんど方解石の結晶からなる変成岩」であると説明されています。「石灰岩が変成作用を受けたもので、白地に美しい斑紋」があるのが特徴です。「美麗な石灰岩の建築用石材」も大理石といいます。これは建築材や彫刻材に用いられるものです。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「大理石と」とは「方解石を主成分とする結晶質の岩石」のことであり、「石灰岩が変成作用を受けて生じたもので、白色または淡青色」であると説明があります。装飾用石材に用いられることが多いです。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「大理石と」とは、以下のような文章で説明がされています。
「石灰岩の変成岩。多様な色調・模様がみられ、本磨きにした場合は美しい色調となる。緻密で強度が大きく吸水性は小さいが、耐酸・耐火性に乏しい。内壁や床などに用いられることが多い。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「大理石」とは「石灰岩の変成岩」のことであることがおわかりいただけたと思います。