リノベのハウツー
2017.09.01
住宅の価値を底上げする改築・補修のポイント
大規模な改築や補修を行わなくとも、簡単な素材や道具を使うだけで住宅の価値を底上げが可能になります。 特に女性でもできる清掃作業やDIYは、クオリティを高くすると専門工事に近い施工結果になる事も多いので、高額販売を目指す為にもそれらの把握をお勧めします。 これらの方法は経年使用で劣化が激しくなるキッチンや窓、収納スペース等の需要に対応できるので必要な施工を選択しましょう。
“窓や玄関で価値を高める方法”
窓ガラスや玄関は長期間の利用に伴い砂埃が蓄積していくので、これを除去して住宅の価値を高める必要があります。 30代の女性でも手軽にできる方法は新聞紙を使った物で、濡らした新聞紙を玄関に散りばめてそれを新聞紙で回収するように拭いていきます。 すると新聞紙に含まれた油分で汚れを拭きとる事ができる為、応用する形で住宅内の多くの部分の改築や補修に役立てられます。 またタイルにヒビが入っている時には、水分だけで固まるセメント接着剤がホームセンターで販売されているのでこちらの利用をお勧めします。 改築後の繋ぎ目が目立つ時は、目の細かい紙やすりで磨いた後に濡らした新聞紙を散布し、雑巾等で拭き取ると同じ色に仕上がるのでお勧めです。 特に玄関内でよく足を踏む場所にヒビや劣化の傾向があるので、一度意識しないように扉を開閉して負荷が掛かっているタイルを探す事をお勧めします。View this post on Instagram
“キッチンの可能性を探してみよう”
販売対象を限定して住宅取引をする場合、一般的な生活を考慮した改築が最も値段を底上げできる確率が高くなります。 例えば同じ30代の女性に販売する時は、キッチン周辺の使い勝手が考慮される事が多くなります。 中でも水回りに存在するゴムパッキンやシンク等の金属製家具は、ホームセンターで販売されている専用の洗剤で洗うだけで大きな補修効果があります。 また同じ30代女性に住宅を販売する時は、下見でよく見えないゴミの溜まりやすい場所を見る傾向があります。 なので食器棚等大型の収納家具を置いていた場所の掃除を含めた補修作業を行う様にしましょう。 お勧めはオレンジを利用した方法で、栄養素として含まれているリモネンで専門的な薬剤を使用しなくても住宅を綺麗にできるメリットがあります。 普段から肌荒れに悩まされている方にもできる方法なので、有効活用してみましょう。View this post on Instagram
“女性でもできる収納スペース確保”
もし自身が購入するならという前提で住宅の価値を高めるならば、30代の女性にはウォークインクローゼットの作成がお勧めです。 方法は住宅内の見取り図の中でL字かコの字になっている部分を探し、この部分ストッパーと扉を取り付けるだけで収納スペースが確保できます。 中でもL字ストッパーの取付はその上にパイン素材の木材を固定するだけで、長期利用に適した棚になります。 扉の固定には蝶番がお勧めで、扉の開閉パターンによって選択候補がいくつか存在するので使いやすい物を取り付けましょう。 その際には量販店等で販売されているドリルビットの工具を使うとビス止めが安定する為、女性による作業でもクオリティの高い施工が行えます。 さらに蝶番の種類によってはベランダに繋がる扉や窓も折戸にできる為、住宅の価値を高める意味でも有効な施工になります。 尚この場合は固定力のあるビス止めが必要なので、1000円程の乾電池式ドリルを購入しておくと女性の力でも頑丈な造りにできます。View this post on Instagram
“まとめ”
専門的な施工方法には日用雑貨で代用できる物も多く、高いクオリティを求める施工でも安価な工具を購入する事で対応できます。 専門的な薬剤が必要と分かった場合でも、違う成分が含まれた物で代用できる可能性も高いので、肌荒れや怪我のリスクを背負う必要はありません。 また板等の大きな素材が必要な時も、量販店で軽量ながらも耐久力のある素材が販売されているので、これらの有効活用をお勧めします。"