その他
2019.10.13
壁の棚板でオシャレに収納。100均でDIYもできる?
「物を飾りたいけど置くスペースがない」、「収納場所が足りなくなってしまった」。こんなありがちなお悩みを解決してくれるのが、壁に取り付けた棚板での収納。
雑誌やネットでよく見かけるこのウォールシェルフは、とてもオシャレに見えますね。そこで、実際にどんなメリットがあるのか、そしてどうすれば見栄えを良くできるのか。皆さまが気になっている情報をお伝えします。
目次
オシャレ部屋の壁によくある棚板。その効果とは
写真:リノベ不動産|事例
棚板を使ったウォールシェルフの利点、それは収納とディスプレイの両立です。
単色の壁はシンプルで部屋が広く見えますが、少しさみしく感じることもあるでしょう。そこで、ウォールシェルフの出番です。
お気に入りの小物や本、食器などを引き出しに押し込んではいませんか?好きなアイテムを壁に立てかけて眺めるだけでも、日々の疲れを癒す空間にもなります。
家の中でも広い面積を占める壁。それを収納スペースに変えれば、整理整頓もしやすくなります。見える特性を活かして、生活用品を並べるのも良いでしょう。
最近トレンドの見せる収納には、リビングから玄関への動線上に、鍵やバッグ、スマホなどを置くスペースの設置。急いで仕事へ向かう朝にも効率的なお支度が可能です。
キッチンの壁棚も実用性とインテリアを両立しやすい場所です。観葉植物で飾りを付けた棚に、季節の器や小物を。調味料の瓶などもそろえると、カフェのような雰囲気になります。
見られても構わない収納から、見たい・見せたい収納へ。次はあなたのお部屋をオシャレにする方法をご紹介します。
壁の棚板はオシャレなインテリア。見栄えを良くする方法3選
常に見えるものだから、オシャレにひと工夫。手あたり次第に物を置いただけではインテリアとしての機能を損なってしまいます。「片付いたような、散らかったような?」そんな事態にならないための方法を3つ解説いたします。
棚板に何を置くのか、決めてから設置しましょう
壁に棚板があっても、乗せるものが決まっていなければむしろ散らかった印象になりかねません。何を置くのか、しっかり決めておけば機能性も見た目もアップするでしょう。アーティスティックなアイテムを置く
写真でも良いですし、本の表紙を見せても良いですね。また、生活雑貨もデザイン性の優れた物を選ぶようにすれば、そのままオシャレなインテリアになります。棚板そのものも、壁や床に合ったものをチョイス
せっかくですから、板の色や材質にもこだわってみましょう。例えば白い壁に白い棚板を合わせて、清潔感を強調。ヨーロピアンな印象になります。あえて木目の目立つ板で、カントリー調を演出することもできますね。 さて、オシャレや機能性を追求するのも意外と大変だと思いませんでしたか?棚板の設置は、良いことづくめというわけではないのです。万能じゃない?壁の棚板で気をつけること
床に物を置かずに済むため、基本的には掃除が楽になります。しかし、棚の上にほこりが溜まることは避けられません。
ここで、ピンチをチャンスに変えるためにひと工夫。オシャレなほこり叩きを一緒に吊るしておくことで、こまめに掃除ができる上に見た目もさまになります。手に取りやすい場所に掃除道具を吊っておけば、家族が掃除を手伝ってくれることも。
また、むき出しの収納であるために地震対策が必要です。落下を防ぐ「落下防止テープ」もその対策の一つ。棚板のふちに貼るだけで、ある程度落下を防ぐことができます。もっとしっかりと対策するなら「落下防止バー」を取り付けると機能がアップします。
DIYで棚板を使ったウォールシェルフを作成。100均も活用できる?
次に、DIYについてです。L字金具を壁にネジ止めすると強度のある棚が作れます。これには下地(柱)の位置を探す必要があります。コンコンとノックして見つけるツワモノもいますが、市販の下地センサーで見つけることができます。もしくは、棚を作りたい場所に下地がないこともあります。そんなときは石膏ボード用のアンカーがオススメです。アンカーは耐荷重に制限があるので確認してから設置しましょう。
L字金具はホームセンターだけでなく100均でも、シンプルなものからアンティーク調のものまでバラエティに富んだデザインのものを見つけることができます。簡易的な棚板も100均で揃うので、導入としては◎ですね。
また、ネジ止めほどではなく、もっと簡単に棚を作ってみたいという場合には、突っ張り棒もオススメです。トイレなど両サイドに突っ張る場所があるところであれば、簡単に設置ができ、撤去も楽です。ただ、こちらも耐荷重的には強くないため、置くものを検討する必要があります。
まとめ
棚板を使ったシェルフは、実用性とオシャレを兼ねたアイテムですが、見せる収納である以上は飾るものにも悩みますね。
まずはグリーンや、お気に入りの小物からチャレンジしてみてははいかがでしょうか。