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2019.04.01
リノベしてから気付いた「その対策忘れてた!」:新たな出費編
リノベーションをしたり、新築を建てたりしてから「失敗した!」と思ったり、「想定してなかった!」と後悔してしまうことは人によってはあると思います。
今回はリノベーション自体はうまくいったものの、想定していない出費が出てしまった実話の失敗事例をご紹介します。
■リノベーションの完成まで、何の問題もなかった
今回のお話は、実際に起きたエピソードです。
私の友人談なのですが、両親が暮らしてきた家をフルリノベーションすることになり、元々新築にしようと考えていたこともあり予算は潤沢に使用することができました。
素敵な設計士さん、デザイナーさんと会うことができ、以前の住居よりもふんだんに光が差し込む理想通り、いや理想以上のリノベーションをすることができたそうです。
よって、今回のお話はリノベーション自体の失敗や後悔ではないということをご理解ください。
■失敗談:カーテンの再利用ができなかった
上記に記したように、以前の住居は南向きに面していながらも目の前の住居が光を遮ってしまいがちでした。もちろん全く光が入らないということでは無かったのですが、「欲を言えばもう少し光がほしい…」「窓がもう少し大きければ光が入るのに…」というものでした。
そのため、フルリノベーションにおいて窓サッシの高さを上げました。それによって光がふんだんに差し込むようになり。明るい木製の床もあって居心地の良い住居空間となりました。
しかし、窓サッシを高くしたことで元々使用していたカーテンの再利用ができなくなってしまい、新たに購入することになってしまったのです。
当たり前と言えば当たり前ですが、カーテンはインテリアコーディネートの部類のため、リノベーション本体に気を取られて想定するのを忘れてしまっていたそうです。
以前の家で使用していたカーテンは、隣の家の影となってしまうことも想定して明るくオシャレで値段もそれなりのものを使用。しかし、リノベーションによって使用できなくなってしまったのです。
電化製品や家具(ソファーやテーブル)などは、比較的中古市場へ流しやすいものですが、カーテンはどうしたら良いかわからず下取りにうまく出せなかったようです。
その結果、想定していなかったカーテン費用を丸々捻出することとなってしまったようです。こだわりを持って選び、なおかつ高さのある窓サッシに合うカーテンを購入したわけなので、その費用はかなりのものとなってしまいました。
■フルリノベーションの際には「使えなくなるもの」を考えよう
フルリノベーションを行う際には、元々使用していた家具・家電・カーテンなどで使用できなくなるものが出るか否かをご自身で一度検討するようにしましょう。
デザイン面から新しい物を探す行為は多くの方が自然とするものですが、「使えなくなるかも」というややネガティブな視点から考える行為は意外と抜け落ちます。
筆者自身もリノベーションではありませんが、引越し時に元々使用していた棚のサイズがうまく合わなかった失敗経験があります。
読んでみると当たり前ですが、意外と抜け落ちる「使用できないかもしれない物」の検討。
リノベーション時に限らず、新生活で新しい住居へ引っ越しされる方は是非この検討を忘れないようにしてみてください。