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2019.03.31
リノベーションのリサーチをする時に「リフォーム」も調べるべき理由
リノーベーションを行うに際して、インターネットを日常で使う現代では「リノーベーション 事例」「リノーベーション オシャレ」などで検索して、情報を入れる方も多いと思います。
しかし、この際に「リフォーム」関連の情報も適宜取り入れることをオススメします。
今回の記事では「リノベーション」「リフォーム」それぞれの定義を確認し、その上で「リフォーム」も調べるべき理由をお伝えしてまいります。
■リノベーションの定義
まずはリノベーションの定義を見ていきましょう。
「リノベーション」とは、建物自体を大規模に改修することをいいます。
「古くなったから直す」のではなく、間取りやデザイン自体にも手を加えて生活の向上を目指すことを指します。
マイナスになっているものをプラス転嫁するイメージと考えてみてください。
英語ですと「Renovation」となります。日本語訳をすると「刷新」です。つまり、元通りではなく、元あったものをより良くするということなのです。
■リフォームの定義
続いて「リフォーム」の定義を見ていきましょう。
「リフォーム」は、古くなった家を部分的を新築時の状態に戻すことをいいます。
例えば、賃貸マンションにおいて原状回復も実質的に「リフォーム」に当たるのです。マイナスになっているものを0に戻すというとわかりやすいと思います。
なお、英語だと「Reform」となりまして、日本語訳すると「改良」となります。改めて元の状態に戻すというわけです。
「リノベーション」とは似ているようで、実際は全く異なるということがおわかりいただけると思います。
■現実を考える
ここまで記したように「リノベーション」と「リフォーム」は全く異なる言葉の定義を持ちます。
しかし、現実を考えると「リノベーション」と「リフォーム」は混同されています。言葉の言い回しが2つあるという認識を持たれている方もいらっしゃると思います。
現実を考えると、言葉が混同されていることを認識して、「リノベーション」のことを発信していても「リフォーム」という言葉を使用している業者や情報サイトも多くあります。現実に則した戦略と言えるでしょう。
■混同している事実を知り、活用する
この現実を考えると、「リノベーション」と「リフォーム」の言葉の定義を明確に認識していても、「リノベーション」する際に「リフォーム」の言葉も含めて情報収集すべきと認識いただけたと思います。
これは「そういう風潮」と捉えることで、情報を多角的に捉えるきっかけとなるので割り切るのが最善です。
もちろん煮え切らない思いを持たれる方もいらっしゃるでしょうが、せっかくインターネットを容易に使える時代ですので、この現実もうまく使いこなすようにしきましょう。
しかし、別の記事でも示しましたが、情報の入れ過ぎは「何が良いかわからなくなってしまう」という危険性も含みます。
大切なのはイメージすること、考えることです。そのイメージをより膨らませるために、「リノベーション」「リフォーム」の情報収集を行っていきましょう。