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2017.09.01
エディブルフラワー|お料理に"特別感"を演出する「食べられるお花」
目次
“エディブルフラワーって?”
【エディブルフラワーとは「edible」=食べられる「flower」=お花】 日本の食卓にはあまりなじみのないエディブルフラワーという言葉ですが、最近SNSでよく見かけるようになりました。エディブルフラワーとはいわゆる食用のお花のことで、サラダやケーキ、ドリンクに入れるなど野菜やフルーツと同じようなアレンジが楽しめる食材です。食用花と言えば日本では「食用菊」がおなじみかもしれません。江戸時代には食用菊の記述が文献に現れていたようで、古くから親しまれていたことが伺えます。また、サクラの花は和菓子や塩漬け、桜湯なども良く知られていますね。ブロッコリーやカリフラワーも食用花ではありますが、近年のエディブルフラワーとうのは、単なる「食用」としての花よりもさらにオシャレでビジュアル要素も魅力的なものを指すようになってきているようです。 また世界各地、特にヨーロッパを中心にオランダなどは、日常的にエディブルフラワーを使った料理が食べられていますハーブもその一種です。 料理方法は様々あり、オランダの人々は見て楽しみ食べて楽しんでいます。 例えばラベンダー・パンジー・マリーゴールド・チューリップなどの観賞用としては身近な花や、ナデシコ・ストック・キンギョソウなどです。これらのバラエティに富んだ花を指すエディブルフラワーが登場し、お料理やスイーツを華やかに彩るアイテムとして注目を集めています。野菜や果物と同じ様な感覚で日常の食生活に、エディブルフラワーを食べてみて知って楽しんでいただきたいと思います。“エディブルフラワーの魅力”
この魅力の一つに、アレンジの簡単さがあります。サラダに乗せるだけ、ゼリーに飾るだけ。それだけでお料理のオシャレ度も鮮やかさもぐんとUPします。そして花ならではの美しさやお料理にアレンジした時の彩はもとより、中には栄養素を豊富に含む花もあり、ビジュアルだけでなく美容と健康にも優れている点も魅力。身近なところで、バラはバナナの10倍以上、カーネーションは7倍以上の食物繊維を含み、またバラやパンジーは体内合成できないビタミンを多く含む食用花で、美容と健康にもよいとされています。そしてエディブルフラワーは摂取方法も理に叶っています。水溶性ビタミンは水に溶けだしやすい為、煮炊きではなく生食か炒めることを推奨されています。その点で生食やお菓子にアレンジするエディブルフラワーは有効と言えます。“食べるお花は「無農薬・低農薬」のものを”
これまでご紹介してきたバラやパンジー等は身近なものですが、観賞用として栽培された花は、害虫から守る農薬を使用していたり、花屋の切り花は保存用の薬品が使われているケースが多く、食用に適していません。また道端に咲く花も、排気ガスや土壌の状態など安全とは言い難い為、調理に使う場合は食用に栽培された無農薬・低農薬のものを入手しましょう。自宅で栽培する際にも、種に農薬が使われているケースがあるようなので、食用の種を入手しましょう。また、花の中には毒性があり、そもそも食用に適さないものも多くありますので注意が必要です。“エディブルフラワーの入手方法”
手軽なところでは、ネット通販で簡単に入手が出来ます。生の状態の場合は香りや形を保ち美しい状態で手元に届く一方で、無農薬がゆえに納期が指摘できなかったり、欲しかった花が入手できないこともあるようです。現在は、ドライフラワーを扱うネット通販もあり、自然乾燥や押し花の状態で入手できます。サラダに散らすのか、焼き菓子に装飾するのか等の使用目的に合わせて使い分けると良いでしょう。また、最近では百貨店やスーパーでも見かけることがあります。スーパーによっては常備してなくても取り寄せて貰えるところもあるので、お問合せしてみるのも一つです。“エディブルフラワーのアレンジ方法”
見た目も可愛くて栄養価も高いエディブルフラワー。中でもトッピングするだけ!とか、凍らせるだけ!のインスタ映えする簡単&華やかのワンステップ料理をご紹介します。 ・ビオラ…生野菜のサラダに
・ビオラ…パスタにも・サフラン・カモミール…ブルスケッタのトッピングに ・ビオラ…ケーキのトッピングに ・コーンフラワー…アイスキューブにしてドリンクに
“記念日にはエディブルフラワーで特別感を演出”
トッピングしたり、お皿に飾るだけで華やかになるエディブルフラワー。レストラン等では目にすることもありますが日常的に出番がないからこそ、自宅でアレンジしてみるとお料理の特別感がアップします。パートナーとの記念日や子どものお祝い事、お友達とのホームパーティー等にもぜひ取り入れて、おうちでのパーティに特別感を演出してみてください。"