お客様インタビュー
2018.08.01
リビングの小上がりを活用 お部屋とはまた違う…半個室スペース特集
せっかくリノベーションで間取りが自由自在ならいろんなお部屋がほしい!
例えば寝る部屋と仕事部屋と食べる部屋と趣味部屋と物置と……
なんてあれもこれもというのは理想のお話で、現実は予算内に収まる広さのお家の中で、なんとか工夫してお部屋を配置することになります。
とは言えやっぱりどうしても特別な空間があと一つ欲しい、そんな方にオススメするのが今回ご紹介するお部屋と言い切れない半個室スペース特集です。
目次
段差と色味で引き立つ空間 & 必要なスペースだけを確保したミニオフィス
LDKの一角に設けられた小上がりスペースは約4畳。
部分的な壁と高さの異なる床をLDKの明るい床とは対照的に暗い色に仕上げています。
広いLDKはリノベーションの中でも根強い人気を誇りますが、広いスペースを余すことなく使いたいから、ではなくて解放感が欲しくて、ということが多いです。
こちらの左の事例ではLDKの一角に雰囲気の大きく異なるスペースを、完全には間仕切らずに配置しています。そうすることでLDKからの見晴らしを遮らずに解放感を残したまま、スペースそのものにも特別感を持たせています。
右の事例は、本当に人ひとりだけが作業するのに必要な空間に造作デスクを取り付けたものです。
この小ささだとどちらかと言えばドアが無い、という表現の方がしっくりくるかもしれませんね。
だからこそ一人で仕事に集中するのにはまさにピッタリな空間になっています。
(リノベ不動産|事例)
小屋感のある視野の開けた作業部屋
スタイリッシュに小窓を配置したこちらの半個室スペース。
外から見ると小屋のように見えて面白いです。
ドアが無く、前面の上半分に隙間なく小窓を並べ、上の窓が開けられるようになっているので、小さいながら風通しのある開放的な空間になっています。
この小窓に開けられるところがあるかないかで空間の圧迫感が全く変わってきます。それでもやっぱり小窓がある可愛さは捨てがたい、そんな希望をかなえた事例です。
窓が繋ぐパステルグリーンの半個室
こちらは壁をパステルグリーン一色にして、前面をカウンターにすることでショップ的可愛さになっています。
皆さんは何か特別お好きな色ってありますか?もし譲れないお気に入りの色があるのであれば、その色、お洋服や小物に限らず、思い切ってお家の中で使ってみちゃうのはどうでしょう?リノベーションなら自由自在、どこの壁だって好きな色にできちゃいます。
このカウンター越しにリビングの人とお話するところを想像するととっても楽しそうですね。
高さの低い壁が生み出すちょっとした秘密基地感
リノベーションでちょっとした人気があるのが高さの低い壁です。
リビングからこのスペースを見ると黒いカラーボックスがベッドを隠して秘密基地のような空間になっています。
こちらもリビング内で区切ったスペースに寝るスペースを作った事例ですが、壁が引くくなっているので寝ころんだ時の解放感はすさまじいです。ちょうど右の写真のアングルでリビングから窓まで視野が突き抜けるのが感じて頂けると思います。こんなスペースなら寝る以外でもずっと寝そべっていたくなりますね。
(リノベ不動産|事例)
ハウス in ハウス風
段差を作って別空間を強調したこちらの半個室スペース。
入り口部分の上のところ、まるでお家の屋根に見えませんか?
中に入ると更にもう一段あって、上から見渡すお部屋は少し違った見え方になります。外から見た見え方も特別感があって、お家の中に空間としてメリハリがあるのってオシャレな外国の建物みたいでかっこいいですね。
壁が無いのにその空間に入るときに別空間に足を踏み入れるような感覚になる、そんな一角を作ってみるのもリノベーションの一案に入れてみませんか?
アーチが可愛い鮮やかオレンジ空間
いかがですか、この鮮やかなオレンジと入口のアーチ。
鮮やかだけど、騒々しくない、暖かい色味は設計士さんによって選び抜かれたバランスの成せるワザです。明るい色ながら角を丸くすることで全体として柔らかい印象を与えます。
お家の中に丸みのある輪郭があるのってとってもオシャレですよね、新築のお家だとなかなか無い曲線美ではないでしょうか。
自分にとって"お部屋"がどう必要なのか考える
ここまでお部屋と言い切れない空間をご紹介してきましたが、勿論人や目的によっては完全に壁で区切られたちゃんとした"お部屋"が必要なこともあります。限られた広さの中で間取りを考えるのってとっても楽しくてリノベーションの醍醐味なのですが、同時にかなりの難題でもあります。
理想のお家を考える前に、自分にどんなスペースが絶対に必要で、それがどの程度空間としてきちんと区切られている必要があるのか、そのスペースを使うときは自分はどんな気分でいたいのか、一度考えてみるのもいかがでしょうか?