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vol.69【戸建てリノベ|インタビュー】吹き抜けのあるリビングで、天井にもウッドパネル。木に包まれる暮らし

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vol.69【戸建てリノベ|インタビュー】吹き抜けのあるリビングで、天井にもウッドパネル。木に包まれる暮らし

今回ご紹介する Sさんご夫婦邸は、物件の良さを活かしながら、いつもご機嫌でいられる空間づくりにこだわりました。快適に暮らせるデザインや工夫が満載。マネしたくなるポイントが盛り沢山の事例です。物件探しからこだわった点について伺ってきました。
 
■リノベ費用:約1,200万円(購入当時:築5年)
■二人暮らし|99.81m2(1階:29.34m2、2階:38.88m2、3階:31.59m2)|4LDK+WIC→3LDK+WIC+土間

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1.お家探しのきっかけ| 将来の家族構成を踏まえた家探し

物件購入の経緯を教えてください。
 
「社宅の更新時期と家賃補助がなくなるタイミングが同じで、住まいを探すことに。それなら賃貸よりも購入したほうがいいよねとなって、物件を探し始めました」
 
最初からリノベーションでご検討を?
 
「はい、新築は考えていなかったです。知り合いがリノベをしたのですが、そこがとても良くて。最初からリノベがいいなと思っていました」
 
他社はご覧になりましたか?
 
「リノベ不動産さんだけです。無料セミナーに行き、コーディネーターさんのお話がわかりやすくて、進め方などもお任せすることができ、スムーズに進んでいきました」
 
「こんなふうに暮らしたい!」など、理想のライフスタイルや希望のイメージはありましたか?
 
「将来子どもができた時のことを考えて、マンションよりも戸建てがいいなと思っていました。犬も飼いたかったですし、広さがほしいなと。テイストは木をたくさん使ったナチュラルな感じにしたいと思っていました」
 
物件選びの優先順位を教えてください。
 
「まずは駅近であること。駅まで歩いて行ける範囲が希望でした。次に間取りです。家事動線や部屋数を見ました。そして築年数で、築浅を希望していました」
 
エリアはどうやって決めましたか?
 
「勤務地と私の姉が住む街どちらにも1本で行ける沿線を考えていました。そうしたら自然とこの辺りが候補になりました」
 
何件ご覧になって、こちらの物件に決めましたか? 
 
「2日間で7件くらい見ました。ここにした決め手は2階リビングの吹き抜け。内見した物件の中で一番明るいし開放感が抜群。忘れられない物件でした」
 

2.お家の中の、"好きな場所3つ" 

今回の事例は、物件の良さを活かしながら、さらに快適にしたリノベーションです。その中でも、お気に入り3つは特にこだわっています。どのように変えたのか見てみましょう。

BEST1【キッチン・ダイニング】

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「もとの対面キッチンは活かし、より開放的にするために側壁をなくしました。階段を上がってきた時に視界が抜けて、開放感がすごくよくなったんですよ。カウンターのタイルは好みのものを選んで、目地の幅にもこだわりました。この目地は、良いと思った画像をデザイナーさんと共有して、それに合わせてこのグレーを提案してくれました」
 
側壁をなくして開放的になったキッチン。カウンター部分の柱は構造上必要なものでとることができませんが、このキッチンではカウンタートップと色味を合わせて統一感をもたせることでデザイン性が高い、空間に馴染む様相となっています。戸建てリノベの場合は柱や筋交いなど、もとの構造に依存することが多く、この点でデザインへの取り込み方もインテリアのポイントになります。
 
ダイニングの壁につけた固定棚はちょっとしたギャラリーコーナー。その時々の気分で飾り付けができるスペースは、日々の暮らしを彩ってくれます。インテリアが好きな方にぴったりです。

BEST2【リビング】

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「お気に入りはリビング天井のウッドパネル。『ナチュラルな家にしたい』と伝えたところ、デザイナーさんが提案してくれました。リビングでヨガをするんですけど、木の温かみと陽の光を感じられてとっても気持ちいいんです。床はオークなのですが、全て無垢なので包まれている感じがして心地良いんですよね」
 
床も天井も木に囲まれて木視率の高いリビングは、抜群の採光性と木の温もりがあいまって、深呼吸したくなるような空間に。いるだけでエネルギーチャージできそうなリビングに仕上がりました。

BEST3【土間】

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「洋室の玄関側の壁に開口部を作って半分土間、残り半分は居室です。シューズクロークが欲しいことを伝えたら、この形を提案してくれて、今は主人のワークスペースにもなっています。最初はワークスペースの予定ではかったのですが、コロナ禍でテレワークになってから、一緒の空間でお互いに仕事をすると声が入ってやりにくかったので、この空間があって良かったと思います」
 
一部屋なくして土間にする事例は多いですが、こちらは土間と居室を同じ部屋内に作るという新しいスタイル。用途を決めてしまわずに、ワークスペース以外にもギャラリーにしたり、姿見を置いてフィッティングルームとして使ったりと、多目的に使うことができます。 自分だけの使い方ができると思うとなんだかワクワクしませんか? このようにリノベーションなら、他にはない一味違ったオリジナルな空間が叶います。
 
ちなみに、土間の床はモルタル風の塩ビタイル。塩ビタイルは質感・色ともにバリエーション豊富で、メンテナンスも〇。コストも抑えられる優秀アイテムです。

間取り

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(下から1F・2F・3F)

基本的に間取りは吹き抜けなどもとの空間が広く、既存のままを活かしています。大きく変えたのは1Fの玄関・洋室のみ。物件の良さを活かしながら、解放感やぬくもりといった好みのテイストと使いやすさを取り入れたリノベーションです。他の部分もマネしたくなるポイントがいっぱい。早速見ていきましょう。

3.お部屋ツアーその1|「しまう」よりも「見せる」玄関

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もともと下駄箱だった部分をオープン収納にチェンジ。稼働棚なので、スタイルに合わせて棚板の位置を変えることができます。今は、奥様の好きな花や小物を飾れるように高さをとっているそう。

お部屋ツアーその2|体内時計が正しくなりそうな寝室

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寝室には室内窓を設置しました。リビングとゆるく繋がって、必要な時に声をかけたり気配を感じたりと、通風や採光目的以外にも家族がつながるアイテムとして人気があります。窓枠、家具、床材と木の色を整えているのもまとまり空間をつくるポイント。
そんな寝室のアクセントクロスには爽やかかつ穏やかなブルーを選んでいます。ブルーはリラックス効果があるので寝室にオススメです。

お部屋ツアーその3|シンプル・ナチュラルで清潔感ある水回り

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洗面室も木を取り入れてナチュラルな雰囲気に仕上げました。スッキリ見えるポイントは色の統一感。グレー・ホワイト・ナチュラルウッドの3色がベースになっています。洗面台のタイル、床の塩ビタイルのグレーがトレンド感があって、オシャレ度がUPします。

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トイレのアクセントクロスは1階は濃いブルー、2階は淡いブルーグレーにしました。木で揃えた窓脇・トイレホルダーが、ほっこりとかわいいですよね。

お部屋ツアーその4|家庭の温かみを感じるオーク階段

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階段・手すりも床と同じくオークで統一しています。よくある丸みのある手すりではなく、一つ一つは角ばっていて、手すりなのに直線的なラインがオシャレのポイントに。直線ゆえに階段に沿って確度がかわるので全体として曲線のようにも見え、さらに白壁というところがどこかアートを感じさせる部分でもあります。手すり一つで階段の印象がガラリと変わるということがわかる好事例ですね。

4.収納で工夫したところ

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こちらの物件は収納が充実していたため、大きく変えたのは土間のシューズクロークのみ。その他は部分的に加えられたとのことです。それぞれのポイントについて教えてもらいました。
 
・ダイニング
「ダイニングの壁に作った固定棚は当初から絶対に欲しかったもの。ドライフラワーを飾る場所が欲しくて作ってもらいました。置くだけでオシャレに見せたかったのでオープンにしました」
 
・玄関、土間
「靴収納は土間クロークがメインです。すぐに出かけられるようにハンガーレールを付けてアウターを掛けています。これでかなり時短になりました。
 
玄関収納はダイニングと同様に、しまうよりも見せる重視。3段目が飾り付けスペース。お花を置いたりデコレーションを楽しむためにあえて高くしました」
 
・リビング収納
「これは既存のものなんですけど、一目につく場所にあるから開けてもかわいくしたくて、内側にチェックの壁紙を貼ってもらいました」

5.コスト・スケジュールの決め方

予算内に収めるためにどうされましたか?
 
「最初に希望を全部詰め込んでから削ぎ落としていきました。水回りはきれいなので変えずに使っています」
 
スケジュールを間に合わすために工夫されたことは?
 
「3月末に社宅を出ないといけなかったので、それに間に合うようにスケジュールを組んでもらいました。なので特にばたつかなかったです。意識したのは事前準備。初回の打ち合わせからスムーズに進むように、事前に伝えたい希望をまとめて、調べられることは調べたって感じです」
 
意外に時間がかかったことはありましたか?
 
「壁紙選びです。たくさんサンプルを取り寄せてもらったのもありますが、思ったよりも選ぶのに時間がかかりました」

6.内装・インテリアのアイディア

内装・インテリアともにとてもオシャレですが、デザインやテーマはどのように決められましたか?
 
「内装のテーマはナチュラル。北欧テイストを取り入れつつ、かといって完全な北欧にはしたくなかったので、シンプルな感じも加えました」
 
ご夫婦で意見がぶつかることはなかったですか?
 
「全体のテイストは私に任せてくれて、私が選んだものから主人が選ぶという感じだったのでぶつかることはなかったですね」

7.リノベーションの反省点

家づくりを振り返ってみて、反省点はありますか?
 
「住んでから思ったのはコンセントの位置です。基本的にデザイナーさんが使いやすいように決めてくれましたが、追加すれば良かったと思うところもありました。その一つがリビング収納の中。掃除機をしまっているので、ここにあれば充電できたなって。あとはスイッチの位置。3階のWICはドアの開けた向こう側にあって、位置をもっと考えれば良かったと思いましたね。

物件探しでいえば、この辺りは土地の広いお家が多く、どれが良いかで迷いましたね。この家を選んだ理由はやはり吹き抜けです。他の家と比べてもそこが一番のお気に入りで大満足しています」

まとめ

今回のポイントを見ていきましょう。
 
1、物件は将来を見据えて間取り重視
 

間取りよりも内装メインでリノベーションを考えている場合は、物件選びが肝になります。今回の事例も大半は内装で、間取りを変えたのは土間のみでした。内装や設備にこだわりたい場合は、物件選びの時点で間取りの希望を明確にしましょう。Sさんご夫婦のように将来の家族構成やライフプランを踏まえると、最適な間取りがわかります。
 
2、側壁をとってより開放的になったキッチン
 
キッチンは側壁を取ったことでより開放的になりました。ちょっとした壁でもあると無いとでは印象が大きく変わります。間取りを変えずに開放的にしたいなら、壁をとるのも一つの手。物件の構造によっては今回のように柱を残す場合もあります。デザインとして取り込めるかがポイントになります。
 
3、貼る面積で印象を変えるパネリング
 
部屋にメリハリやアクセントをつけたい時にオススメなのがパネリングです。床と素材を揃えると今回のように特別な雰囲気に。同じの空間でもガラッと印象が変わるので、ちょっと移動しただけで自然と気分も切り替わりそうですね。
 
4、斬新な発想で半分土間、半分サードプレイスに
 
今回は洋室をあえて半分残して、半分を土間クロークにするという斬新な発想でした。完全な個室でないサードプレイスは自由度高く、その時々に合わせて用途を決められるのでカスタマイズしがいがありますね。あえてフリーに使える場所を作れるのもリノベーションの醍醐味です。
 
5、吹き抜けの特性を活かした室内窓
 
吹き抜けの採光を活かしたのが室内窓です。もともと窓はありますが、設置したことでより明るく、オシャレ感も出ました。開閉できる室内窓もあるので、換気をこまめにしたい方にも○。機能性・デザイン性どちらも備える優秀アイテムです。
 
6、インテリアを楽しめる飾り棚
 
今回作った固定棚は飾り付けがメイン。固定棚はちょっとした部分に設置できるので、インテリアを楽しみたい方にオススメです。
 
7、ワンランク上の暮らしにするディテールのこだわり
 
階段や手すり、トイレの窓枠、リビング収納の壁紙などちょっとした部分もこだわりました。ディテールまで自分好みにできるのがリノベーションの魅力。細部までこだわると、暮らし自体がオシャレになったようで、毎日気持ち良く過ごせそうですね。
 
 
以上の7つのポイントで、理想の住まいとなりました。オシャレなデザインにしたい方やインテリアを楽しみたい方、オリジナリティを出したい方にはマネしたくなるポイントが凝縮したリノベーションではないでしょうか。ぜひ今回の事例を参考にしてみてくださいね。
 

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。