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お客様インタビュー

2021.05.10

vol.67【リノベ|インタビュー】テレワーカー必見。独立&在宅ワークを快適にする私のリノベ|35.31㎡

vol.67【リノベ|インタビュー】テレワーカー必見。独立&在宅ワークを快適にする私のリノベ|35.31㎡

今回ご紹介する Kさん邸は、35.31㎡とコンパクト。もとの間取りを活かしつつ、収納や自分の“好き”を加えて理想の住まいを叶えました。働き方が変化してきた中で、独立を視野に入れた在宅ワーク時の使いやすさや快適性を追求したリノベーションです。
物件探しからリノベーションでこだわった点について伺いました。
 
■リノベ費用:約620万円
■ひとり暮らし|35.31m2|1DK→1DK

1.物件探しのきっかけ|賃貸更新時に在宅ワークが進み、独立も視野に入れて家探し

家を買おうと思った経緯を教えてください。
 
「住んでいた賃貸が2年更新を控えたとき、先々仕事を独立しようと考えていたので家を購入するなら今がタイミングかなと思い、探し始めました」
 
独立を視野に入れて家探しをされたんですね。
 
「はい。在宅で仕事をすることを念頭に置いて、物件を見始めました」
 
それ以外にも「新居ではこんなふうに過ごしたい!」など、理想のライフスタイルはありましたか?
 
「独立したら自宅で過ごす時間が増えるので自炊を頑張ろうと思って、3口コンロにしようと決めていました」
 
はじめからリノベーションで検討されていましたか?
 
「最初はリノベ済物件を見ていたんです。でも、見ていくうちに『ここに壁がなければいいのに!』とか『これはないほうがいいな』と心の中でつっこんでいる自分がいて(笑)。それならいっそのこと、自分でリノベーションしたほうがいいと思って方向転換したんです。物件からリノベーションまで一括でできる会社を探し始めました」
 
他社はご覧になりましたか?
 
「もう一社見ていました。リノベ不動産さんにした決め手は熱量。別の会社からはあまり強い想いというか、熱意をそこまで感じなくて。それに対してリノベ不動産さんは『ここはこうしたらどうですか?』と最初からすごく熱心に提案してくれたし、過去の建築事例もオシャレだったのでお願いしました」
 
物件選びの優先順位を教えてください。
 
「まずはエリアです。実家に自転車で行ける範囲で考えていました。普段から自転車に乗るので、駅近かどうかはそこまで気にしていませんでした。次に日当たり、そして広さです。はじめは住宅ローン減税対象になればと思っていたけど、ひとり暮らしにしては広いかなと。自分にとって最適な広さを意識して探しました」
 
何件ご覧になって、こちらの物件にされたんですか?
 
「6件ほど見ました。その中でここは日当たり抜群で、しかも角部屋。このエリアは最初候補ではなかったのですが、なじみがある沿線だし実家にも割と近いので良いと思いました」
 

2.お家の中の、"好きな場所3つ"|描いた暮らしを叶えてくれる場所

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間取り左:Before | 右:After

「暮らしを彩るマイベスト空間ベスト3」をお伺いしました。

今回は、部屋としての間取りは大きく変えていません。キッチンの配置やサイズ、収納などライフスタイルに合わせてリデザインされました。コンパクトなマンションの場合は、もとの間取りそのものの導線が整っていることも多く、あえて大きな変更する必要がないケースも多くあります。つまり、予算配分としてもこだわりたい部分に思い切って投入できるというわけです。

最もこだわったのは、「フルオーダーで作った引き戸」。さらに自分の好きな色を取り入れて心地良い空間に仕上げました。
 
では早速、ベスト3を見ていきましょう!

BEST 1【リビング/寝室】

vol.67【リノベ|インタビュー】テレワーカー必見。独立&在宅ワークを快適にする私のリノベ|35.31㎡

「リノベーションでしたかったのがブルーグリーンを取り入れることだったんです。在宅ワークで一日のうち、長く過ごす場所なので色にもこだわりたいと思って。自分が好きな色味を取り入れて、心地よく過ごせるようになりました。
また、この引き戸はフルオーダーでお願いして、閉めていても開放的なデザインになるようにしています。」
 

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とてもオシャレな引き戸でステキですね。
 
「ありがとうございます。もとは3枚の引き戸だったんですけど、当初に全てなくす案が出たんです。広く見えるのはいいんだけど、戸がないとエアコンの効きが悪くなりそうだから嫌だなとか、それなら閉めても開放感がある扉にするのが良いかなとなって、一から作ることにしました。実家にある雪見障子(上半分は障子、下半分はガラスをはめこんだ建具)をモデルに、洋の要素を取り入れたデザインにしました」
 
壁に収めても、少し出る仕様なんですね。
 
「あえてこういう形にしました。開ききっても少し出ているほうがデザイン性があるかなと思って、全部入らないようにしました」
 
引き戸の透明な部分はガラスと思いきや、全てアクリル板とのこと。3種類のアクリル板を使っています。アクリルだと軽くなり開閉しやすくなります。コストを抑えられるメリットも。自分の予算内で理想のデザインにできるのがフルオーダーの魅力です。

内装はどうやって決められましたか? 
 
「この引き戸を中心に合う色合いを考えました。最初は床をもっと濃いブラウンにしようと思っていましたが、引き戸が白なので少し明るめのブラウンに変更。せっかくなら好きな色も欲しいと思って、アクセントクロスでブルーグリーンを取り入れました」
 
そのままだとベーシックな空間が、ブルーグリーンを取り入れただけでパッと鮮やかな印象に。シンプルなベースにアクセントカラーが際立ちます。好きな色があるとモチベーションが上がって気持ちよく仕事ができそうですね。

BEST2【トイレ】

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「自慢は手洗い器で、ピンクゴールドの蛇口がポイントなんです。選んでいるときに、他にも色があったのですが、せっかくならあまりない色にしようと思いました。友人が遊びに来たときに『かわいい!』と言って真っ先に写真を撮った場所です(笑)。我が家の“映え”スポットなんですよ。」

ピンクゴールドの蛇口・配管が目を引くトイレには、壁とタイルをブルーにして爽やかな空間に仕上げました。
 
トイレの内装はどのように決められましたか?
 
「トイレのタンクに水栓が付いているのは絶対に嫌だったんです。それで手洗い器を取り入れることに。この手洗い器を決めるのが結構大変でした。たくさんあるデザインの中からパーツを一個ずつ決めないといけないし。色は他にゴールド・シルバーがあったのですが、ピンクゴールドってあまりないのでこれにしました」
 
手洗い器はあるだけでオシャレになるトイレの格上げアイテム。水栓の色でトイレ全体の印象が大きく変わります。
 

BEST3【浴室】

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「もとから入っていた浴槽よりも大きいサイズの浴槽に変えました。ゆっくり浸かれて疲れを癒せる空間です」

洗面室は、入り口を少し斜めにしました。ゆとりが生まれ、広さを感じさせる小ワザです。


今回お伺いしたBEST3は、リノベーションの中でも最もお気に入りの場所です。こだわったからこそ、オリジナルの、自分だけの癒しの空間が叶いました。

さらに、そのほかのリノベーションについてもお伺いしていきましょう。

3.お部屋ツアーその1|窓際に配置を変え!明るく、使いやすくなったキッチン

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キッチンはどのように変えられましたか?
 
「もとは反対側にあったのですが、内見時から担当さんにこの位置を提案されました。窓際にあると換気もできるので変えて良かったです。今冷蔵庫がある場所は、以前は収納でした。収納がなくなった分カウンターの幅も広げられて、冷蔵庫を置けるようになりました」
 
確かに、天板が一般的な幅よりも広いですよね。
 
「天板は長くしてもらいました。なので、キャビネット収納は途中で終わっています。空いた部分は自分でラックを置いてカスタマイズしました」
 
レイアウト変更によって、工事中に困ったことはなかったですか?
 
「冷蔵庫の裏側が浴室だから配管がまとまっているとのことで、特に問題はなかったです。段差をつけずに済みました」

お部屋ツアーその2|日頃の習慣を取り入れた玄関回り

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玄関はどのように変えましたか?
 

「広さは変えずに床のタイルと靴収納の引き戸を変えました。玄関回りのこだわりはコンセント。玄関上がってすぐのところに三角コーナーを作って、その下にコンセントを設置しました。この場所にコンセントは必須!電動自転車の電池を充電してすぐに持ち出せるようにしました」
 
家づくりで必ず悩む一つがコンセントの位置です。なかなか想像しにくい部分ではありますが、普段の生活習慣や置く物を考えると想像しやすくなりますよ。

4.収納で工夫したところ

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■玄関(写真左)
・オープンタイプの三角コーナー
・細々した物を置いたり、思い出の写真や置き物を飾ったりとデッドスペースを有効活用できます。
 
■リビング(写真右)
・クローズタイプの吊り戸棚
・天井高を活かした吊り戸棚は見た目にもすっきり。上に収納がまとまっているのでデスクとシェルフの場所を確保できます。出し入れできるのもポイントです。
 
■キッチン
・クローズタイプ、内側はハンガーレールと枕棚を設置
・前にキッチンがあった場所には、新たにクローズタイプの収納を作りました。リビング以外の収納は普段使わないものや季節柄でない物、大きい物などをしまえます。

5.内装、費用・スケジュールの決め方

内装のデザインは何か参考にされましたか?
 
「全体的にこれというのはなくて、インターネットでワードを入れて検索しました。例えば『おしゃれ・キッチン』とかで調べました」
 
予算配分やスケジュールで工夫されたことはありますか?
 
「予算については最初にやりたいことを全部詰め込んで、そこから削って調整しました。抑えたのはリビングの引き戸のアクリル板と造作家具。本当はデスクも造作にしようとしたんですけど、予算オーバーになるので自分で家具を買いました。スケジュールは特に制限は設けなかったです」
 
今回の家づくりを振り返ってみて、反省点はありますか?
 
「家自体には大満足ですが、強いていうなら高速道路の近くにすればよかったなと。仕事柄、車で移動するので高速が近いとスムーズだったなと思います。車を使う人は高速近くをオススメします」
 

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、物件の立地は自分の移動手段を基準に
 
物件探しとなると駅近を重視しますが、Kさんのように自転車を使う場合は駅近にこだわる必要はありません。何かにこだわる分、他の条件を緩めると物件の選択肢が広がります。
 
2、建具を軸に内装決め
 
内装がなかなか決まらないときは、こだわりたいものを中心に考えていくと決まりやすいです。今回の場合なら、リビングの引き戸を軸にしてそれに合う内装を考えていきました。テイストが決まらないときは、アイテムを中心に考えるとスムーズに進みますよ。
 
3、好きな色味はアクセントカラーで際立たせる

寝室・トイレにはブルーグリーンのアクセントクロスを取り入れました。全体的にベーシックな空間でも、アクセントカラーでガラッと印象が変わります。好きな色味を入れるだけで、その空間が何倍もお気に入りになりますね。
 
4、キッチンの位置は内見時に確認すると○
 
物件によりますが、キッチンを大幅に変更しても段差をつけずに済むこともあります。内見時にデザイナーが教えてくれることもあるので、叶えたいキッチンのイメージがある場合は内見時に確認するといいでしょう。
 
5、希望を反映できるフルオーダー
 
細部までこだわった引き戸はフルオーダー。抜け感があるこだわりぬいたデザインで開けても閉めても様になる自慢のアイテムです。フルオーダーなら空間全体のバランスを見ながら細部までこだわることができます。予算内で素材やデザインを決められるのもフルオーダーならではの魅力です。
 
6、コンセントの位置は日頃の習慣を振り返って決める
 
家づくりで多くの人が悩むコンセントの位置。普段の生活パターンや物を置く場所を考えてみると、自ずとどこに必要かがわかります。また、コンセントは最低限の数で考えず、少し多めくらいと思う考えておくといいでしょう。
 
7、ちょっとしたスペースに収納を作って有効活用
 
今回の事例では、玄関の三角コーナーやリビングの吊り戸棚などデッドスペースや天井高をうまく活用して作りました。リノベーションでは、まさかと思う場所に収納を作れます。
 
 
以上の7つのポイントで理想の住まいとなりました。間取りを大きく変えなくても少し加えるだけで、より良くなるのがリノベーションの魅力です。これからリノベーションをする方はぜひ参考にしてみてくださいね。
 

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