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vol.54【リノベ|インタビュー】猫と私がくつろげる、出窓コーナー「陽だまりスペース」のある家

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vol.54【リノベ|インタビュー】猫と私がくつろげる、出窓コーナー「陽だまりスペース」のある家

今回ご紹介するKさん宅は、猫と暮らす方に見ていただきたい事例です。愛猫2匹と快適な毎日を過ごす住まいには、たくさんの工夫が詰まっていました。人も猫も心地よい空間はどのようにして生まれたのでしょうか。
Kさんに物件探しからリノベーションでこだわった点についてお伺いしました。
 
■リノベ費用:約900万円

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物件探しのこだわりは「出窓」

家を購入しようと思ったきっかけを教えてください。
 
「以前は8帖の1Rに住んでいましたが、保護猫を2匹飼い始めたら手狭になったので引っ越しを考えました。最初は賃貸でもう少し広いところを考えましたが、予算内だと希望に合う物件が見つからなくて。それなら中古物件を買おうかなと思い始めました。新築は見なかったです。どのみち、猫がいるから傷がつくと思って」
 
最初からリノベーションでお考えでしたか?
 
「最初はリノベ済物件を探していました。WEBで気になった物件をリノベ不動産さんが取り扱っていたのでショールームに行きました。ショールームを見たときからリノベーションってステキだなと思い、物件を見ていくうちにどんどん楽しくなっていって。この楽しい時間をもっと過ごしたいなと思って、自分でリノベーションをしようと思うようになりました。物件探しとリノベーションを一括でできるのもいいなと思いました」
 
他のリノベーション会社はご覧になりましたか?
 
「見ていません。すぐにリノベ不動産さんに決めました。決め手は皆さんの人柄です。営業さんが話しやすくて、緊張しやすい私にはそれが安心感につながりました。初回のヒアリングからしっかり聞いてくれたのも好印象。もうここにお願いしようと思いました」
 
エリアはどうやって決められましたか?
 
「前の住まいが会社から少し遠かったので、出社しやすいエリアを見ていました。あとはターミナル駅へのアクセスの良さも重視しました。そうやって絞ったエリアで15件ほど内見しました」
 
物件探しで譲れなかったことはありますか?
 
「出窓です。ホテルに行ったときに、窓の側でゴロンとして空を見上げるのが好きなんですけど、そういうスペースが自宅にも欲しいなと。最初は出窓がある物件を探していましたが、大きな窓で下に棚を作れるスペースがあれば出窓になると聞き、それからはそれができるかどうかを見ていました。教えてくれたおかげで、物件の選択肢が一気に広がりました」
 
こちらの物件の決め手は?
 
「眺望の良さです。ここは7階の7階。見晴らしが良いし、しかも角部屋だったので気に入りました。管理状態が良かったのも好印象です。築25年ですが、植栽がキレイで築年数のわりに手入れが行き届いているなと。しっかり管理されていると思いました」

ペット可物件を探す上で大変なことはありましたか?
 
「ペットが飼える物件は少ないことに加えて、販売チラシに飼育有無の記載がない物件もあるので、営業さんが逐一確認してくれました。また、気に入ってもペットが飼えない物件もあったし、飼える物件が見つかっても予算オーバーしたりして、営業さんと一緒に苦戦しました。ここの物件は希望していた駅からの徒歩分数を1分伸ばした結果、見つかった物件でした」
 
ペット可物件は一般的な住まいと比べると母数が少ないのは事実です。しかし、条件を整理していけば見つかります。気をつけたいのはWEBの情報です。ペット可と書いてあってもマンションで定められている「管理規約」を見るとNGの場合でもあるので、一人で探すよりも不動産会社と一緒にで探すほうが労力を抑えられます。また、物件によってはペットの頭数制限や体長制限(体長〇〇㎝以下までなら可など)、鳥類等は可能でも犬猫はNGなどもありますので、事前に規約は確認しておくのがおすすめです。

ソフトな北欧テイスト

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3LDKから2LDKのリノベーション ですが、間取りはどのように決められましたか?
 
「リビングを広げて出窓コーナーを設けるために、一部屋減らして二部屋にしました」
 
もともとあった洋室を取り壊してLDKに取り込み、一続きの広い空間にしました。Kさんこだわりの出窓コーナーはリビングの一角にあり「陽だまりスペース」と呼んでいるそう。

リビングとはまた違い、ぼーっとできたり思いにふけったり、のんびり過ごせる空間なのだそうです。リノベーションでは自分だけのアイディアで、こういったサードプレイスも造ることができます。他の家にはない自分だけのお気に入り空間はワクワクしますね。
 
内装はどうやって決められましたか?
 
「北欧テイストをテーマに木を多く取り入れました。気をつけたのは個性的になりすぎないこと。将来売却する可能性がないとは言えないので、特徴が出すぎないようにしました」
 
白壁・木・アクセントカラーの組み合わせはどんなテイストでも取り入れられますが、木資源が豊富な北欧のように、白をベースに天然木をふんだんに使うと温かみのある北欧テイストになります。また冬が長い北欧では室内環境を大切にしているそう。アクセントカラーは、そいういった遊び心の表れなのかもしれませんね。リビングのドアは落ち着いたブルー、アクセントクロスは爽やかなターコイズにして空間に彩りを添えました。キッチンのカウンターは床よりも少し濃い色にして、落ち着いた印象に仕上げています。

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リビングの壁にはクローズ収納を設置しています。お部屋がすっきり見えていたのは、この収納のおかげかもしれません。リビングには生活感の出がちな雑然とした小物が必要な場所。天井いっぱいの収納があれば必要なものを身近に収納もでき、常にキレイな状態もキープできますね。

収納扉に取手がないデザインや、壁と同色の白い扉は、大型なのに存在感をあまり感じないスッキリ見せのポイントになっています。

愛猫たちも快適に過ごせる陽だまりスペース

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陽だまりスペースは、愛猫たちが快適に過ごせるためのこだわりがいっぱい!猫も大満足のしつらえです。
 
猫と暮らす家づくりでこだわったことは?
 
「キャットステップとキャットウォークです。最初は自分でキャットタワーを作るつもりでしたが、倒れるかな?と思ったので作ってもらいました。喜んで駆け上がっているので作って良かったです」
 
窓まわりにはキャットステップとキャットウォークを設置しました。猫たちが自由気ままに過ごせる空間です。窓の前にはカウンターを作ったので、ここに椅子を持ってくれば外を眺めながら読書や仕事ができます。愛猫たちと一緒にくつろげる憩いの場です。

 

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薄いブルーの壁のお部屋は寝室になっています。室内窓を取り入れ、陽だまりスペースからさしこむ柔らかな光が、寝室にも届きます。

壁に室内窓があるだけで、抜け感が出で空間全体の解放感もアップします。何かワンポイントを取り入れたいときにもオススメのアイテムです。

キッチンは壁を取り払い、開放的に

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キッチンはどのように変えられましたか?
 
「開放的なキッチンにしたくて最初はアイランドキッチンを検討していましたが、予算がどんと上がるので、今の形にしました。もとから対面式でしたが、壁があって閉塞感があったので、リビングと一体感が出るようにあえて全部見えるようにました」
 
カウンターは木のパネリングでカフェ風に仕上げています。ペンダントライトとカウンターは相性抜群。オシャレな雰囲気が漂います。キッチンの背面には収納を兼ねたシンプルな作業台を設置しました。背面にあると、すぐに物を取り出せたり作業できたりするので効率良く動けます。壁に棚をつけると、時計やちょっとした物が置けて便利です。お気に入りの物を置いて、インテリアを楽しむこともできますね。

猫もうれしい通り穴

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キッチンにも、愛猫のための場所をつくりました。
 
作業台の下にある穴は何ですか?
 
「猫穴です。キッチンの隣が洗面室なんですけど、猫のトイレを置いているので、すぐに猫が行けるように作ってもらいました」
 
ペットと暮らす上で手間になる一つがドアの開け閉め。このようにペット専用の通り穴は作れば、毎回ドアを開け閉めしなくてもいいので便利です。猫も自分のタイミングで行けるのでストレスが溜まりませんね。縁取りはLDKに合わせて木を使いました。

余白・空間を楽しむ玄関

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この玄関がまたスッキリしていて、個性が出るところですね。実際、住む方によっても大きく異なるの玄関デザイン。このスッキリの理由は、もともとあった下駄箱をとっていること。そして靴はリビング収納にしまっているそうです。

玄関を常にキレイな状態を保ちたい場合、このように思いきって靴収納をとってしまうのも一つ。一般的な概念にとらわれず、ライフスタイルにあわせて自分の好みに家づくりをできるのが、リノベーションの醍醐味ですね。この玄関は広さがあるため、もし収納が必要になったら後から収納アイテムを置くこともできます。そういった可変性も楽しみなのだそうです。

幅を広げてオシャレにした洗面室&トイレ

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洗面室とトイレはどのように変えましたか?
 
「どちらも狭かったので広げてもらいました。内装もLDKと同じように白と気をベースにしています。洗面台の下はオープンにして、猫のトイレが置けるようにしました」
 
広い洗面室は憧れポイントの一つ。狭いところが落ち着くけど、狭すぎるのはちょっと…という微妙な女子ゴコロを叶えてくれるのがこの洗面所。この空間では、入浴後のケアもお化粧タイムも至福の時間になるわけです。こちらのインテリアはリビングと同様、ブルー系のタイルで北欧風に統一しています。

トイレにはニュアンスカラーのアクセントクロスでオシャレな空間に仕上げています。ペーパーホルダーとタオルバーはアイアン製。マットブラックが空間の締め色になっていますね。

リノベーション中に困ったこと

何かリノベーションで困ったことはありましたか?
 
「決めないといけないことが多かったので大変でした。特に大変だったのはキッチンカウンターと床の色。なかなかイメージが湧かなくて、サンプルや事例を何度も見ながらアドバイスをもらって、ようやく良いと思える組み合わせを見つけることができました。
 
あと悩んだのは段差です。配管の関係で水回りに段差をつけるか、床全体を底上げするかで悩みました。天井を高くしたかったので、床は底上げせずに水回りだけ6cm段差をつけました」

リノベーションをされる方へメッセージ

最後にKさんから、リノベーションをされる方へ向けてメッセージをいただきました。
 
「自分のイメージを伝えるときに『こんなこと言ってもいいのかな?』と躊躇すると思うのですが、迷わずにどんなことでも伝えるのが良いと思います。うまく伝えられなかったとしても希望を汲み取って提案してくれるので、遠慮せずに言ったほうが良いと思いました。私も想像していなかったことを様々な角度から提案してくれたので、選択肢が広がりました。その中から、コストやデザイン的に自分に合ったものを選んで行けるので、満足度も上がると思います。
 
物件選びは、初めて見る時の汚さは衝撃的かもしれませんが、気にする必要はないと思います。最初はあまりの状態にリノベーションできるか想像ができませんでした。でも、営業さんから『ここは壊し甲斐があるから大丈夫ですよ。今は想像できないかもしれませんが、それよりも立地や窓からの眺望などで検討するといいと思います』と言っていただいたので決められました。
 
私のようになかなか決められない方は、物件を探すこともリノベーションも一括でできる会社がわかりやすいと思います。それぞれ別の会社だと説明が違うこともあるので、一貫して説明してくるほうが迷わないと思います。物件選びのときも、リノベーションの観点で物件を説明してくれたのでわかりやすくて助かりました」

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、物件選びはトータルで判断を
 
中古物件は築年数を気にされる方が多いと思いますが、それだけで選ぶのはもったいないです。Kさんのように管理状況や眺望など築年数に捉われずに探してみると、物件の選択肢が広がります。また、内見時の状態が良くなかったとしてもリノベーションで一新するので、他の部分に目を向けて検討するのがおすすめです。一つのことに絞りすぎずにトータルで見ると、自分が本当に求める物件と巡り合えますよ。

2、ペット可物件を探し際は事前の下調べが必須

ペット可物件は一般的な住まいと比べると母数が少ないですが、物件に求める条件を緩和すれば見つけることは可能です。また、飼えたとしても物件ごとにマンションで定められている「管理規約」が異なる場合があるので、事前に規約を調べることは必須です。注意すべきはWEBの情報。飼育OKとあっても規約を見たら違うこともあるので、ちゃんと調べる必要があります。時間も労力もかかるので、そういった部分は不動産会社にお願いするといいでしょう。

 
3、出窓が欲しいなら窓まわりを見てみる
 
出窓が欲しい場合、物件の選択肢が限られそうですが、そんなことはありません。窓周辺に棚を作れる余裕があれば出窓スペースが作れます。リノベーションでは自分が欲しいものを作れるので、自分の希望ができる環境かどうかを見ると物件選びも広がります。

 
4、将来を見据えた内装決め
 
リノベーション時に将来の売却を考えている場合、内装は飽きのこないベーシックなものがいいでしょう。とはいえ、自分の好みにしたいもの。Kさん宅は白と木をベースに、アクセントクロスタイルで好みを取り入れました。取り入れる色味は同色系にすると統一感が出て、個性も出過ぎません。色の選定や配分がわからない場合は、デザイナーと一緒に考えるとベストな方法が見つかります。
 
5、自分だけのお気に入りスペースを作る
 
お気に入りスペースは個室だけではありません。リノベーションでは空いているスペースを有効活用して自分が欲しいスペースを作ることができます。Kさん宅の「陽だまりスペース」はまさにその一つ。一般的な住宅の概念にとらわれずに、自由な発想でお気に入りのスペースを作れるのがリノベーションの魅力です。
 
6、猫の特性に合わせたしつらえ
 
愛猫たちの快適性にもこだわり、陽だまりスペースにはキャットステップとキャットウォークを、キッチンと洗面室の壁には猫穴を作りました。自由気ままな猫は自分のペースで動きたいもの。お気に入りの場所や通り道を作ってあげると、ストレスも溜まらずに元気に過ごせますよ。内装に合わせて作れるので、デザイン面も心配ありません。
 
7、玄関収納はリビング収納に集約
 
玄関に生活感を出したくなかったり、広くしたかったりする場合、玄関収納をあえて作らない場合もあります。その分、別の場所に大きな収納を設け、一箇所でいろいろな物をしまうのも手です。収納をまとめると何をしまっているかを把握しやすく、広さが欲しいスペースを広げることができます。

 
以上の7つのポイントで、理想の住まいを実現されました。自分だけのオリジナルスペースや猫に配慮した設備など、リノベーションだからこそできる工夫がたくさん詰まっていましたね。今回の事例を参考に、リノベーションで自分の使いやすいように足したり引いたりして、世界でただ一つのオリジナルな住まいを叶えてみてください。
 

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。