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2020.11.18

【DIYにトライ】浴室の天井を自分で塗装するなら

【DIYにトライ】浴室の天井を自分で塗装するなら


長く住んでいると、家の中のあちらこちらに見られる傷みや汚れ、カビなどが気になってきます。特に浴室は常に湿気にさらされている分、汚れの目立ってしまうスポットです。そして天井は容易に手が届かないので、メンテナンスが大変なこともあります。浴室天井のメンテナンスでよく採られる手法が塗装です。今あるものに、上から塗装をしていきます。今回はどのような形で天井を塗っていけばよいのか、詳しく解説します。


 

浴室の天井を塗装する

浴室の天井は、普段はあまり気にならないものの、よくよく見ると、汚れやカビなどが発生していたりするスポットです。
 
ここでは、浴室天井を塗装する際に、どのような対処が可能なのかを解説していきます。
 
浴室内の壁材がモルタルで塗装されたものであれば、すぐにDIY塗装を始めることができます。他の素材であれば下地材を塗る必要があります。


塗装までの準備

天井の塗装に関しては、下準備が大事になります。天井にはホコリはたまりませんが、意外と汚れているものです。脚立やはしごを用いて汚れを落としていきます。目立つ黒カビも取ってしまいましょう。電球や照明も外します。
 
小さな剥がれや溝ができていたら、パテで埋めましょう。
 
天井が合板などで作られている場合は、そのまま塗装することができません。下地を作ることが必要になります。ホームセンターなどでは、スプレータイプの下地づくりキットがあるので、こちらを購入して作っていきましょう。
(参考:染めQテクノロジィ「ミッチャクロンマル」)

 
塗装手順
 
「養生」
まず床を養生します。浴室用の塗料はほとんどが水性なので、こぼしても乾燥前であれば拭き取れますが、養生シートで保護しておけば無駄な手間が省けます。そして、マスキングテープで、配線は電気接点などを養生します。合わせて、浴室内の外せるものはすべて外しましょう。
 
「清掃」
天井の汚れをきれいに落とします。すでに黒カビが発生しているようであれば、カビ取り洗剤を使って、落とせるだけ落とすようにします。落とせない汚れは、やすりなどを使うのも手です。やすることで、塗料のノリがよくなる場合もあります。
 
「塗装」
まず、隅から塗り始めていきます。小型のハケで丁寧に塗っていきましょう。使用するペンキによっては、液ダレ防止作業が必要になります。その場合は、別途内装施工用のコーキング材を用意します。天井に接している壁に貼ったマスキングテープの上に、コーキングを施しましょう。これでと液ダレを防ぐことができます。面積の広い部分はローラーで大胆に塗っていきます。塗料を付けすぎるとムラができやすいので、少しかすれる程度を目安にすると良いでしょう。ひとまず全体を塗り、まず乾燥させます。その後、2度目の塗装を行います。色ムラが気になっても後で修正が可能なので、慌てないことが肝要です。
 
浴室を使用できるまで乾燥するのには、通常2日から3日かかります。この点は塗料によって違いがあるので、事前に確認しておきましょう。

 

素人が浴室の天井を塗装するメリットとデメリット

メリット

まず、圧倒的なコストパフォーマンスです。業者に頼むのとほぼ5分の1以下の金額で塗り終えることができます。
 
ホームセンターやネット上には、多くの色のペンキが並んでいます。その中から自分の好みの色を選んで塗っていくことができます。

(参考:ぬりはり「浴室塗装の価格」
(参考:家仲間コム「浴室塗装リフォーム/塗り替えれば費用も安く抑えられますよ!」
 

デメリット

素人による作業ですから、細かい仕上げになっていなかったり、色ムラが出てくるのは致し方ないところでしょう。美しさを念頭に置くのであれば、業者に依頼しましょう。
 
また防カビ等、うまく塗料を選ばないと、汚れが悪化してしまうこともあります。分からない点は、ホームセンターの販売員などに相談しましょう。
 
時間が取られる点もデメリットといえるでしょう。休日のほぼ丸1日が塗装作業でつぶれることになります。
 
浴室内の損傷が激しい場合、素人では対処できません。ここは素直に業者に対応をお願いしましょう。
 
また天井塗りの場合、慣れない姿勢での作業が続きます。体の不調を自覚したら、休憩を入れるなど無理をしないことも大切です。

 

浴室の天井塗装で便利なアイテム

ローラー式のハケと通常のハケは必需品です。そのほか高いところを塗る際に便利な伸縮式の継ぎ柄、塗りたくない場所を保護する養生シート、マスキングテープ、使い捨ての雨かっぱなどがあると便利です。ペンキは「浴室用・防カビ仕様・ツヤなし」のものが使い勝手がよいです。


 

浴室の天井塗装の事例

リフォーム後の写真を以下に掲載します。

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浴室の天井塗装を依頼したい場合は

浴室の天井塗り替えに際して業者に対応を依頼した場合には、平均して4万円から6万円程度かかります。DIYですと、ペンキや備品を合わせて購入しても5千円から1万円程度です。
 
とは言え、仕上がりを気にする方や、痛みの激しい浴室であれば、まず業者に相談することをおすすめします。


(参考:ナフコオンラインストア「かべ・浴室商品群」



 

まとめ

いかがでしたか?今回は浴室天井の塗装について、DIYでどう対処可能なのか解説しました。
 
浴室全体ではなく、天井のみ、壁の一部のみの塗装といった範囲を限定したDIYであれば素人であっても取り組みやすいです。
 
自宅のリフォームというのは、増築など大規模リフォームだけではありません。日々の生活の中で「もう少しこうだったらいいのに」という点の改善もリフォームです。素人DIYでは、そういった気づきや思いをフォローできます。
 
取り組みやすいところからチャレンジして、自身で対応できる範囲を増やしていきましょう。手作りで家庭環境を改善していくのは、やりがいのある作業です。
 
DIYリフォームで、ちょっと便利な未来を作ってみませんか?

 

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