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家の築年数はどこまでが許容範囲?築年数にまつわるあれこれを一挙ご紹介!

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家の築年数はどこまでが許容範囲?築年数にまつわるあれこれを一挙ご紹介!


中古物件を購入する際、築年数が古いほど価格が安く手に入れやすいというのが一般的です。ただ、築年数が古いと気になるのが安全性ですよね。

そこで今回は、家の築年数はどこまでが許容範囲なのかという視点に立って、築年数にまつわるトピックスを一挙ご紹介。正しい知識を学んで、家選びの参考にしましょう。
 

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家の寿命とはどれくらい?

築年数の話をする大前提として、皆さんは家の寿命がどれくらいかご存じでしょうか。家の寿命は、木造・鉄筋コンクリート造といった構造によって異なってきます。通常、木造よりも重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造の方が寿命は長いとされているのです。
 
家の寿命を考える上で一つの基準になるのが「法定耐用年数」。これは減価償却の計算に用いる基準で、法定耐用年数を超えた建物は「税務上資産価値がゼロ」ということになります。構造ごとの耐用年数は次の通りです。

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(出典:東京都主税局「減価償却資産の耐用年数表【建物】」

ただし、この年数はあくまでも法律上定められているもの。実際には、耐用年数を超えても十分快適に暮らせる家も多くあります。
 
上記を踏まえると、しっかりとメンテナンスしている場合であれば木造で30年以上、鉄筋コンクリート造であれば50年以上、住み続けられる可能性があるのです。
 

築年数が古いなら気にしておきたい耐震基準

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家の寿命と合わせて気をつけたいのが、耐震基準を満たしているかどうかという点です。耐震基準はこれまでに何度か見直されており、その度により高い耐震性が求められるようになっています。築年数を考える際には、「旧耐震基準」「新耐震基準」「2000年基準」を押さえておくといいでしょう。

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マンションの場合は新耐震基準を満たしているかどうか、木造の場合には2000年基準を満たしているかどうか、というのが一つの目安。築年数が古い物件では、特に注意が必要です。
 
1981年5月31日以前に建てられた物件を検討するのであれば、過去に耐震診断が行われているかをチェックしましょう。その上で、十分な耐震性が保証されている、もしくは必要な耐震改修が行われていれば問題ありません。
 
築古の中古戸建購入を検討している場合、購入後にリノベーションと合わせて耐震改修を行うというのも有効です。
 

住宅ローン控除にも築年数が関係する?

マイホームの新築・取得・増改築時に住宅ローンを組んだ場合、一定の要件を満たせば、所得税額から控除を受けられる「住宅ローン控除」。中古住宅を取得する人も対象になるので、控除を受けようと考えている人も多いのではないでしょうか。
 
控除を受けるにあたり、築古の中古住宅を取得する場合には要注意。住宅ローン控除を受けるには、取得する住宅が築年数20年以下(マンションなどの耐火建築物であれば25年以下)であることが条件とされているのです。
 
これだけだと、築年数が20年以上(マンションなら25年以上)の住宅を購入する場合は控除が受けられないということになりますが、実は築古物件でも控除を受ける方法があります。
 
近年の度重なる税制改正により、次の条件を満たしていれば、築年数に関係なく住宅ローン控除の対象範囲内とされているのです。
 ・耐震基準に適合していると証明されている建物であること
 ・取得日までに耐震改修を行う旨を申請し、改修後耐震基準適合が証明された建物であること 


つまり、築古物件であっても必要な耐震診断・耐震リフォームを行い、証明書を提出すれば控除を受けられるということ。煩雑な手続きが必要になる場合もあるので、事前に申請の流れを確認しておくといいでしょう。
 

築年数の古い住宅をさらに長持ちさせるには?

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多くの人にとって、「家は人生最大の買い物」と言われます。家族の思い出を紡ぐ場所でもありますから、できる限り長く大切に住み続けたいものですよね。続いては、築年数の古い住宅をさらに長持ちさせる方法について見ていきましょう。


日々のメンテナンスがすべての基本
住宅を長持ちさせるため、もっとも基本となるのが日々のメンテナンス。定期的に清掃をして綺麗に保つことが、住宅を長持ちさせるための近道です。欠かさずメンテナンスをしていると、住宅のちょっとした異常や変化にもすぐ気づくことができます。


住宅にも健康診断と治療が大切
日々のメンテナンスに加え、ある程度の周期で定期点検を行うことも大切です。2〜3年に一度は、プロに依頼して見えない部分まで点検してもらいましょう。点検で異常が見つかれば、すぐに適切な処置を施します。まさに「住宅の健康診断と治療」をしっかり行うことで、寿命を延ばすことができるのです。

 
必要に応じてリフォームやリノベーション
築年数が古くなり、不便さや経年劣化が目立つようになってきたらリフォームするのも有効。費用対効果を見極めた上で、部分的に行うのか、全面的に行うのかを決めるといいでしょう。 

また、ライフステージや時代に合わせて機能を刷新したい場合には、リノベーションを検討するのもおすすめです。新たな付加価値を生み出すリノベーションを行うことで、より長く快適に暮らせる家に進化させることができます。
 

まとめ

中古で家を買うとなると、築年数は気になるもの。「築年数が古い=安全性が心配」と考えがちですが、正しくメンテナンスや修繕を行なっていれば、数十年にわたって快適に住まうことも可能なのです。築古物件には立地や環境が魅力的なものも多くありますので、築年数の古さをカバーできる方法があるなら、住まい選びの候補に加えるのもいいかもしれませんね。
 
以上、今回は家の築年数にまつわるトピックスをまとめてご紹介しました。
 

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。