オシャレなキッチンの吊り棚活用法【5選】

吊り棚は天井から吊下げられている棚のことで、対面式オープンキッチンのアイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどの上部に設置されているのを多く見かけます。

今回ご紹介する吊り棚は、オープンスタイル。扉付きタイプに比べて抜け感があり、収納スペースを増やすだけでなく、少し手を加えるだけであっと驚くオシャレなインテリアになるのです。

吊り棚を使用するメリット

吊り棚を使用するメリットを見てみましょう。

収納スペースを増やせる
上でも触れましたが、吊り棚はオシャレに収納スペースを増やせます。普段あまり使わないものを飾っておくのもいいかもしれません。

空間を有効活用できる
吊り棚はその名の通り吊り下げて使うので、物が置かれていない空中の広い空間を活用できます。吊り棚に物を置くことでテーブルやキッチンなどに直接物を置かずにすむので、すっきりとした空間を保てます。テーブルやキッチンをすっきりと保つことができれば掃除もラクになりますね。

開放感がある
吊り棚は吊り戸棚と違い扉がないため、開放的な空間を演出することができます。

吊り棚を使用するデメリット

吊り棚には便利な面もありますが、一方で残念な点もあります。安全面に配慮をしないと危険な場合もあるのでしっかり確認してくださいね。

賃貸だと設置が難しい
吊り棚は天井に穴をあけて吊るすので、賃貸物件だと設置が難しい場合が多いでしょう。退去時の原状回復費用が高額になってしまう場合があります。また天井の構造にも左右されます。下地が入っていたり、耐久性のある天井材にビスを締める必要があります。耐荷重がオーバーすると、天井崩れや少しの地震でも落ちてくる危険もあります。

大きすぎるサイズだと、空間バランスを崩す
設置する吊り棚の大きさによっては視界に入ったときに圧迫感があり、邪魔に感じるかもしれません。あまり大きすぎないものを設置するとよいでしょう。

掃除の手間がかかる
人によっては、掃除がめんどうに感じるかもしれません。高所の掃除が苦手な場合は、慎重に検討をすると良いでしょう。

吊り棚をオシャレに見せる工夫や小物

近年はDIYの流行により、多くの人が吊り棚をオシャレにアレンジした工程をネット上で公開しているので、自分でアレンジするときも参考にしやすいでしょう。ここでは初心者でもマネしやすいアイディアをいくつかご紹介します。

グリーンを巻きつけて癒しを演出
本物の植物でなく、フェイクでもいいので吊り棚の棒部分にグリーンを巻きつけてみましょう。無機質な印象を変えることができ、簡単に癒し効果を得られますよ。

色味をそろえて、スッキリとした印象に
バラバラにいろいろな色のものを収納してしまうと、どうしてもごちゃごちゃした印象になってしまいます。暖色系や寒色系、モノトーンなど色味をそろえて収納するとすっきりとした印象となります。

調味料などは同じ容器に入れ替えて統一感をだす
調味料などを複数並べる場合は、それぞれ同じ容器に移し替えて並べてみましょう。同じサイズのものを並べることで統一感がうまれすっきりとします。

お部屋の雰囲気にあわせて色を塗ってもGOOD
周囲の壁やタイルなど、お部屋の雰囲気に合わせて色を塗ってみるのも良いでしょう。スプレーで本格的にDIYするのもいいですし、マスキングテープなら気軽に色を変えられ、間違ってしまっても貼りなおしが簡単にできます。