お客様インタビュー
2019.06.13
【密着1ヶ月】1Rリノベが完成するまで −第3話 リノベの仕上がりチェックポイント3選−
横浜駅から徒歩10分弱の場所にあるネイルサロンが、2号店を出店することに。
物件は決めたものの、年季の入った1R物件での開業は至難の技。
オーナーのNさんはたまたま通りがかったリノベ不動産/BeatHOUSEで、リノベーションを決意しました。
配管から全て変えるフルスケルトンリノベでも、工事期間はわずか1ヶ月。
そんな1ヶ月間の1Rリノベ、密着してみました。
およそ1ヶ月で完成!
工事開始から早1ヶ月。
あっという間に完成し、残すはDIYのみとなりました!
天井を抜いたことや、壁紙を取ったことで空間の広がりが感じられます。
左はBeforeの写真。ガラッと変わりましたね。
旧キッチンの白い壁は、DIY用の下地として塗装されています。
オーナーNさんは、このタイミングで最終チェックへ。
修正点がある場合、お引き渡し前に修正工事が入ります。
今回は仕上がりの解説とともに、リノベーション完成後のチェックポイントを3つご紹介します。
ポイント1:床の張り方や塗装
どの物件にも共通するのが床の仕上がり。
無垢材の使用や、塗装を施した際には注意して確認したい点でもあります。
傷や剥がれがないか、割れていないかなど、しっかりチェックしておきましょう。
今回の床材は、無垢のナラ材にグレーの塗装をかけた少し珍しい素材を利用しています。
壁や天井のコンクリートに馴染むようにと、この色を選択しました。
写真のように、光が差し込んだ時に出る柔らかなグラデーションは、オーナーNさんもお気に入り。
ポイント2:隅々の仕上げ
例えばこの写真、床の端が綺麗な一直線を描いています。
このように、目立ちにくい隅々まで綺麗に仕上がっているかも、チェックポイントの1つです。
ちなみに通常、床と壁の間には巾木がありますが、今回は意図的に使用していません。
躯体壁の不陸(歪み)がなかったため、巾木なしのフローリング貼りにしました。
荒々しいテクスチャー空間に緊張感を持たせるためです。
巾木の役割は2つあります。
①壁を保護する
②壁と床の隙間を隠す(大工手間が省ける)
巾木がないと床材を綺麗に揃える必要があり、かなりの技術を要します。
今回のとても綺麗な仕上がりに、オーナーNさんも大満足!
ポイント3:建具の取り付け
言うまでもなく、ですが今回は建具の取り付け方も特殊なのでピックアップすることに。
スムーズに開閉が出来るか、閉めた際の見た目は整っているかもチェックしましょう。
ちなみに今回の建具は、閉めた際に壁と一体化する『隠し扉』のように付けられています。
内側に蝶番(ちょうつがい)を埋め込んだ隠し丁番とすることで実現しました。
シンプルな空間だからこそ、一つ一つのこだわりが光ります。
オーナーNさんの声
(写真真ん中がNさん)
打ち合わせ時には、正直あまりイメージがつかなかったと言います。
それもそのはず。
素材を単体で見るのと、(工事後のように)並んで見るのでは印象が全く違います。
また、打ち合わせ時に髙橋のスケッチはあったものの、空間全体のイメージは完成してみないと完全には分かりません。
それでも、予想以上の出来栄えで満足しているとの声に、設計・施工担当も一安心。
DIY突入!
チェックが終了したら、DIYの準備に取り掛かります。
この日は肝心な塗料選びです。
設計の髙橋とサンプルを見ながら打ち合わせ。
この空間の印象を大きく左右する為、色選びも慎重になります。
『来てホッとするような場所、温もりを大事にしたい』
というオーナーNさんのイメージを基に、髙橋が提案を重ねます。
話し合うこと約20分。
グリーンが入りつつも、グレー基調の空間に馴染む色が選ばれました。
続編、決まりました!
3回に渡ってお届けした1Rリノベの密着取材はこれにて終了。
ですが…!
続編のDIYも密着してみました!
日本初輸入の塗料を使ったDIY、どんな仕上がりになるのでしょうか?
次回もお楽しみに。