リノベのハウツー
2020.12.15
「空洞コンクリートブロック(くうどうこんくりーとぶろっく)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集440
■空洞コンクリートブロック(くうどうこんくりーとぶろっく)
「空洞コンクリートブロック」とは、「くうどうこんくりーとぶろっく」と読みます。「空洞コンクリートブロック」とは建築用コンクリートブロックの一種ことです。
コンクリートブロックは大きく分けて、建築用コンクリートブロックと土木用コンクリートブロックの2種類があります。建築用コンクリートブロックとは、水平または垂直方向に積み上げるために使うブロックです。断面を見ると円形の穴が空いているブロックがありますが、穴が空いているタイプは空洞コンクリートブロックと呼ばれています。
他にもブロック自体にデザインを施している化粧コンクリートブロック、L型やZ型などの薄板状になっている型枠コンクリートブロックがあります。
土木用コンクリートブロックとは、土木工事などの現場で使用するコンクリートブロックです。主に、道路斜面や河川の護岸部を覆うときに使われます。土木用コンクリートブロックは空洞コンクリートブロックとは異なり、生コンクリートを打設して設置します。
空洞コンクリートブロックは砂、砂利などの骨材、セメント、水、染料などが主成分です、最初に枠に入れてから乾燥させ、養生した後に成型します。レンガと製法は似ていますが、空洞コンクリートブロックは火を使わないのに対して、レンガでは火で焼きます。
空洞コンクリートブロックはJIS規格でサイズが決まっており、A種、B種、C種の3種類が存在します。ただし、一般的にはC型を用います。
・参考:ブロックの種類って?(https://www.bees-garden.jp/faq/sozai/100902-2-2.html)