リノベのハウツー
2020.12.13
「フェンス基礎(ふぇんすきそ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集436
■フェンス基礎(ふぇんすきそ)
「フェンス基礎」とは、「ふぇんすきそ」と読みます。「フェンス基礎」とはフェンスを設置する際の基礎の部分のことです。フェンスなどの大きなサイズのエクステリアを設置するには基礎が必要ですが、大きく分けて独立基礎ブロック、束石、ブロック基礎の3種類があります。
・独立基礎ブロック
基礎ブロックとはフェンスの支柱を固定するためのブロックのことです。風圧を受けにくいメッシュフェンスの支柱の基礎や、隣家との境界ブロックを使って目隠しのフェンスを設置するときに向いています。
独立基礎ブロックのメリットは使い勝手がよいことです。ブロック塀などの土台が不要なので、地面からフェンスを設置できます。支柱を高く伸ばせば通行人の目の高さの部分だけの設置も可能でしょう。一方で、柔らかい土壌の場合は、風圧を受けると傾いたり倒れたりする場合があります。
・束石
束石はウッドデッキや、パーゴラの足元に設置する際に使用するフェンス基礎です。コンクリート製の台形をしており、上部に金属の金具が付いています。
束石は高さの半分以上が地面に埋まっていますが、上部のウッドデッキはビスやボルトのみで固定しています。横方向から風圧に弱く、強風を受けると倒れる可能性があるでしょう。そのため、フェンス基礎には不向きです。
・ブロック基礎
コンクリートブロックを積み上げてからフェンスを固定する方法です。使用するモルタルやブロックの量が多いので、強度や安定性に優れているというメリットがあります。一方で、費用が高額になりやすいというデメリットがあります。
・参考:外壁工事ガイド(https://www.kg-concierge.jp/gaikou/gaikou_guide/useful-information/fence/1346.html)