リノベのハウツー
2020.11.23
「表示錠(ひょうじじょう)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集399
■表示錠(ひょうじじょう)
「表示錠」とは「ひょうじじょう」と読みます。「表示錠」とは、錠前のことです。錠前の部分に解錠か施錠かの状態を確認できる窓が付いており、レバーハンドルやドアノブを触れる前に施錠されているのかが分かります。
表示の方法はさまざまですが、一般的な表示錠は赤や青などの色で判断が可能です。主に空いている状態では青色で表示しており、閉まっている状態は赤色で表示しています。外から見て即座に判断できるので、トイレや浴室などのドアに使われることが多いでしょう。
表示錠は鍵が施錠されているのかを確認できる錠前なので、全ての表示錠に施錠の機能がついています。一方で鍵については付いていない場合が多いでしょう。
表示錠のメリットはプライバシーを保てることです。マンションやアパートの中には、洗面と風呂が一緒になっているユニットバスのタイプになっている場合があります。洗面所を使いたいものの、家族が知らずに中に入ってしまうのは避けたいでしょう。そのような場合、表示錠の錠前を取り付けておけば安心して浴室や洗面を使用できます。
一方で中でロックをすると、外からは開けられないというデメリットがあります。例えば、小さな子どもが浴室に入って施錠してしまうと外から解錠できません。そのような場合、子どもたちが浴室で転倒したり溺れたりする可能性があるので注意が必要です。
表示錠の中には外からロックを外せるタイプもあるので、状況に合わせて好みの表示錠を選びましょう。
(参考:錠前の種類・名称《鍵の用語集》 http://locksupportservice.com/%E9%8C%A0%E5%89%8D%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%83%BB%E5%90%8D%E7%A7%B0/#i-12)