「インテグラル錠（いんてぐらるじょう）」とは何か？｜誰でもわかるリノベ用語集

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■インテグラル錠（いんてぐらるじょう）

「インテグラル錠」とは「いんてぐらるじょう」と読みます。「インテグラル錠」とは、錠前のことです。ドアノブの中心に鍵穴が付いており、鍵を鍵穴に差し込んでから回すと解錠できるタイプのものをインテグラル錠と呼びます。

インテグラル錠に似たタイプとして円筒錠があります。円筒錠もドアノブの中心に鍵穴が付いているタイプですが、ロックの方法が異なります。インテグラル錠は内側にサムターンというつまみが付いており、つまみを回すとロックされるのです。一方で、円筒錠はドアノブの中心にボタンが付いており、ボタンを押すとロックがかかります。

インテグラル錠は玄関をはじめ、勝手口、通用口などで使用されています。また、倉庫、店舗、学校や病院などでも見かけることがあるでしょう。

インテグラル錠のメリットは、安価であることです。また他の錠前に比べてシンプルな構造なので、取り付け工事の費用も安いでしょう。一方でインテグラル錠には防犯性が低いというデメリットがあります。そのため、玄関や勝手口に取り付ける場合には注意が必要です。

インテグラル錠は昭和30年代の住宅に取り付けられました。しかし防犯性の低さから、最近では別のタイプの錠前が使われています。そのため、インテグラル錠についてはトイレ、浴室、会議室などでの使用がおすすめです。

なお、インテグラル錠から別の錠前に変更する場合は、ディンプルやCP錠などのピッキングに時間がかかる防犯性の高い錠前がよいでしょう。

（参考：ドアノブ　インテグラル錠種類　構造　http://first-star-key.com/?p=677#:~:text=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%AB%E9%8C%A0%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E7%9C%9F%E3%82%93%E4%B8%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E7%AA%81%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%9F%E6%A3%92,%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%8B%E3%81%8C%E5%87%BA%E6%9D%A5%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82）