リノベのハウツー
2020.11.21
「サムラッチハンドル錠(さむくらっちはんどるじょう)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集401
■サムラッチハンドル錠(さむくらっちはんどるじょう)
「サムラッチハンドル錠」とは「さむくらっちはんどるじょう」と読みます。「サムラッチハンドル錠」とは、錠前のことです。
錠前にはさまざまな種類がありますが、サムラッチハンドル錠は、ラッチボルトを手前に引くタイプになっています。
サムとは英語の「Thumb」から取られており、日本語では親指という意味です。またラッチとは英語の「Latch」から取られており、日本語ではかんぬきや留め金といった意味があります。つまり、サムラッチハンドル錠は、親指で留め金を操作する錠前のことです。
なお、サムラッチハンドル錠は錠前に装飾がされており、装飾錠と呼ばれることもあります。他にも業者によっては、「サムピースハンドル錠」や「アンティック錠」と呼ぶことがあります。
サムラッチハンドル錠は親指だけで操作ができるので、開けやすいでしょう。一方で年月を重ねると親指で操作する部分が固くなり、ハンドルが動かなくなる場合があります。また、古いサムラッチハンドル錠は防犯性が低い可能性があるので注意が必要です。
なお、サムラッチハンドル錠は装飾が施されているので、交換する際には高額になる可能性があります。
サムラッチハンドル錠は、昭和時代に建築された住宅で多く見られます。ただし最近ではレバーハンドルを始め、別のタイプの錠前が使われるようになっています。またサムラッチハンドル錠が故障した場合についても、プッシュプル錠などの別の錠前に交換するケースが増えています。
(参考:KODAI取替用サムラッチ空錠、玄関ドアの取っ手(把手)の交換 取替え http://www.kagiyasan.jp/fs/kagi/c/1335440#:~:text=%E7%8E%84%E9%96%A2%E3%83%89%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%92,%E6%82%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)