塩ビタイルの掃除におすすめのワックス4選、ワックスのかけ方も紹介

 

水や汚れに強い塩ビタイルですが、定期的にお手入れをすることで美しいツヤを保てます。そのため、日常の掃除と定期的なワックスメンテナンスを心がけるようにしましょう。
 
今回の記事では、塩ビタイルのワックスメンテナンスの方法や、おすすめのワックスについてまとめました。この記事を読むと、塩ビタイルのワックスメンテナンスに関する基礎知識が身につきます。快適な暮らしを実現させるためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

塩ビタイルのお手入れ方法

 
塩ビタイルのワックスメンテナンスの前に、日常のお手入れ方法を紹介します。以下の手順で掃除をすると、きれいな状態を保てます。
 
・掃除機やほうきを使って、ゴミやホコリを取り除く
・固く絞ったモップや雑巾を使って、床全体を水拭きする
・水拭きでは落とせない汚れについては、水で薄めた中性洗剤を使う
・最後にきれいな雑巾で乾拭きをする
 
塩ビタイルはフローリングとは異なり、水を使用した清掃が可能です。水拭きと乾拭きで清潔な状態を保ちましょう。
 

塩ビタイルのワックスメンテナンスの方法

日常の掃除に加えて、定期的なワックスメンテナンスをすると、床にツヤが出てよりきれいな状態を保てます。ワックスメンテナンスの方法は以下の通りですので、ぜひ実践してみてください。
 
・掃除機やほうきでゴミやホコリを丁寧に取り除く
・塩ビタイルの専用クリーナーやアルカリ性の洗剤を使って、床に付着した汚れを除去する
・きれいな雑巾で床全体を乾拭きする
・ワックスを床全体に塗布し、モップを使って均等に伸ばす
・30分ほど乾燥させる
 
なお、ワックスの効果を延ばしたい方は、ワックスの重ね塗りをすると良いでしょう。1回のワックスメンテナンスで、2～3回の重ね塗りをすると、ワックスの効果が持続します。なお、重ね塗りをするときは、その都度ワックスを乾燥させましょう。

（参考：リンレイ「ワックスの準備から塗り方」）
 

おすすめの塩ビタイル用ワックス

 
ワックスメンテナンスをするときには、ワックスを慎重に選ぶようにしましょう。ワックスには、塩ビタイルに適しているものとそうでないものがあります。購入の際には使用上の注意を読み、塩ビタイルや塩化ビニルへの使用が可能であるのかを確認しておきましょう。
 
ここでは、おすすめの塩ビタイル用ワックスを4つ紹介します。ワックスを購入する際の参考にしてください。
 

オール（株式会社リンレイ）

業務用や家庭用の清掃製品の製造を行っている株式会社リンレイのワックスです。オールという名前の通り、塩ビタイルをはじめクッションフロアやビニル製の床、フローリングやPタイルなどのあらゆる床に使えます。塗り広げた後に乾かすだけでツヤが出せるので、ワックスメンテナンスに慣れていない方でも手軽に使えるでしょう。
 
また、株式会社リンレイで販売している「オールワックスワイパーEX」を使えば、立った状態でワックスメンテナンスができるので便利です。オールには500ml、1L、4Lの3種類があります。
 

プロワンストロング（株式会社花王）

洗剤やトイレタリーなどを製造している大手化学メーカーのワックスです。プロワンストロングは、汚れの付着を抑えて透明感のある輝きを出すことができます。また、乾燥が早くモップで軽く吹き上げられるので、仕事や育児で忙しい方にも手軽に利用できるでしょう。なお、プロワン ストロングの内容量は4.5Lです。

 
スーパー水性（ペンギンワックス株式会社）

大阪府大阪市に本社を置く、ペンギンワックス株式会社から販売されている水性ワックスです。作業性にこだわりを持ったワックスで、モップや雑巾を使って簡単に伸ばせます。スーパー水性は油膜が固いので、土足によるキズが付きにくいという特徴もあります。水性ワックスの内容量は18Lです。

 
オールワックスシート（リンレイ株式会社）

定期的にワックスメンテナンスをしたいものの、できるだけ時間や手間をかけずにしたい方はワックスシートがおすすめです。
 
シートにワックスが付着しているので、ワイパーに装着したらすぐにワックスメンテナンスができます。使用後はゴミとして簡単に捨てられるので、後片付けの手間もかかりません。シートは4枚入りですが、全部使わなくても乾燥しない個包装タイプなのでお得に利用できます。なお、オールワックスシートのワックスの効果は4カ月です。

 

まとめ

 
今回の記事では、塩ビタイルのワックスメンテナンスについて紹介しました。床をきれいな状態に保つには、日常の清掃と定期的なワックスメンテナンスが欠かせません。ワックスメンテナンスをするときには、ゴミやホコリを取り除いてから行うときれいに仕上がるでしょう。
 
また、今回の記事ではおすすめのワックスを4つ紹介しました。ワックスの特徴は各メーカーによって異なるので、自分に合ったタイプのものを選びましょう。また、手軽にワックスメンテナンスをしたい方は、ワックスシートがおすすめです。