リノベのハウツー
2020.12.02
「防火構造(ぼうかこうぞう)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集349
■防火構造(ぼうかこうぞう)
「防火構造」とは「ぼうかこうぞう」と読みます。
「防火構造」とは、火災が発生したときに他へ焼け移るのを防ぐ構造のことです。建物を構成している柱、壁、床などの部分に燃えにくい性質を持ったレンガや鉄鋼つなどを使用しています。防火構造を施しておくと、住宅地で火災が発生したときでも近隣の建物に燃え移るのを抑えられます。
各辞書・辞典からの解説
「防火構造」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「防火構造」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築基準法上では、建築物の外壁または軒裏の構造のうち、防火性能に関し、政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル、しっくい塗り、その他の構造で、建設大臣が定めた構造方法を用いるもの、または建設大臣の認定を受けたもの。」
つまり、「防火構造」とは、「政令で定める防火性能の基準に適合した構造」のことであるとおわかり頂けたと思います。