リノベ不動産 renove fudosan 日本住を、愉快に。 ローン相談、物件探し、設計・施工、入居後のインテリア提案までリノベ不動産が一貫してサポート。 WEAR_ロゴ 日本住を、愉快に。

リノベのハウツー

2020.08.26

リノベーションで部屋を増やす方法、押さえておくべきポイントも紹介

リノベーションで部屋を増やす方法、押さえておくべきポイントも紹介


「子どもが大きくなったので部屋を増やしたい」、「書斎のような趣味に没頭できる部屋を作りたい」。部屋を増やして生活を快適にしたいと考える方は多くいらっしゃるようです。しかし一方で、部屋を増やすときにはどのようなことに気を付ければよいのかという疑問の声もよく聞かれます。

そこで今回は、リノベーションで部屋を増やす際の方法や注意点を紹介します。この記事を読んで部屋を増やし、心地よい暮らしを手に入れましょう。
 

リノベーションで部屋を増やす方法

リノベーションで部屋を増やす方法、押さえておくべきポイントも紹介


部屋を増やすときに疑問に思うことは、どのようにして部屋を増やすのかではないでしょうか。住んでいる地域や建物の構造によっても向きや不向きがありますが、主に3種類の方法から選択できるので覚えておきましょう。


既存の住宅から横に部屋を増やす

既存の住宅にスペースがある場合、新しい部屋を住宅につなげる方法があります。敷地面積に対する建築面積の割合が、法律の範囲内であるなら自由に建てることが可能です。増築する際に屋根も取り付ければ、既存の住宅への行き来が楽になるでしょう。

注意点として、部屋を横に増設する場合は電気や水道の工事が必要な場合もあります。そのため部屋の増設は、住宅を建築するときと同じほどの費用が掛かることもあるので注意しましょう。


既存住宅から上に部屋を増やす

平屋の住宅に関しては、2階建てにすることで部屋を増やせます。敷地面積に対する延べ床面積が法律の範囲内であるなら自由に部屋を増やすことも可能です。ただし、2階に建てにする際には、1階部分の補強工事が必要になるでしょう。そのため、どのくらいの広さの部屋を増やせるのかを、リフォーム業者に尋ねておくことをおすすめします。

また、2階部分の部屋を作ると、1階部分の開放感は失われるでしょう。メリットだけではなく、リスクも考えながら決めることが大切と言われます。


空いたスペースに部屋を作る

住宅の空いたスペースを利用して、新しい部屋を作ることも可能です。例えば屋根裏にスペースのある住宅は、屋根裏部屋としての利用もできるでしょう。建築基準法による高さや広さを始めとする制限もありますが、屋根裏に部屋を作れば書斎や寝室としても利用できるでしょう。さらにその際には、暑さ対策や換気などにも配慮して検討したいものです。

ほかにテラスのある住宅については、屋根や壁を設置して、新しい部屋としての利用も可能です。ただし、建物の状態によっては大掛かりな補強工事が必要な場合もあります。そのため、事前にリフォーム業者に確認しておくと良いでしょう。
 

部屋を増やす際の注意点

リノベーションで部屋を増やす方法、押さえておくべきポイントも紹介


部屋を増やすと、住み慣れた家の居住性を高めることもできます。しかし一方で、部屋を増やすときには注意すべきポイントもあるため、あらかじめ押さえておきましょう。


既存の住宅部分と増築した部分のバランスが悪くなる

部屋を新しく作る場合、既存の住宅で使用したものとは異なる建材を使用する場合も多いでしょう。そのため、屋根や壁の質感が異なる恐れもあります。統一感を重視したい人は、増築を慎重に検討しましょう。


耐震性や耐久性のチェックが必要

部屋を増やすときには、耐震性や耐久性に関する注意も重要です。増築した部分がしっかりと接続していない場合、台風や地震により建物が亀裂が生じることもあり得ます。外壁についても、雨漏りを防ぐためのシーリング材が接続部分からはがれてしまうこともあるかもしれません。そのため、リフォーム業者に依頼するときには、増築の具体的な内容を理解しておきましょう。また、耐久性に不安を感じるときには、業者への相談をおすすめします。


10m2以上の増築は確認申請が必要

10m2以上の増築については、自治体による確認申請をしなければなりません。確認申請は自分で行えるものの、構造計算などが必要になることもあるため、一般的には建築士に申請の依頼をします。そのため、リフォーム業者に部屋の増築を依頼する場合には、確認申請をしてもらえるのか尋ねておきましょう。


マンションに住んでいる場合

マンションに住んでいる場合、部屋の増築は難しいでしょう。その場合は、1つの部屋を2つの部屋に分ける、間取り全体を変更するといった方法もあります。しかし、マンションの中には間取りの変更が難しい建物があるので注意が必要でしょう。

マンションの中には、柱の代わりに壁が柱の役割になっている建物があります。壁を壊してしまうと、建物の倒壊の危険性もあるのです。加えて、マンションの中には、管理規約として間取りの変更の禁止を掲げているところもあります。そのため、マンションにお住まいの方は、部屋を増やすことができるのか、管理会社への確認を事前にしておきましょう。
 

まとめ

リノベーションで部屋を増やす方法、押さえておくべきポイントも紹介


今回の記事では、部屋を増やす方法をまとめました。既存の住宅の横に増やす、既存の住宅の上に増やす、空いたスペースを利用するという3種類の方法で部屋を増やすことができます。

ただし、部屋を新たに作る際には自治体による確認申請も必要です。また、マンションの場合には、増築が難しいところもあります。部屋を増やすときには、あらかじめリフォーム業者への相談と確認をしてから具体的な検討を始めましょう。
 

こんな記事も読まれています

リノベーションご相談窓口

電話アイコン

0120-409-094

受付時間 平日10:00〜18:00
資料請求 & お問い合わせ 資料請求