リノベのハウツー
2020.05.30
外観をリフォームするときに覚えておきたい費用と期間の目安とは?
キッチンやリビングなどのリフォームをして快適な暮らしを手に入れる人は多くおられます。外観についても、定期的なリフォームを行うことで家の印象を変えることが可能です。
そこで今回は、外観のリフォームを検討するときに覚えておきたい費用や期間の目安について紹介します。加えて、外観のリフォームを行うときに注意すべきポイントについてもまとめました。外観のリフォームに興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
外観のリフォームとは?
外観とは、建物の外側部分のことを指します。おもな外観部分として、外壁や屋根、フェンスや玄関まわり、屋根やガーデンスペースなどが挙げられます。
外観リフォームのメリット
外観リフォームのメリットについて把握しておきましょう。
家を守ることができる
家は、雨や風、ホコリや紫外線などの影響を受けています。築年数が経過すると、外壁や屋根などの部分が劣化します。メンテナンスをおこたると、壁などに亀裂が生じ、雨水が家の中に侵入します。ケースによっては、土台が腐食するなどの大きなトラブルを抱えることもあります。
家の寿命を延ばすためには、外壁や屋根のリフォームをおすすめします。
家を美しくできる
築年数が経過すると汚れが目立つようになり、古びた印象の外観になってしまいます。外観をリフォームすることで、新築と同じような外観に戻すことが可能です。
省エネ効果を期待できる
外壁部分のリフォームについては、省エネ効果も期待できます。遮熱機能のある塗料を使用すると、住宅内に熱が伝わりにくくなるので省エネ効果が期待できます。
外観リフォームの費用の相場
ここでは、おもな外観リフォームの費用の相場を紹介します。費用を計算するときの参考にしてください。
外壁塗装
外壁塗装については、使用する塗料によって費用が異なります。30坪の住宅の外壁塗装をするときの費用は以下のとおりです。
(参考:ヌリカエ 「【2020年】外壁塗装の費用相場はいくら?|1000人のリアルな実績」)
フッ素やラジカルなどの塗料は、ほかの塗料よりも耐久性や耐熱性に優れています。一方で、ウレタンやシリコンは安価で万能性があります。
屋根
屋根部分のおもなリフォームと費用は以下のとおりです。
(参考:リフォームジャーナル「【完全解説】屋根リフォームにかかる費用と工事の種類について」)
屋根部分も外壁と同じように、時間が経過すると劣化します。おもなリフォームとして、屋根の塗装、重ね葺きや葺き替えがあります。ふき替えの場合は、屋根の部分に加えて、その下にある防水シートの交換もするので耐久性がアップします。
外構
住宅の広さによっても異なりますが、外構をリフォームときの費用は50~100万円です。部分ごとの費用は以下のとおりになっています。
(参考:エクステリアコネクト「エクステリア・外構スタイル別の費用相場」)
外構のリフォームは、使用する資材や住宅の広さによって異なります。また、依頼する業者によっても異なります。
外観リフォームで注意しておきたいこと
外観リフォームを行うときには、リフォームの目的をはっきりさせましょう。リフォームの理由を業者に説明しておくことで、適切で低コストのプランを用意してもらえます。
特に、「手入れが難しい」、「見栄えをよくしたい」などの具体的な悩みを抱えているときには、率直に業者に伝えることで、アイデアを提案してもらえるでしょう。
外壁や屋根のリフォームについては、どちらも足場を設置します。そのため、外壁と屋根の工事を同時に行うことで、費用を抑えることが可能です。資金が用意できれば、まとめてリフォームするほうがよいでしょう。
まとめ
外観リフォームとは、建物の外側部分のことを指しています。おもな外観リフォームとして、外壁や屋根の塗装、外構部分の修理や設置などがあります。リフォームにかかる費用は、住宅の広さや使用する資材、依頼するリフォーム業者によって異なります。家族で慎重に話し合いましょう。