リノベのハウツー
2020.04.19
賃貸でもリフォームはできる!だれにでもできるおすすめのリフォームを紹介
リフォームをしたいものの、賃貸物件なのでできるのかわからないと悩んでいる人も多くいるでしょう。賃貸物件の場合、大家さんや管理会社の許可があればリフォームは可能です。
今回は、賃貸でリフォームするときに注意しておきたいことやおすすめのリフォームを紹介します。リフォームに興味のある人や賃貸物件に住んでおられる方は、この記事を役立ててください。
賃貸リフォームは可能
基本的に、賃貸物件の多くは、柱や壁に穴をあけたりすることを禁止しています。それでも、あらかじめ賃貸管理会社や大家さんに相談すれば、許可が得られることがあります。
間取りの変更といった大掛かりなリフォームはできませんが、水道の蛇口、便座、エアコンの交換といったリフォームならOKが出る可能性もあります。
賃貸物件では、入居時や退出時の条件を定めています。その中には、「退出時の原状回復義務」というものがあります。具体的には、ウォシュレットやガスコンロなどや、体や口に触れるものは、退出時に残さないという義務です。
一方で、エアコンなどについては、退去時に残しても可能な場合もあります。その際には、「プレゼント」として設置したままにすることになるでしょう。
リフォームするときに注意すべきこと
賃貸でリフォームするときには、交換した古い部品や製品は処分しないように注意しましょう。退去時には、入居したときと同じ状態に戻さなければなりません。管理会社や大家さんとのトラブルを避けるためにも、すべての部品や製品は保管しておきましょう。
加えて、リフォームするときにかかる費用は自分持ちです。工事費が高額になった場合でも、大家さんや管理会社には請求できないので注意しましょう。ただし、大家さんや管理会社によっては、取り付け費用などの諸費用を負担してくれるところもあります。リフォームする前に、大家さんや管理会社と話し合っておくことをおすすめします。
賃貸物件でのおすすめのリフォーム
ここでは、賃貸物件でのおすすめのリフォームを紹介します。どの方法もだれでも簡単にできるので、ぜひ試してください。
画びょうや虫ピンで部屋をおしゃれにする
賃貸物件の中には、画びょうなどの穴なら構わないというところがあります。そのような物件は、画びょうや虫ピンなどを使って部屋のイメージを変えられます。お気に入りの写真や絵を飾ったり、小物をディスプレイの代わりに飾ったりできます。
また、画びょうの穴ほどの大きさで、さまざまなものがかけられるフックなどもあります。フックを利用すれば、帽子やスカーフ、マフラーなどの小物をつるせます。
賃貸物件の中には、画びょうなどの穴も禁止しているところがあります。そのような場合、ひっつき虫と呼ばれる、まったく穴をあけないアイテムを使って、飾り付けをすることもできます。
つっぱり棒を使用して収納スペースを増やす
賃貸物件のリフォームでは、つっぱり棒を活用しましょう。つっぱり棒を横向きに使用すれば、タオルなどを掛けるスペースや簡単な棚を作れます。また、つっぱり棒を縦に使用して、天井と床を支えるようにして使えば、コートなどの上着をつり下げたり、観葉植物を飾ったりできます。
つっぱり棒は100円ショップでも購入できます。また、最近では耐荷重が10kgまでOKというつっぱり棒もあります。
自由にはがせる壁紙を使う
部屋の壁紙をおしゃれにしたい人は、自由にはがせる壁紙がおすすめです。バリエーションも豊富で、好みに合わせたデザインを選択できます。
注意点としては、賃貸物件の中には薄い壁紙を使用しているところがあり、壁紙をはがしたときに一緒にはがれてしまう可能性があります。そのため、壁紙を使用するときには、あらかじめ確認しておきましょう。
ディアウォールを使用する
ディアウォールとは、ホームセンターで販売されている2×4材を使用して、壁を傷つけずに柱を設置できるグッズのことです。
ディアウォールがあれば部屋を分割できますし、小物を飾る壁として使用できます。クギなどを使わないので、賃貸物件でも安心して使えます。
家具として必要な設備を用意する
部屋にロフトを設置したい人は、ロフトベッドなどの家具を利用できます。また、カウンターやワークテーブルがあれば、カウンターテーブルの代わりとして利用できます。
まとめ
賃貸物件の場合、間取りの変更などの大掛かりなリフォームはできませんが、便座を交換する、エアコンを設置するといったリフォームは可能です。ただし、トラブルを未然に防ぐためにも、大家さんや管理会社に事前に相談するのがよいでしょう。
おすすめのリフォームとして、つっぱり棒やはがせる壁紙の使用、ディアウォールなどがあります。また、許可が得られれば画びょう虫ピンを使った飾り付けもおすすめです。