リノベのハウツー
2020.04.26
どこの金融機関が一番おすすめ?固定金利型の住宅ローンで比較をしてみた
固定金利型の住宅ローンは、借入期間中に金利が変わらないので、返済計画もたてやすくて良いというメリットがあります。
しかし、固定金利型の住宅ローンは金融機関によって様々な商品が販売されており、「どの商品を選んだらいいのかわからない!」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、おすすめの固定金利型住宅ローンをご紹介していきます。
そもそも固定金利とは
まずは固定金利型ローンについてしっかりと理解しておきましょう。
固定金利型とは
固定金利型ローンとは、ある一定の期間、もしくは全期間において金利が変わらない金利タイプのことです。
固定金利型といっても、「全期間固定金利型」、「固定金利期間選択型」があリ、「全期間固定金利型」は、借り入れたときの金利が、全借入期間に適用されるタイプ、「固定金利起案選択型」は、一定期間に固定金利が適用されるタイプです。
固定金利型ローンのメリット
固定金利型ローンのメリットは、借入をした後に市場の金利が上昇したとしても、返済期間中はずっと借入した際の金利なので、返済額が借入時に確定する点です。
また、借入時に返済額が明らかになっているので、返済計画もたてやすくなっています。
固定金利型ローンのデメリット
固定金利型ローンのデメリットは、借入後に市場の金利が低下してしまったとしても、返済額が変わらない点です。
住宅ローン利用者は変動型を選択している人が多い
住宅ローンの利用者のおよそ6割は変動金利型ローンを選択しており、人気のあるプランです。
(出典:株式会社チェスター 「【2020年4月版】住宅ローンおすすめ最新ランキング!金利を比較」)
しかし、経済の状況や社会情勢の変化で金利が上昇する可能性があり、返済額も大きくなってしまうという点は、難点でしょう。
固定金利型ローンはフラット35がオススメ
固定金利型ローンには、「フラット35」という長期固定金利型住宅ローンがあります。
公的な機関がかかわっているローンのため、多くの方が利用しやすい商品となっています。
フラット35のメリットとしては、
・審査が通りやすい
・返済期間が35年と明確
・金利が固定なので、返済額がわかる
・繰上げ返済手数料が不要
などがあげられます。
民間銀行の住宅ローンよりも審査が通りやすく、収入の少ない人、個人事業主でも利用がしやすいのです。
おすすめの固定金利型住宅ローンは?
それでは、次にオススメの固定金利型ローンをご紹介します。
住信SBIネット銀行 フラット35
住信SBIネット銀行のフラット35を選択するメリットとしては、「全疾病保障」が無料で付帯している点、店舗へ来店をすることなく手続きが完了できる点、一部に繰り上げ手数料が無料の点があげられます。
「全疾病保障」によって、すべての病気、ケガなど、働けなくなった場合、住宅ローンの残高が0円になる保険です。
団体信用生命保険も同じ機能がありますが、団体信用生命保険よりも幅広い病気やケガに対応している点がオススメの理由です。
また、一部繰り上げ返済の手数料が無料というのは大きく、もし家計にお金の余裕ができたら、すぐに返済が完了します。
また、WEB上で手続きが完了するのも魅力的です。
(参考:住信SBIネット銀行 「フラット35」 )
アルヒ株式会社 ARUHIスーパーフラット8
ARUHIは、フラット35販売金融機関の最大手です。
ARUHIの商品の中で人気の住宅ローンは、「スーパーフラット8」です。
条件として、頭金2割以上、返済負担率は所定の範囲内と決まっていますが、金利が低くフラット35の中では最安です。
WEBから申し込めば、手数料割引が適用されるのも魅力的です。
団信の加入は必須ではなく、自分で団信代わりに民間の保険へ加入することも可能です。
(参考:ARUHI住宅ローン 「ARUHI スーパーフラット」)
まとめ
今回は、固定金利型の住宅ローンについてご紹介しました。
実際には、他の金利タイプ含め、それぞれにメリットデメリットがあります。
今後のライフイベントや、出費の予定、家計の状況なども考慮しつつ、自分にあった金利タイプを選択する必要があるので、よく吟味し、自身のライフプランに適した住宅ローンを選択しましょう。