リノベのハウツー
2018.08.26
比較したほうがいいよ。家を買うなら。
いざ、中古+リノベーションをしようと思った時、いろいろな観点から比較すると思います。高い買い物。絶対失敗したくないですもんね。比較しますよね?
「リノベーション会社はどこがいいの?」とか
「綺麗に仕上がりそうな工務店がいいのか?」とか
「どの建築士に頼めば、オシャレなカッコいい家にできるのかな?」とか
「値段が一番安いとこはどこなんだ?」とか
たくさん考える事があり、むしろ見すぎて、結局分からないってあると思います。ネットサーフィンになり、奥様にどうなった?もう賃貸の更新あっという間だよ?なんて聞かれて、ネットサーフィン中、最後に見ていたサイトにとりあえず週末行ってみるなんてことも。
家を買う際、家をリノベーションをする際に、どういった観点で比較しているか、お客様とお話しをしていてよく聞くフレーズからまとめてみました。
価格で比較
もちろん一番多いの比較は「価格」ですね。圧倒的に多いです。やはり最高の家を、最高に満足する価格で手に入れられるのが一番いいですよね。誰しもが1円も無駄にしたくないものです。
ただですね、もちろん良いものは高い!昨年の4月にジャパニーズウイスキーの「軽井沢」のオンラインオークションで、日本のオークションとしては史上最高額となる、合計落札額約1億になり、一番高いウィスキーは1本1,400万円で落札されたなんてニュースを見ましたが、良いものは高いらしいです。私はピンとこないのですが、、、
価格というものはプライスレス。なんて言葉を使ってみますが、比較するということは、相対的なもので、その人が今まで見てきたものや、価値観が左右されます。住宅で言えば、無垢の一枚ものの天板は価格が高い。という価値観は人によって異なるということです。
価格で比較する際は、「価値観の合う」担当者、会社で選ぶのが良いのかなと思います。先ほどの例で言えば、無垢の一枚ものでさえ、ピンキリです。安く天板を手に入れようと思えば、もっと違う素材を使えます。だけど、、、って価値観が合わないなーってなるのであればその担当者、その会社辞めた方がいいです。相見積もりをとって、数字だけで判断するよりも、一番心地の良い住まいを手に入れられるのかなって思います。
完成したリノベーションの好みで比較
次に多いのは、リノベーション設計のところですね。100均で買って、違うなってなっても、また買うようなことはできません。本当高い買い物です。この先、何十年と住まうマイホームです。結局、家の中が自分好みにできなければ、ちょっと悲しいです。
弊社にもご相談に来る方がたまにいますが、数年前に買った家が買った時から間取りが気に入らなくて、、って方やこのキッチンいつも使いにくくて嫌なんです、、って方がいます。当時、なんで高いお金払って買ったんですか!?ってなりますが、実際にいるんですね。そういう買い方をされてしまった方は、やはりずっと心に残ってしまうのかなって接客してて感じます。それが数年後に爆発して、直したいとか、買い換えたいとかなるのでしょうか。そんな思いしたくないですよね。
リノベーション設計で比較する際は、「自分の好みの写真を持っていく」が良いと思います。雑誌の切り抜きでも、ネットの写真でも良いので、自分の好きを集めてみてはいかがでしょう。自分の理想の家、住まい方が、自分でも客観的にも見れ、ぼやっとしたイメージが少し形になります。それを持参する事で、不動産を探す際も、内装設計の際も、有意義な時間を過ごせると思います。
ロケーションで比較
ロケーションで比較という考え方もあります。この会社は、この担当者は、自分の住みたいエリア、沿線で、理想の家を探せるのか?探し出してくれるのか?という観点です。会社別にどういった地域に強いのか、どの沿線に強いのかというものが少なからずあります。知識、情報のあるなしは、この住みたい地域で理想の不動産が手に入るか、非常に重要な会社選びのひとつでもあります。
中古+リノベーションの醍醐味はやはり住みたい地域を選べるところにあり、中古マンションは必然的に駅近など好立地に建っていることが多く、環境も新築マンションより優れている場合も、、、なんてことはネットにたくさん書いてありますが、この世の中、日本、首都圏でもたくさんの不動産が売りに出され、買われています。お客様の最善な家を探すことができる能力も担当する方の腕にかかっています。
ロケーションで比較する際は、どのエリア、どの沿線での事例が多いのか「実際に聞いてみる」ことが良いかと思います。ネットでももちろん見ることはできるのですが、担当者のスキルに左右されることも多いので、一度聞きに行ってみるとこをオススメします。
その他の比較
大きな比較でいうと、「価格」「リノベーション設計」「ロケーション」ですが、その他の比較でいうと、
「戸建てもやっているのか?マンションもやっているのか?」も重要ですね。家といっても、戸建てとマンションは全く異なるものなので、やはり得意不得意があります。ネットで事例が載っていたりしますので、それで判断してもここは問題ないと思います。
「こだわりを形にできるか」なんかの比較も大切ですね。リノベーション設計の比較に似ていますが、よくリノベーションされた方のインタビューがネットで載っていますので、インテリアのレイアウトや、雰囲気、素材などの個人のこだわりを最大限に活かして設計してくれるのかなどを、読んで判断するのもいいと思います。
これからリノベーションされる方へ、こういうところに気をつけて会社選びや担当者選びをしてみてはいかがでしょうか。という気持ちを込めて書きました。是非、この記事を参考に、世界に一つ存在しないあなただけの「住まい」を創造していただけたら嬉しいです。