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2020.03.24

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

一戸建てやマンションの購入を考えているものの、資金不足で悩んでいるという人は多くいます。そのような場合、住宅ローンを利用することで資金の調達が可能です。

住宅ローンには2つのタイプがあり、それぞれ異なるの特徴があるので慎重に選ぶことが大切です。
そこで今回は、固定金利の住宅ローンにスポットをあてて、固定金利のメリットとデメリットをまとめました。マンションや一戸建ての購入を検討している方は、この記事を役立ててください。

住宅ローンの基本情報

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

住宅の購入や改築の資金は、教育や老後資金と同じように短期間で用意するのが難しいものです。そこで活用したいのが住宅ローン。銀行や信用金庫などの金融機関は、さまざまな住宅ローンを用意しています。

住宅ローンは、誰でも利用できるものではありません。利用できる条件は、安定した勤労収入があること、勤続年数や年収、さらに健康状態や返済が終わるときの年齢なども考慮されます。ただし、審査基準は申請する金融機関によっても異なります。

住宅ローンは2種類ある

住宅ローンを利用した場合には、元本に金利分を上乗せした金額を返済します。住宅ローンは、大きく分けて固定金利と変動金利の2種類があります。

固定金利
借入の申し込みをした時点での適用金利が固定されるローンのことです。世の中の金利水準が変化しても、金利は常に同じという特色があります。

変動金利
定期的に金利の見直しが行われるローンのことです。6カ月ごとに金利の見直しを行い、5年ごとに返済額を更新します。
変動金利には、最初の返済時から変動するローンと一定期間に固定金利が適用されるローンの2種類があります。

固定金利のメリットとデメリット

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

固定金利を利用するときには、あらかじめメリットとデメリットを把握しておきましょう。

固定金利のメリット
メリットは以下のとおりです。

・返済額が変わらないので安心して返済計画が立てられる
固定金利は返済額が変わらないので、住宅ローンを申請する時点で、完済までの支払額や毎月の返済金額を把握できます。そのため、収支計画を立てやすいでしょう。

・金利の変動がないので安心感がある
固定金利は、金利変動のリスクがありません。金利が上昇した場合、変動金利で借りた場合よりも返済額が少ないので安心して利用できるでしょう。加えて、インフレが生じたときでも、返済額が相対的に少ないでしょう。

固定金利のデメリット
デメリットは以下のとおりです。

・変動金利よりも返済額が多くなる
固定金利の場合は、景気が悪化したときでも金利が下がりません。そのため、「今後景気が悪化して金利が下がるのでは」という不安がある人は避けたほうがよいでしょう。

・金利が高い
申請する金融機関によっても異なりますが、固定金利は適用金利の設定が高い場合が多くなっています。金利上昇などがない場合には、多く支払わなければならないので注意が必要です。

住宅ローンは変動金利のほうが人気がある

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

独立行政法人住宅金融支援機構による、2018年度の民間住宅ローン利用者の実態調査によると、住宅ローンを利用したときの金利タイプの割合は以下のとおりになっています。

上記の表からもわかるように、多くの人が変動金利を利用しています。理由として、金利が低いことが挙げられます。ただし、今後の景気の動向によっては、金利が大幅に上がる可能性もあります。なるべくリスクを抑えたい人には、固定金利のほうがおすすめです。
(参考:2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査

固定金利が向いている人

住宅ローンを固定金利にするメリットとデメリットとは?

固定金利が向いている人は、借入金額が高額な人です。金利は高くなりますが、利用する時点で返済のシミュレーションができるので、安心して返済の計画が立てられるでしょう。加えて、返済期間が長い人についても、毎月の支払い金額が変わらないので安心です。

また、小さな子どもがいて子育てに追われている人、定期的な金利指標のチェックが難しい人にもおすすめです。

まとめ

新築や中古のマンションや一戸建てを購入するときには住宅ローンを利用できます。住宅ローンは、固定金利と変動金利の2種類から選択可能です。

固定金利は、返済額が変わらないので安心して返済計画が立てられる、金利の変動がないので安心感があるといったメリットがあります。その一方で、低金利で推移すると変動金利よりも返済額が多くなる、変動金利よりも金利が高いというリスクもあるので注意が必要です。

ローンを利用する際には、固定金利と変動金利のどちらを利用するかを慎重に検討しましょう。

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