ローンを組んでリノベーションがしたい！りそな銀行の場合

家が古くなった、子どもの自立と同時に部屋の間取りを変えたいなど様々な理由でリノベーションを検討する方がいると思いますが、資金が心配ですね。そんな時に考えるのが銀行でローンを組むことではないでしょうか。

今回、この記事ではりそな銀行でお金を借りる場合のローンの種類について紹介していきます。リフォーム・リノベーション関連でお金を借りるとき、りそな銀行のローンは3種類ありますので、自分に合ったものを選ぶことができるでしょう。
 

りそな銀行とは？

りそな銀行は大阪府大阪市中央区に本店を置く都市銀行でりそなホールディングスの傘下にあります。また、国内で唯一の信託部門を併営する銀行でもあります。

大和銀行とあさひ銀行の合併により誕生し、メガバンクに次ぐ規模を有する銀行であり、りそなグループの中核に位置づけられます。

りそなクラブやりそなマイゲートなど様々なサービスを展開しており、支店数も多いことから知名度も非常に高いと言ってよいでしょう。また、りそなスマート口座と呼ばれるインターネット専用口座なども備えています。
 

リノベーションで借りられるりそな銀行のローンとは？

次にリノベーションで利用できるりそな銀行のローンについて紹介していきます。


りそなリフォームローン

りそなリフォームローンの申込み条件は国内に住んでいて、満20歳から66歳、完済時に80歳未満であること。さらに、継続安定した収入があり、保証会社の保証を受けられる方であることが主な条件です。

この継続安定した収入というのは「正社員」だけでなく、アルバイトやパートも含まれるのでハードルは低めと言えるでしょう。

借入資金はリノベーション以外にも空き家解体や設備購入、他社のリフォームローンの借換などの使途に利用することが可能。ただし、賃貸物件の工事には借りることができないので注意しましょう。


<りそなリフォームローンの特徴>

りそなリフォームローンの特徴のひとつは、借入が10万～1000万円まで可能な点。また、借入方法も一括だけでなく、3か月以内で最大3回まで分割で借入ができます。

例えば、1回目は200万、2回目は300万、3回目は350万と必要な分だけ借りることができ、返済は最終回のお借入れが完了後に始まります。ただし、借換に関しては一括での借入のみとなっていますので、りそな銀行でのローン借換を考えている方は注意をしましょう。

金利は住宅ローンを利用している方は年2%、利用していない方は年3.975%で、団体信用生命保険を考える場合は年0.3%の上乗せで加入も可能です。

（出典：りそなリフォームローン）


りそな大型リフォームローン

最大1000万までのリフォームローンでは借入額が少ないと感じてしまう人はりそな大型リフォームローンもあります。基本的な内容に関しては同じですが、前年の税込み年収が100万以上、さらに給与所得者の場合は継続年数が1年以上の方など、リフォームローンより敷居が高めなことも特徴でしょう。

更に、以下2条件のいずれかに該当する方も利用できます。

1.「りそな住宅ローン」（りそな保証株式会社保証付居住用住宅ローン）をご利用中で、当初お借入日より10年以上経過しており（資金使途が借り換え資金の場合は、借り換え前のお借入の当初借入日より通算して計算）、遅延なくご返済を継続されている方またはその同居家族

2.「りそな住宅ローン」を過去ご利用いただいており、既にご返済を終了しており(当該借入に係る抵当権を抹消済）、かつ申込時点にてりそな銀行に預金口座を有している方、またはその同居家族（※他社借り換え資金による完済については対象外）

（出典：　りそな大型リフォームローン）


りそな銀行の住宅ローンを利用している方、または完済している方は審査が通りやすいかもしれません。


<りそな大型リフォームローンの特徴>

りそな大型リフォームローンでは、無担保で2000万円まで借りることができます。さらに、自宅担保が可能な場合には3000万円まで借入することも可能です。尚、資金の使途に関してはリフォームローンと変わりありません。

返済期間に関しては無担保タイプの場合には最長15年返済、自宅を担保に入れた場合は35年までと長い期間を取れるので無理のない資金計画が立てられるでしょう。金利に関しては「変動金利型」と「固定金利選択型」が選べますので、どちらが合っているか相談するといいかもしれません。


りそな住宅ローン　リフォーム資金セット型

もし中古住宅購入と同時にリノベーションをしたいと考えているのであれば「りそな住宅ローン　リフォーム資金セット型」がおすすめです。ローンがひとつにまとまることで、リフォーム資金も住宅ローンと同じ金利に設定されています。条件に合う方にはたいへんお得でしょう。

また、こちらの商品は中古住宅購入とリノベーションの支払い時期が異なる場合でも、分割実行で対応もできます。資金の使途としては本人、または家族がお住まいになる中古住宅の購入資金とリフォーム資金です。

ただし、リフォーム工事額を確認することができ、物件購入後6か月後にリフォーム工事を完了すること、増築登記などが必要なリフォーム工事でないことなど条件はありますので、利用してみたい方は一度りそな銀行に確認してみるといいでしょう。

（出典：りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>）

まとめ

リフォームあるいはリノベーションをテーマにして、りそな銀行の住宅関連ローンについて紹介してきましたがいかがでしたか？基本的には一番最初に紹介した「りそなリフォームローン」になるかもしれませんが、少しでも多く借入を考えている場合は審査が厳しくなりますが「りそな大型リフォームローン」も視野に入れていいかもしれません。

また、中古住宅の購入と同時にリノベーションを考えている場合は「りそな住宅ローン　リフォーム資金セット型」もおすすめです。ただし、どこまでリノベーションするかによっては利用できない可能性もあるので注意しましょう。