リノベのハウツー
2019.05.11
「コーキング」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集108
■コーキング
「コーキング」とは、「気密、水密性を保つためにつなぎ目や隙間を埋めるもの」、これらを目的にした「詰め物」それ自体のことを言います。材料の接合部、継ぎ目、亀裂などがある場所に用いるものです。
各辞書・辞典からの解説
「コーキング」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「コーキング」とは、1つ目の意味が「窓枠の周囲、部材の接ぎ目などの小さいすき間にパテ状の充塡じゆうてん材を詰めること」、2つ目の意味が「かしめ」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「コーキング」とは「材料の接合部、継目、亀裂などにある隙間に、気密、水密を保つようにするために詰めるつめ物」のことを言います。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「コーキング」とは、以下のような文章で説明がされています。
「気密性や防水性の為施工される隙間を埋める目地材の総称。種類、用途は多くあるが、あらかじめ形が決まっているものをシーリングといい、チューブを専用のガンで押出して施工する樹脂性の物をコーキングという事が多い。」
(1)〜(3)を合わせてみると「コーキング」とは「小さい隙間に充填剤を詰めること」、また隙間を充填するために「詰めるつめ物」のことでとおわかりいただけたと思います。