リノベのハウツー
2017.09.01
リノベーション実行時にローンを組むことは可能?銀行の審査は厳しい?
リノベーションの中でも大規模なものになると、ある程度の予算は必要になりますよね。そんな時、中にはローンを使いたいという人もいるのではないでしょうか。 実はリノベーションのためにお金を借りる事はできない話ではありません。実際に実行している人も少なくないのです。ただし、お金をかりるのにはコツと注意が必要です。
“種類を確認してから借りる”
まず、リノベーションの場合は基本的に住宅関連のことなので「住宅ローン」を使うことが出来ます。 ただし、これはそれぞれの銀行によって違います。基本的にはリフォームなどでも十分借りる事はできるのですが、銀行の商品によっては新築のみとしている場合や物件によるとしている場合があります。また、そもそもその物件が担保としての価値があるかどうか、という事を判断する場合もあるのです。 具体的にはそれぞれの銀行に相談してみましょう。とある銀行では借りる事が出来る場合もあれば、とある銀行では断られる場合もあります。金融機関ごと・借入商品ごとに対象となる範囲が違うので、事前に相談するのが確実ですね。 大事なこととしては、条件を確認してから借りましょう。よく用途自由で審査が通りやすい「キャッシング」や「フリーローン」などを検討する人がいますが、利率が高く返済が大変になりやすいためあまりお勧めできません。View this post on Instagram
“銀行は審査に通りやすい銀行を”
次に、銀行選びです。 お勧めの銀行はいくつかありますが、順番として最も優先したいのが「普段から自分が使っている金融機関を選ぶ」という事です。特に給料が銀行振込になっているような金融機関の場合、あなたの勤務先や収入の状況を調べやすく、資産を把握できるため審査に通るとされています。 次に審査に通りやすいのがネット銀行です。ネット銀行は審査がゆるいと噂されているだけではなく、パソコンやスマートフォンから申し込めるので土日や夜間でも手続きが出来るメリットがあります。また、手続きについてはほぼネット上で完結します。ただし、書類に署名・捺印したりすることはあります。ちなみにパソコンやスマートフォンの操作がある程度出来る人のほうが向いているともされているのです。 他にも、地域の銀行のほうが審査に通りやすいとか、信用金庫が審査がゆるいという話もあります。View this post on Instagram
“可能ならば借入額を減らす”
最後に、できるだけ借入額を減らしておくのも方法です。 これは単純に審査の際に多く借りたいと借入額を多くすると審査が厳しくなるので、借入金額の増大は避けたいということでもあります。借入額は極力減らし、自分の貯金などからでも多く支払うようにするとローン審査に通りやすいとされています。 また、頭金などの有無があるかどうかも審査のポイントになる事があります。これは頭金が準備できるほどの経済状況であることは、そのままプラスの評価に繋がるためです。リノベーションでも大規模なものならば、実行前に頭金を入れておくと比較的借入額も少なくなり、金融機関からの信頼も高まるでしょう。 ただし、基本的にはあまり借りすぎないようにするのが基本です。借り入れ前には必ずリノベーションの内容を精査し、出来るだけ借金の金額は減らすように心掛けましょう。View this post on Instagram
“まとめ”
リノベーションを実行する場合、お金の負担は必ず考えたい所です。自分の貯金だけで足りない場合でも銀行によっては借り入れをするのは可能です。 ちなみに気をつけたいのはキャッシングなど、無担保で用途自由で借りられる場合です。この場合、比較的審査は簡単でもちろんリノベーションのためにも借りられます。ただし、利息がとても高いので注意しましょう。"