リノベのハウツー
2017.09.01
敬遠されることも多い「西向きの部屋」は実はメリット豊富!
“敬遠されることも多い「西向きの部屋」は実はメリット豊富!”
一般的に西向きの部屋は敬遠されがちですが、悪いことばかりではありません。 むしろ、人によってはメリットが大きい分だけお得に快適な住まいを手にするチャンスですから、どのようなメリットがあるのかを理解しておくと良いでしょう。 西向きは駄目だと思っていると、せっかくいい住宅を手に入れる機会を逃してしまうことになりますから、メリットを知っておいて損はありません。
“夕日が綺麗!”
西向きの部屋は西日が差し込むことが敬遠される理由のひとつですが、逆に夕日が楽しむことができると捉えることもできます。 例えば海に面したホテルや旅館などでは、綺麗な夕日を見ることができるのを売りにしているところも少なくありませんから、必ずしも西日が差すのは悪いということにはならないのです。 夜勤をしている人であれば日中仕事をしている人が朝日を浴びて起きるのと同じように、夕日を浴びて一日のスタートをすることができますから、綺麗な太陽と光を浴びることができるのは西向きならではの利点だといえます。 また、眩しいと捉えればそれは欠点となりますが、冬場は暗くなってくる時間帯に長く日がさすことになりますから、その分室内が明るい時間が多いので明るい環境で生活できると見れば利点ともいえます。 このように綺麗な夕日が差し込むのは、西向き部屋ならではのメリットだと言えるでしょう。
“午前中の気温上昇が抑えられる!”
西向きの部屋だと午前中に日が入ってきませんから、その分だけ午前中の気温上昇を抑えることができます。 結局、午後になって気温が上昇するなら意味がないかと思うかも知れませんが、午前中から気温が上昇するのであれば一日中暑い中で生活をしなければなりません。 それに対して西向きの部屋であれば、暑くなってくるのは午後の一時期だけとなりますし、夕方は涼しくなってくる時間帯ですから、多少暑くなったとしてもすぐに日が沈んで長いこと暑い状況が続くわけではないため、そこまで気にするほどではないと言えます。 西日で暑くなるという点だけ切り取ってみれば、あまりいい環境のように思えないかも知れませんが、一日を通してみると午前中の気温上昇が抑えられるというメリットがあるわけですから、一面だけを見て一概に西向きは悪いと決めつけてしまわないようにすることが大切です。
“洗濯物をゆっくり干せる!”
日がさし始めるのは午後からとなれば、洗濯物も慌てて干す必要はなくゆっくり干すことができます。 特に朝の時間は慌ただしいものですから、そのような中で洗濯物のことまで考えなければ行けないとなればかなり負担がかかってしまいます。 しかし、午後からでも十分に間に合うと考えれば余裕ができますから、洗濯物のことで手を煩わされることはありません。 無理に午後に干すようなことはなくても、時間的な猶予があると思えば気持ちの面でも楽になりますから、ゆっくり干すことができるだけの余裕があるのは大きなメリットだと言えるでしょう。 休日には洗濯物のためにわざわざ早起きをする必要もなくなるので、しっかり休むこともできますから休息が取りやすいのも西向きの部屋の利点になります。 意外に見落とされがちなところではありますが、このような部分も西向きの部屋の大きな魅力です。
“まとめ”
敬遠されがちな西向きの部屋も見方を変えればたくさんのメリットがあります。 西日も夕日と捉えれば、綺麗な夕日を眺めながら一日の終りを過ごすことができますし、午前中に日が差さない分だけ日中部屋の中が暑くならずに済みます。 洗濯物を昼過ぎから干しても間に合うので時間的な余裕もできるため、人によっては非常に魅力の多いのが西向きの部屋となっています。"