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リノベーションのアイテム

2020.11.04

ブラケットの種類別にメリット・デメリットを考えよう

ブラケットの種類別にメリット・デメリットを考えよう

棚を支えるのに使うブラケットは、シンプルな形をした金具です。
とはいえ横から見ると、L型、I型、三角、スクエア、a型など様々な形があります。色や模様などデザインだけでなく、意外と種類が豊富なのがブラケットです。
 
ここでは、ブラケットを横から見た形で5種類に分けて、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
 


 

スタンダードな「L型ブラケット」

ブラケットの種類別にメリット・デメリットを考えよう

横から見るとアルファベットの「L」の形をしているのが、「L型ブラケット」です。造り付け棚(造作棚)の人気のおかげで、近年では100円ショップでもブラケットを見かけるようになりました。

 
L型ブラケットのメリット
 
・価格が安く、どこでも手に入る
・下に置く物のジャマにならない
 
シンプルなタイプだけに価格が安く、手に入りやすいのがL型ブラケットです。棚板と壁に沿うように取り付けますから、下の棚に置いた物が当たらないというメリットもあります。
 

L型ブラケットのデメリット
 
・強度が出ない場合がある
 
金具を曲げただけの構造的な弱さがあるのがあります。強度が必要な場合には、筋交い入りの三角ブラケットを選びましょう。

 

強度が増した「三角ブラケット」

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次にポピュラーなのが「三角ブラケット」です。強度を増すために、斜めに筋交いが入っています。キレイな直角三角形のほかに、棚板側・壁側の辺がそれぞれ長い、写真のようなタイプも、ここでは三角ブラケットに分類します。
 

三角ブラケットのメリット

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・L型ブラケットより強度が出る。
・筋交い部にデザインを入れられる。
・筋交い部に物を掛けることができる。
 
強度を出すだけでなく、装飾としても機能するのが筋交い部です。唐草を模したアールヌーボー調の装飾は、レトロなインテリアにマッチします。また写真のような穴開きの筋交いなら、物を掛けることが可能ですから、クローゼットにも向いているブラケットといえるでしょう。
 

三角ブラケットのデメリット
 
・カウンターの固定には不向き
 
使い始めると意外とジャマになるのが筋交い部です。たとえば椅子や足に当たってしまいますから、カウンターの固定には向きません。
 
 

三角のバリエーション「スクエアブラケット」

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三角ブラケットの筋交いを四角に変形させたのが「スクエアブラケット」です。三角ブラケットほどの強度は見込めませんが、スクエア部を利用して複数の棚を置けるメリットがあります。

 
スクエアブラケットのメリット
 
・棚を複数作ることができる
 
縦に棚を並べることができるのが、スクエアブラケットのメリットです。高い収納力を持っているといえます。
 

スクエアブラケットのデメリット
 
・三角ブラケットほど強度が出ない
・棚が複数になるので重量が増す
・棚の間隔を変更できない
 
棚が複数になることで、収納できる部分が増える一方、重量が増すので、置く物の重さや取り付けには注意が必要になります。また、棚の高さを変更できないのもデメリットといえます。


 

シンプルな「I(アイ)型ブラケット」

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I型ブラケットのメリット
 
・スッキリとしてデザイン性が高い
・下に置く物のジャマにならない
 
存在が目立ちませんから、デザインを台無しにすることがありません。近年人気の宙に浮いたようなカウンターにもI型のブラケットが使われています。また、複数の棚を造った場合、下の段のジャマをしないというメリットもあります。写真のタイプはブティックなどで広く使われています。

 
I型ブラケットのデメリット
 
・取り付けが難しい
・それだけでは十分な強度がない
 
壁側の辺が短く、強度を出すのが難しいのが、I型ブラケットのデメリットです。
棚板や壁に補強が必要になりますので、取り付けはDIYでは難しくなります。また、ブティックなどで使われるI型ブラケットは、強度が出るブラケットレールとセットで使われています。
 
 

ポールを通して使う「a型ブラケット」

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アルファベットの「a」の丸くなった部分に、ポールなどを通すことができるタイプが「a型ブラケット」です。何かをひっかけておくのに使うことができます。

 
a型ブラケットのメリット
 
・床の掃除がしやすい
 
a型ブラケット+ポールにはパイプハンガーと違って脚がありませんから、見た目がスッキリしており、床を掃除しやすいというメリットがあります。

 
a型ブラケットのデメリット
 
・つい重量が増してしまう
 
a型ブラケットを取り付けたクローゼットで起こりがちなトラブルが、つい掛け過ぎてしまって壁が痛みます。掛け過ぎないことや、壁にしっかりした補強をすることが大切になります。

 

まとめ

以上、代表的な5種類のブラケットのメリットとデメリットを見てきました。
共通する注意点は、ブラケットのデザインばかりを優先しないということです。どのような用途で使うかをよく検討した上で、それぞれの目的に合ったブラケットを使いましょう。

 

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