リノベーションのアイテム
2020.10.14
シンプル感が魅力のサブウェイタイル、詳しい特徴を紹介
キッチンによく使われるこのタイル、見たことありませんか?
これはサブウェイタイルと呼ばれ、シンプルながら優れたデザインが魅力のタイルです。シンプルなのでどんなスタイルにも合い、特にシンプル&ナチュラルスタイルのインテリアにマッチするアイテムです。
今回は、このサブウェイタイルをご紹介します。
サブウェイタイルの特徴
インテリアに敏感な人なら、必ずと言っていいほどチェックしているサブウェイタイル。まずは、サブウェイタイルの特徴をご紹介します。
サブウェイタイルとは?
サブウェイタイルは、元々アメリカ、ニューヨークの地下鉄で使われたタイルの一種です。1903年に開業したニューヨークの地下鉄の構内で使われ始めました。
一時は消滅しかけたサブウェイタイル。その後、昔ながらの製法で忠実に再現され今に至ります。
サブウェイタイルの特徴
サブウェイタイルの特徴は、シンプルな形とつややかな表面ではないでしょうか。釉薬がつくるツヤのあるタイルの表面は、シンプルながらどんなインテリアにも合う美しさがありますね。
もう一つ、サブウェイタイルをインテリアにデザインよく取り込む要素として「目地」があります。タイルは目地一つで印象が全く変わる製品です。タイルと目地の組み合わせで、明るくオシャレなスタイルとしたり、落ち着きあるモダンスタイルなどが楽しめます。
サブウェイタイルの規格
サブウェイタイルと呼ばれるにはいくつかの条件があります。
1.シンプルである
2.表面が釉薬でツヤのある仕上げ
いま、サブウェイタイルと呼ばれ日本で流通している製品は大体この条件を満たします。サブウェイタイルに厳密な規格はなく、二丁掛けと呼ばれるタイル規格です。
参考:SUBWAY CERAMICS
サブウェイタイルの実例
サブウェイタイルのメンテナンス
サブウェイタイルは、汚れが付きにくく掃除がしやすい製品です。
タイル表面は釉薬でツヤがあり、汚れが付きにくくなっています。タイルより汚れが付きやすいのは目地です。タイル目地は昔から汚れが付きやすい場所と言われています。今は、目地剤がかなり改良されていて昔より汚れが付きにくくなっています。
タイルの清掃は汚れにあった掃除方法があります。
こちらの記事をチェックしてみてください。
→ 【ふだんのお掃除/念入り掃除】タイルのお掃除方法の解説
環境性と廃棄物
近年は環境やゴミの問題も、建材を選ぶ基準の一つとされています。サブウェイタイルを選ぶ上でどのように考えれば良いのでしょうか?
サブウェイタイルの環境性
サブウェイタイルの環境性を考える目安として、「グリーン購入適合製品」や「エコマーク」といった一定の基準をクリアした製品を示す製品があります。原料、製造、流通まで、環境に配慮していることを示した製品を購入するのが良いかもしれません。
参考:グリーン購入法.net
参考:エコマーク事務局
廃棄物
サブウェイタイルは、その多くが磁器質タイルに分類されます。
磁器質タイルは非常に安定している製品なので、生分解せず毒性もありません。リサイクルは、砕いて舗装材の原料としたり、タイル原料として戻す研究も進められています。リサイクルに適さないものは埋め立て処分されますす。
参考:廃棄物の種類の内容とリサイクル方法,リサイクルハブ
まとめ
今回はサブウェイタイルについてお伝えしました。
このタイルは、シンプルながら優れたデザインで愛用され、キッチンや洗面所、浴室の壁など、水回りに相性の良いタイルです。
住まいの内装を検討中の方は、サブウェイタイルを使って素敵なインテリアを作ってはいかがでしょうか?