リノベーションのアイテム
2019.12.05
シェードカーテンのメリットは?お手入れは簡単?
おしゃれでシンプルなお部屋を作りたい、すっきりとしたお部屋を作りたい、そんな悩みをお持ちではありませんか?実はカーテンひとつで部屋の雰囲気をがらりと変えられるのです。
普通のカーテンではなくシェードカーテンを使うだけで、一気に部屋がすっきりとしておしゃれになります。しかも、シェードカーテンはお手入れも簡単です。
この記事ではシェードカーテンの種類、メリット、お手入れ方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
シェードカーテンとは
シェードカーテンは比較的新しい窓飾りで、別名ローマンシェードとも言います。一般的なカーテンは左右に開きますが、シェードカーテンはブラインドと同じ要領の昇降機を利用して上下に開閉します。
窓際がすっきりして見えるのが特徴で、縦長の小窓によく使われていましたが、最近では大きな窓に使われることも多くなってきています。
シェードカーテンの種類
シェードカーテンは多くの種類が存在し、シェードの形態によってそれぞれ名前があります。さまざまなシェードカーテンを紹介します。
プレーンシェードカーテン
シンプルで一般的なシェードカーテンです。布を水平に上下させて、生地そのものを楽しめるタイプです。巻き上げた時のヒダの重なりがふんわりと自然で、ナチュラルな雰囲気を演出してくれます。
カフェライクな空間にしたい方、ナチュラルな空間にしたい方におすすめです。
シャープシェードカーテン
生地の裏側に水平なバーを縫いこんでおり、シャープで綺麗なヒダを作りながら折りたためます。薄い生地だとバーが透けて見えてしまうことがありますが、逆にそれがスタイリッシュな雰囲気を生み出してくれます。
折り目が均一に入ることで障子のような印象になるので、和モダンな部屋にしたい方にはおすすめです。
バルーンシェードカーテン
布を上げる際、バルーンのようにふんわりと丸みを持たせたドレープを作り出します。内側からだけではなく外側からも上品で華やかな印象を与え、出窓やカーブしている窓にぴったりです。レース生地を使うことで、ロマンチックなお姫様の部屋のような雰囲気を醸し出せます。重めの生地を使うことで重厚感のあるエレガントな空間にもできます。
ピーコックスタイルシェードカーテン
シェードを上げると裾が半円状に広がるタイプです。生地の途中からシャープシェードのようなバーが縫いつけられており、ふんわりとした美しい半円を描いてくれます。
レース生地を使ってエレガントな雰囲気にするのがおすすめ。シェードを上げないままでも上げても楽しめる、一石二鳥のシェードカーテンです。
昇降機の種類
シェードカーテンを上下させる昇降機には2種類あります。
・コード式
・ドラム式
コード式はコードを引くと直接上がるタイプで、素早く上下できます。比較的安価ですが、大きめのシェードカーテンは上げる途中で生地がたまり、操作がしにくくなることも。
ドラム式は大きめのシェードカーテンでもするすると持ち上がり、操作性が良いのが特徴。上げ下げに時間がかかるものの、スピードコントローラーがついているので急降下の危険がありません。
シェードカーテンのメリット
たくさん種類はあるものの、シェードカーテンの良さは何なのか気になりますよね。シェードカーテンの3つのメリットを紹介します。
見た目がすっきりする
シェードカーテンの一番の特徴である、「見た目がすっきりする」というメリットです。カーテンのように左右に布を寄せることがないため、窓周りがすっきりして見えます。窓の前や左右に家具や物を置けるので、部屋をより広く使えますし、広く見えます。
縦長の小さな窓などには布が邪魔になりがちですので、シェードカーテンがおすすめです。カーテンでもったりしがちな部屋の雰囲気が、シェードカーテンにすることで広々とした雰囲気に大変身します。
高さの調整が自由自在
カーテンは左右に開けることしかできませんが、日の高さやタイミングに合わせてシェードカーテンは高さを調整できます。目元に光が当たってまぶしい時に、目隠しをしながら下から太陽光や風を取り入れられます。強い西日が入る窓にシェードカーテンを設置すると効果抜群です。
好きな生地を使える
シェードカーテンと同じ仕組みであるロールスクリーンですと、生地に遮光性を高める加工を施すため、のっぺりとした印象になります。しかしシェードカーテンでは、カーテンと同じ生地を使用できますので、好きな色柄の生地を選べます。また、シェードカーテンは折り目がないため、特に柄物など生地感を見て楽しめます。
出入りや開け閉めが多い窓にはカーテンを、同じ部屋の小窓にはシェードカーテンを選び、同じ生地にして部屋の統一感を出すことも可能です。
シェードカーテンのお手入れ方法
シェードカーテンのお手入れって大変そう、そんなイメージをお持ちではありませんか。大丈夫です、とても簡単なので今日から始められます。普段からお手入れをすることで長く使用できるので、ぜひやってみてくださいね。
普段のお手入れ
・ほこりをはらう
・掃除機でほこりを吸い取る
・カーペットローラーでほこりをとる
普段のお手入れはハタキや掃除機、カーペットローラーでほこりを除去する程度でOKです。
シミ・汚れの対処法
中性洗剤を水で薄めてしみこませた布で拭き取ります。広範囲に広がる汚れがある場合は、自宅で洗濯するかクリーニングをするようにしましょう。
洗濯方法
日ごろの手入れだけではなく、定期的に洗濯をして綺麗にすることをおすすめします。ドレープ生地は年1回、レース生地は年2回を目安に洗濯すると良いでしょう。洗濯をする際はラベルを必ず確認して適切な洗い方をすることが、シェードカーテンを長く保つために大切です。間違った方法で行うと、かえって生地を痛めてしまうことも。
洗濯可能の場合、ご家庭の洗濯機で丸洗いできます。屏風のような形で生地をたたみ、大きめの洗濯ネットに入れます。最大の水量と中性洗剤で洗い、乾燥機の使用は避けるようにしましょう。
手洗い可能の場合、ご家庭で簡単に手洗いできます。洗剤は中性洗剤を使用し、もみ洗いはせずやさしく押し洗いをします。洗濯機の脱水機能を使用する際は30秒〜1分程度にとどめておくと安心です。
洗濯不可の場合は、ドライクリーニングに出しましょう。クリーニング店の方と洗濯ラベルをよく確認して、適切な洗い方をしてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
シェードカーテンを使うことで、なんだかもったりしていたお部屋がすっきりした雰囲気に大変身します。今までカーテンで左右の生地あまりが気になった箇所にも、観葉植物などを置いてスタイリッシュな空間を作り出せますね。
お部屋の雰囲気に合わせて生地にこだわれるのはもちろん、形も選べます。シェードカーテンはカーテンにはない良い点も多く、お部屋のコーディネートもより楽しめます。
ライフスタイルや好みを考慮しながら、ベストなシェードカーテンを選んでみてくださいね。