その他
2017.09.01
長年放置したガスコンロの焦げとサヨナラ!部位別の掃除方法
ガスコンロの焦げ付きは、一生懸命こすっても落ちづらく、掃除をする上で大変な思いをする方も多いのではないでしょうか。特に長期間にわたって放置された焦げ付きは落としにくく、完全に落とすことは厳しいと諦めている方もいるかもしれません。しかし、少し工夫して掃除をすれば、やっかいな汚れもきちんと落とすことができます。
ガスコンロの頑固な焦げはこう落とす!
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ガスコンロの焦げ付きの正体は何かというと、固まった油汚れである場合がほとんどです。そのため、頑固な油汚れを落とすことを意識して掃除をすれば、汚れを取り除きやすくなります。
そして、そこで活躍するのが重曹です。油汚れは酸性であるため、水に溶かしたアルカリ性の重曹とは相性抜群です。方法はとても簡単で、まずは水に溶かした重曹を用意します。
スプレータイプのボトルがあれば、それに入れて吹きかけるようにすると簡単です。スプレーが無い場合でも、汚れ部分に重曹水を染み込ませた布やキッチンペーパーを被せてしばらく置き、汚れが浮いてきたタイミングで拭き取るようにします。
そうすることで、ただこするだけでは中々落ちなかった油汚れもスムーズに落としやすくなります。尚、こする際には丸めたラップなどを使用すると便利です。ガスコンロを傷つけずに汚れだけをこすって落とすことができます。
炎の吹き出し口の掃除方法と注意点
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炎の吹き出し口は平らな部分とは違って凹凸が多く、そのままの状態では汚れを落とすのが大変です。そのため、取り外してからお手入れを行うようにします。
また、頑固な汚れが集中している部分でもあるため、ただ手でこするのではなく、煮沸してから漬け置きを行い汚れを取り除く方法が効果的です。
具体的な手順としては、まず大きめの鍋に吹き出し口部分の部品を入れ、水・重曹を加えて煮立たせます。沸騰したら火を止めて、そのまま数時間程度漬け置きを行いましょう。
その後スポンジなどで汚れをこすると、頑固にこびりついていた汚れを簡単に落とすことができます。汚れをしっかりと洗い流したあとは、器具を乾かせばお手入れ完了です。
尚、煮沸のために使用する鍋は、アルミ製以外のものを選びます。アルミ製の鍋を使用すると、重曹の成分と反応して黒く変色してしまう可能性があるため注意しましょう。
グリルの掃除方法と注意点
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ガスコンロのグリル部分も、一見するとお手入れが面倒そうに思える部分です。しかし、工夫をしながら一つ一つ丁寧に洗うことで、衛生的に保つことができます。
まずは焼き網と受け皿ですが、魚などを焼いた際の油汚れが中心となり焦げ付いている場合が多くあります。そのため、ここでも重曹を用いて洗うことで汚れを綺麗に落としやすくなります。
大きめの袋などを用意してぬるま湯と重曹を入れ、そこに焼き網と受け皿を入れましょう。1時間程度漬け置きしてから洗うことで、こびりついていた汚れをしっかりと落としやすくなります。
続いてガスコンロのグリルの庫内ですが、こちらはセスキ炭酸ソーダを用いたお手入れがおすすめです。水で溶いたセスキ炭酸ソーダを用意し、スプレーボトルに入れて庫内にまんべんなく吹きかけます。
その後1時間程度時間を置き、キッチンペーパーで拭き取るようにして汚れを取ると、簡単にきれいにすることができます。
以上、いかがでしたでしょうか?厄介な焦げ付きが多いイメージのガスコンロですが、油汚れであることを理解し、落とすのに相性が良い成分と組み合わせることでストレスなく掃除が行いやすくなります。
また、日ごろからガスコンロを清潔に保てるように、こまめにお手入れを行うことも大切です。グリルの庫内などはお手入れのタイミングを逃しがちですが、定期的にクリーニングするよう心がけましょう。