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2017.09.01
水やり不要!インテリアに華を添えるドライフラワーの作り方
ドライフラワーを作ったことがありますか?大切な人からいただいた花束や、記念日の花束などを長い期間飾っておきたいときは、思い切って生花をドライフラワーにしてしまいましょう。また花のあるインテリアにもドライフラワーは欠かせません。生花に無い独特な風合いで、素敵な空間を醸し出してくれます。ドライフラワー作り方には、色々な方法があります。花によって相性の良い作り方があるので、どの方法が良いかを確認してから挑戦してみてください。
“ハンギング法のやり方と相性が良い花”
ハンギング法は最も基本的で簡単かつ安価にできる方法です。ドライフラワーにしたい生花を壁に1~2週間吊るしておくと出来上がります。ドライフラワーと聞いて一番に思い浮かぶイメージが、この吊るされた状態のドライフラワーかもしれません。コツは直射日光の当たらない風通しの良い場所を選ぶことです。また、完全に乾燥するまで束ねずに、1本1本吊るすと万遍なく乾燥させることができます。しかしこの方法で、きれいな状態のドライフラワーを作ることはかなり難しいです。色あせてしまったり、茶色くなってしまうことが多く、花本来のきれいな発色を保つことができません。乾燥の加減も調整できないので、ぼろぼろに崩れ落ちてしまうこともあります。相性の良い花、悪い花というよりは、他の方法で上手くいかない花をこの方法で乾燥させるのが良いでしょう。比較的どのような形の花でも、この方法に持ち込むことができます。View this post on Instagram
“シリカゲル法のやり方と相性が良い花‚
シリカゲル法は、花の発色をきれいに保ったままドライフラワーに出来る方法です。タッパーなどの密閉容器にシリカゲルを敷き詰め、花を置きます。花の上にもまたシリカゲルを敷き、シリカゲルの中に完全に埋もれるようにします。このとき、花弁が重なり合った隙間にも丁寧にシリカゲルを詰めます。蓋をして1~2週間後、崩れないようピンセット等でそっと取り出せば出来上がりです。バラやパンジーなど、発色の美しい花と相性の良い方法です。タッパーに入れるのが困難な茎の長さのものや、アジサイのように立体的にいくつも重なりあったような植物には向いていません。また、制作時間を短縮してい場合は、シリカゲルに埋めた後、タッパーの蓋をせずに電子レンジで乾燥させます。500Wで1分ほど温め、十分に乾燥するまで確認しながらこれを繰り返します。温めすぎて焦がさないよう注意して、作業を進めてください。View this post on Instagram
“ドライインウォーター法のやり方と相性が良い花”
ドライインウォーター法は、その名の通り水につけたまま乾燥させる方法です。水深2~3cmの花瓶に生花を挿し、そのまま水が蒸発して無くなるまで放置しておきます。このドライインウォーター法は、ハンギング法よりも発色を保てますし、またシリカゲル法よりも安価に制作できます。ただし、花の種類によってこの方法と相性の良し悪しがあるので、そこの見極めをしっかりと確認しましょう。アジサイやカスミソウは相性が良いので、残したい状態の少し前の段階まで成長したら、この方法で乾燥させてください。水を取り換えないとしおれて頭が垂れ下がってくるような植物は、この方法と相性が悪いと言えるでしょう。また、水が蒸発するよりも前に腐ってしまうような気候の場所や時期は避けるようにしてください。長い茎のまま乾燥できるので、出来上がったらハンギング法のように束ねて吊るしておくと、お洒落なインテリアとなるでしょう。 ドライフラワーの作り方は様々です。しかしどの方法も簡単にできるので、花との相性から最適な方法を選び、気軽に挑戦してみてください。出来上がった後はそのまま吊るしておいても素敵ですが、リースやオブジェにしたり、可愛いガラス瓶に入れて飾るなど、ワンランク上のドライフラワーアレンジも是非楽しんでみましょう。 "View this post on Instagram