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2017.09.01
住まいの雰囲気は「カーテン」でコントロールできる!
“住まいの雰囲気は「カーテン」でコントロールできる!”
先にも述べましたが、カーテンは部屋の面積のうちの大部分を締めます。ですからどんなに住まいのインテリアにこだわっても相性が悪いとちぐはぐな雰囲気になってしまいます。そのため、住まいを彩るためにはカーテンの選び方が大変重要になってきます。下記では住まいに合った選び方などをまとめてみたので、参考にしてみてください。
“カーテンで部屋の印象は変わる!”
例えば白い家具で統一した部屋に真っ白のものをつけてしまうと、その部屋は病院のような冷たい雰囲気になってしまいます。住まい向きではないでしょう。ですがその部屋に淡い黄色の柄がついたカーテンをつけたとすると、その瞬間から部屋はあたたかみのある柔らかな空間になります。 また、重厚感ある黒の家具で統一した部屋に黒いカーテンを引くととても重苦しい雰囲気になりってしまいますが、黒ではなく紫のレースのものを引くとシックな落ち着いた雰囲気の部屋になります。 上記は一例ですが、このように選び方ひとつで部屋の印象はがらっと変わります。ご自身が住みたい部屋のイメージを構成するためには、絶対欠かせないものです。素敵なお部屋作り、住まいづくりをするためにはカーテンをこだわって選ぶ必要があると言えるでしょう。今お住まいの部屋が「なんとなくしっくりこない」という方も、カーテンを変えてみると一気に雰囲気が変わるかもしれません。
“カーテンの色選びの注意点”
そんなカーテンですが、色を選ぶいくつかの注意点があります。 まず、色を決める時は、メインカラーにするのかアクセントカラーにするのかを考えなくてはいけません。メインカラーにする場合は、ソファやベッドカバー、ラグなど、同じく面積の多い家具と色をあわせると統一感がでます。例えばメインカラーがピンクの場合、敷き物に濃いピンク、ソファは薄いピンク、カーテンはさらに薄いベビーピンクの花柄…といった感じです。 逆にカーテンをアクセントカラーにする場合は、同じ色のクッションを部屋に配置するとバランスがとれます。具体的には、茶色いソファを置いた部屋に赤色のカーテンを引き、ソファにそれと同系統の濃い赤色のクッションを置く、そして机には明るめの赤のランチョンマットを引くなどすれば部屋全体のバランスがとれます。 ただし暗い色のカーテンを使うと重く狭い印象に、鮮やか過ぎものだと圧迫感が出ることがあるので、部屋の広さとのバランスを考えることも大事です。
“柄がついているカーテンの注意点”
柄が入っているカーテンを使いたい場合は、部屋のバランスに注意しなければいけません。細かく柄が入ったものか大きな絵柄が配置されたものか、全体に模様があるものか部分的に模様が入っているものか、などさまざまな種類がありますが、基本的には部屋に置かれる物の量で決めましょう。部屋に色々な雑貨を飾っていたり、カラフルな家具を使っている場合は無地にしておいた方が無難です。物が少ないシンプルな住まいの場合は、大柄のものを選ぶとバランスがとれます。ちなみに部屋に圧迫感が出ないのは、柄と柄のあいだに広めの余白がとられているものです。細かな模様のものは意外と部屋を圧迫してしまいます。一番難しいのはビビッドな地の色に、派手な柄が描かれているものです。インテリア初心者の方は、こういったものに手を出すと失敗する可能性があります。柄物はとてもバランスが難しいので、取り入れる際はよくシュミレーションしてください。
“まとめ”
住まいのカーテンを選ぶときは色や柄による印象をしっかりイメージして、部屋とのバランスを考えることが大事です。「素敵な色」「可愛い柄」といった風にカーテン単体で考えるのではなく、「部屋に合うかどうか」という視点を持つことも大切です。そのためには、住まいのメインカラーとアクセントカラーはしっかり決めておくと良いと思います。"