その他
2017.09.01
DIYの棚でオリジナルの便利な空間を!
自宅の部屋を便利にすることは、より良い生活に繋がります。そして、そこにちょっとした工夫を加えることで、生活空間に潤いを持たせることも可能です。 インテリアで遊ぶことは、まさに生活の便利さと潤いを創り出すことに他なりません。そして、それがDIYで出来るとなれば・・・アイディアはどんどん膨らみます。今回はインテリアの演出を「棚」を通して考えたいと思います。
”DIYの棚は空間演出の名脇役”
例えば、生活空間の中でのインテリアは、空間そのものを演出する主役とも言うことが出来ます。 また、例えば生活する時間の中でのインテリアは、生活そのものを彩るアイテムとしても重要な位置を占めます。 さて、ここでは「棚」を取り上げたいと思います。 棚は昔からある住宅の設備ですが、昨今は形も雰囲気も、よりファッショナブルとなり、室内の空間演出の名脇役にまでなりました。実際、こだわった木の棚や、シャープな金属の棚は、生活空間やオフィスの空気にに溶け込んでいます。木の場合ですと、素材の温かみが落ち着いた雰囲気を醸し出し、金属の棚の場合ですと、スピードのある空間を演出します。 ところで、昨今、DIYで作る棚が静かなブームの様です。と言うのも、昔の棚と違って、壁に穴を開けること無く作ることが可能にもなっているからです。この場合の棚の構造は、床と天井を這わせる「突っ張り捧」を利用するタイプが多くなりますが、部材もホームセンターで購入できるタイプも増えて、自作に便利になっています。突っ張り捧を自作する時も、「ディアウォール」や「アジャスタボルト」など、しっかりと固定できる部品も揃っています。ですから、少しだけ背伸びをするならば、自前の棚での部屋の空間をも演出ができるのです。あるものはキッチンの収納を便利にし、またあるものはリビングの演出にも役立つことでしょう。
”どうせならば色や形にこだわってみる”
金属製の棚は素材が鉄やステンレスなので、既製品の改造や自作は難しいと思いますが、木製の棚であれば、ホームセンターで揃う部材で自作をすることが出来ます。 さて、ホームセンターに行ってみると、木材の種類が面白いほどあります。木の種類はもとより、集成材や合板、あるいは有孔ボードと言った変り種まで揃っていて、材料選びだけでも時間を忘れてしまいます。 また、塗料のコーナーに行ってみれば、木の風合いを保ちながら、色や雰囲気を変える塗料が揃ってます。それはワックスであったり、オイルであったり様々です。また、木の棚と言っても、100パーセント木である必要はありません。部品は探せば金属でも色々あり、中にはロートアイアン風の部品も売られています。 自作の棚は、少しの背伸びとアイディアで、様々な空間の演出が可能です。オリジナルの家具のある空間は良い物です。リノベーションなどにも使えるので、機会がありましたら考えてみましょう。
”棚を作る上での注意点”
棚を作る上で一番気になるのが強度です。しっかり作らないと、乗せた物が落下したり、重みで壊れる可能性があるからです。強度を確認するためには、作った後に揺すってみたり、棚板に上から重みを掛けてみたりと、身近なもので強度を測ることも、ある程度は可能です。その際、明らかな「揺れ」や「たわみ」が見て取れる場合は補強が必要になります。棚板の下に補強材を這わせるとかの対処をしましょう。 また、木材の塗装を室内でする場合、換気に気をつける必要があります。また、溶剤やオイルを使う場合には、火気厳禁の場合もありますので、気をつけて作りましょう。 また、重いものを乗せる棚を作る場合はプロに任せるのが一番です。業者の起用を検討しましょう。そして、特にインテリア性も併せて持たせたい場合には、プロに依頼をかけることをおすすめします。"