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2017.09.01
夏場は注意!屋内での熱中症
“夏場は注意!屋内での熱中症”
発汗や発熱や痙攣や頭痛や吐き気や倦怠感など、熱中症を経験したことがあるという人は多いのではないでしょうか。近年の異常気象によって夏場は猛暑日になることが多くなりました。それに伴い熱中症を発症する人も年々増えてきています。屋外だけではなく屋内での発症も多発していますので、自宅などにおける熱中症の原因や対策についての理解を深めておくことが大切です。
“屋内での熱中症の原因”
屋内での熱中症の原因としては、気温が上昇しているのにエアコンなどの冷房機器を使用していない、風通しが悪く湿度が高い、暑さに慣れてしまっている、寝汗などにより知らず知らずのうちに脱水症状に陥っているなどがあります。心当たりがあるという人も多いのではないでしょうか。屋内での熱中症の原因は、環境が大きく関係しています。 エアコンや扇風機の風が当たるのが不快に感じる、電気代を節約したい、暑さを感じにくいなどの理由により夏場に冷房機器を使用していない人は要注意です。喉が渇いていないからといって水分補給をしない人も注意が必要です。環境や脱水症状などの要因に、寝不足や疲労感やストレスや食欲不振による栄養不足や不規則な生活リズムやホルモンバランスの乱れや免疫力や代謝や体力の低下などの要因が加わると、さらに夏場の屋内での熱中症のリスクが高くなってしまいます。暑さを感じにくい高齢者はとくに注意しなければなりません。
“屋内で熱中症になった際の対策”
屋内で熱中症になった際の対策法についてですが、休息と冷却と水分補給が基本となります。 休息としては、熱がこもらないようにするためになるべく薄着の状態にして体をリラックスさせることが大切です。ベルトなどの締め付けがある場合はゆるめて安静にしましょう。冷却は、エアコンや扇風機をつけたり窓を開けたり保冷剤を使用したりするのが有効です。速やかに体温を下げるためには、首や脇の下や脚の付け根などを保冷剤で冷やすのが効果的です。水分補給は、体への吸収が良いスポーツドリンクや経口補水液などで行うのが良いでしょう。カフェインを含むコーヒーやお茶は利尿作用があるので、水分補給には適していません。アルコールもNGです。意識がはっきりしていない場合や吐き気がある場合は無理に水分補給をすることは避けて、すぐに救急車を呼んで病院で適切な処置をしてもらいましょう。
“屋内での熱中症の予防法”
屋内での熱中症の予防法についてですが、環境と体調を整えることが重要なポイントとなります。最適な環境をつくるために積極的に行うべきこととしては、温度計や湿度計を設置して現在の屋内の状態をきちんと把握する、エアコンや扇風機を上手に活用して温度や湿度が上昇しないようにする、窓を開けて風通しを良くする、熱がこもりにくい通気性の良い素材の衣服を選んで涼しい格好をするなどがあります。体調を整えるために積極的に行うべきことは、こまめな水分補給と健康的で規則正しい生活習慣を身につけることです。喉が渇いていなくても自分でタイミングを決めてこまめに水分補給をすることで脱水症状に陥ることが防げますし、それが熱中症予防につながります。生活習慣を改善させて免疫力の高い健康な体づくりをしておくことも大切です。栄養バランスの良い食事や適度な運動や規則正しい生活リズムや疲労回復やストレス解消などを心がけましょう。
“まとめ”
夏場の熱中症を発症するのは屋外だけではありません。屋内にも熱中症のリスクはたくさん潜んでいますので、原因をきちんと理解して環境や体調をしっかりと整えて積極的な対策に努めていきましょう。それが安心につながります。高齢者や乳幼児は重症化しやすいという特徴がありますので、家族や周りの人が注意深く見守ってあげることも大切です。"