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2017.09.01
実はダイエットの大敵!不眠を解消するベッドルーム作りのススメ
慢性的な睡眠不足は、色々な弊害をもたらします。健康面に悪影響が出るだけでなく、肌荒れや太りやすい体になってしまうといった美容の面にも関わります。 疲れ過ぎていたり、子育て中で睡眠が中断されたりすると、不眠になりやすいとも言われています。ベッドルームやシーツの色などを工夫して、できるところから少しずつ睡眠の質を改善しませんか。
“美容や健康に深くかかわる「睡眠」”
睡眠不足が原因で肌荒れを経験したことの女性は、少なからずいるはずです。美肌に必要とされる成長ホルモンは、30歳頃を境に分泌が減少していきます。寝ている時間は成長ホルモンが分泌されるため、きれいな肌を手に入れたい場合は、質の良い睡眠を取ることが一番です。素晴らしい化粧品も良いけれど、併用してより美しい肌を手に入れましょう。 健康面でも規則正しい生活は基本です。慢性的な不眠が続くと体に不調が出るうえに、精神面にも不調に陥りやすいので注意が必要です。食生活や運動に気を付けている人は、睡眠時間やベッドルームの環境も再確認してみてはいかがですか。より良い睡眠は、心身の健康を維持し、いつまでも美しくいるために欠かせないものです。 よく「この時間帯に眠ると良い」とされていますが、子育て中は理想の時間に眠れるとは限りません。時間帯にこだわり過ぎるよりも、熟睡できる環境作りが大切です。
“睡眠を誘う色使い・ライト選びのポイント”
ベッドルームといえば、落ち着いた色合いが定番です。好みもありますが、清潔感があってホテルの一室のように見える白いシーツや枕カバーを使っていませんか。安心できる色は人それぞれ違いますが、白はどちらかと言えば緊張感を与える色に分類されます。 ベッドルーム、特にシーツや枕カバーに適しているのはパステルカラーです。ベージュやアイボリー、温かい雰囲気になる淡いピンク色や、清涼感のあるブルー。森林浴をしている気分を味わいたい人には、薄めのグリーンも良い色です。人に見せるわけではないので、ご自身が一番安心できる色を選んでみましょう。 明るい状態でなければ眠れない人がいるようですが、周囲が暗くなってくると眠りを誘うメラトニンという物質の分泌が行われます。不眠を解消する場合は、寝る前に少しずつ室内を暗くすると良いです。真っ暗にすると眠れない人もいるため、小さくて温かみのある色の電灯がおすすめです。
“香りや温度で睡眠効果を高める”
熱いお風呂が好きという人がいますが、交感神経が優位になってしまうので、リラックス状態から遠ざかってしまう可能性があります。あまり冷たいと風邪を引くので注意が必要ですが、ぬるめのお湯にしっかり浸かることです。温かくて気分が良いと思えるお湯にゆっくり浸かると、体の芯まで温まり副交感神経が優位になってリラックス状態に。お風呂から出たら、体が冷えないように注意します。 不眠を解消してくれるのは、室内の明るさやシーツの色の他にもあります。その代表が香りで、ラベンダーやカモミールのように、落ち着くことのできる香りが効果的とされています。好き嫌いがあるので、実際に嗅いで最も安心できる香りを選んで下さい。マンダリンやゼラニウムといった香りも、眠りを誘うと言われているので、何種類か比較してみるとご自身の好みに合ったものが見つかります。小さなスプレーなどをベッドルームに置き、気にならない程度に香りを楽しみましょう。 不眠に悩んでいる人は多いですが、解消しようとしてもすぐに不眠から抜け出せない人もいます。心身の健康に悪い影響を及ぼす不眠から解放されるには、リラックスできる環境作りをすることが最善の方法です。眠ろうとすればするほど眠れない状態に陥るため、自然に眠くなるようにしてみることです。たとえば夜はカフェインの摂取を控えたり、軽いストレッチをするといったように、ご自身に合った方法を選んで下さい。 "