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2019.02.13
ダイニングテーブルを選ぶ時に必要な「4つ」の知識
リノベーションや新築の家に引っ越す際に、毎日の食事をする空間のダイニングテーブルを新調しようと検討されている方は多いと思います。
ダイニングテーブルには、様々な形や種類があり、スタンダードなもので安く済ませるのも一つの手ですが、せっかくのリノベーションや新築の物件ならこだわってみるのも良いと思います。
しかし、それなりの予算をかけてダイニングテーブル選びに失敗してしまっては元も子もありません。今回は、ダイニングテーブル選びに失敗しないための必要な知識をお伝えしてまいります。
普段何人で使用するかを考える
まずは、ダイニングテーブルを普段何人で使用するかを考えます。
ご夫婦二人だけの生活であれば、二人用のダイニングテーブルで事足りるかもしれません。しかし、これから家族が増える予定や計画があるならば四人用のテーブルや円形の少し大きなテーブルの購入を検討すべきです。
逆に、現在四人で生活をしていてお子さんが自立をして家を出て行くとなると家族は減っていく可能性が高いです。その場合は四人がけのテーブルで問題はないです。
また、普段は二人で生活をしているものの、毎週末友人が家に来たり来客が頻繁にある場合は四人掛け、もしくはそれ以上の大きなテーブルを設けておくことで来客時の用意などが楽になったりもします。
ただし、来客があるからと言ってダイニングテーブルを広くするのは絶対的な選択肢ではありません。来客がある場合は、リビングも併せて使用する場合も多く、普段生活するダイニングテーブルを来客時の人数に合わせる必要は絶対的にあるわけではないのです。
一番もったいないのは、現在使っているテーブルが家族が増えることによって使えなくなってしまうことです。家族が増えるかという部分に関して、立ち止まって考えてみましょう。そして増える可能性がある場合は、少し余裕を持った大きさを買うようにしましょう。
増えないと思われる場合は、今いる人数に合わせたもので購入すると良いでしょう。
どのような形が良いかを考える
ダイニングテーブルは、正方形や長方形の四角いものが主流であり、それらを使用されている方も多いと思います。実際その主流のテーブルは安価なものから、オシャレで高価なものまで様々あり、選択肢が抱負である魅力もあります。
しかし、テーブルは長方形や正方形だけではありません。
◯円形
円になっているテーブルは座っている人全てが顔を合わせることができます。また角が存在しないので、圧迫感を感じにくくインテリアにも好影響を与えます。
◯だ円形
角が無く、円形同様にソフトでやさしい雰囲気があります。それでありながら長方形テーブルの特性も兼ね備えてバランスの良い形と言えます。
◯角丸型
だ円形と長方形をミックスさせ、より円よりも長方形に近い形です。特性は長方形でありながら、角が丸く優しい印象を与えます。
◯伸長型
伸長型は、天板のサイズが変えられるタイプです。IKEAやニトリなどの家具店でも多く取り揃えられています。時折人数が増えるが、普段はスペース的に小さいテーブルにしておきたいご家庭に最適です。
このように、テーブルの形には様々なものがあります。サイズ感はよほどダイニングが狭くない限りどれをとってもそこまで大きくは変わるものではありません。
よって好みやご家族の意見を参考に形を選ぶようにしましょう。
ただし、円形のものはイマイチだと思っていても実際にオシャレなデザインの円形テーブルがあった場合、それに惹かれることもあると思います。
ですので、「テーブルの形は、様々なものがあるんだなあ」という認識のみ、この時点でしておき、実際に家具を選ぶ時に形を決めるのでも良いと思います。
必要なサイズを把握する
それでは、次にどれぐらいの大きさのテーブルが良いのかということを確認していきましょう。
これには二つのポイントがあります。
(1)一人辺りに必要な広さ
まずは一人あたりどれぐらいの広さが必要なのかということです。
一般的に一人あたり60センチ×40センチほどのスペースが必要となります。
よって四人の場合は120センチ×80センチです。四人用テーブルとなっていても横幅が100センチだと多少窮屈になる可能性があるということです。
また。、円形テーブルの場合は四人で直径約90センチほどあると余裕が出ます。六人の場合は直径約120センチほどあると良いでしょう。
(2)一つのテーブルに必要な広さ
そしてもう一つのポイントは、テーブル一つに対してどれくらいのスペースが必要かということです。
これはテーブルの大きさの意味ではなく、椅子や椅子を引くスペース、後ろに人が通るスペースなども加味した広さのことです。
テーブルから壁まで60センチだとぎりぎりで、75センチ以上スペースがあると余裕が生まれてきます。
つまり、部屋の採寸と照らし合わせて大きめなダイニングテーブルを買ったのに導線に問題が起きるという悲劇が時折起こるのです。
できる限り全方位に75センチほど余裕を持たせたダイニングテーブルのサイズを検討しましょう。
椅子との高さを考える
続いては椅子とテーブルとの高さの兼ね合いについてです。
椅子との高さの違いは約30センチが良いとされています。
ですので、この30センチという数字を軸に、プラスマイナス5センチ程度で椅子との高さのバランスを考えると良いでしょう。
椅子が低い場合は、クッションで調節をすることなど対処法はいくらでもあるので問題ないと思います。ただし慎重が高かったり、差があまりにも狭い場合は窮屈になってしまいます。
この辺りの失敗を避けるために、商品のサイズをしっかりと確認することが重要で、できれば実際の店舗に行き、座って確認をしてみるのが良いでしょう。
実際に商品を検討する
ここまで記してきたように、ダイニングテーブルの選び方に関して後悔しないためには「とにかくサイズ感を間違いないこと」です。
単純にそのスペースにダイニングテーブルが置けるかということではなく、その周囲どれぐらいのスペースが必要であるかということを考える。また、椅子とテーブルの高さとの兼ね合いも考え、全方位でサイズ感をクリアにすることが重要です。
そこを徹底した上で、予算や好みを元にダイニングテーブルの候補を上げていくのです。
リノベーションや新築物件においてこうかいしないために、ぜひともサイズ感の間違いを犯さないようにしてください。