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2019.02.16
リノベーションの参考写真を見すぎて煮詰まった時の対処方法
リノベーションや新築で家を建てる際、デザインを決める際して様々なサンプルやモデルルーム、または出来上がったリノベーション物件の事例などを参考にされると思います。
しかし、「事例がありすぎて選べない!」となってしまうことも。今回はそんな時にどうすべきかを考えていきたいと思います。
参考になる資料に溢れている素敵な時代
リノベーションのデザインの参考とするものには、どのようなものがあるのか考えていきましょう。
(1)事例を元にする
まずは、リノベーションを頼むメーカーや会社の今までの事例やモデルルーム。これらが最も参考になると思います。これらは、そのメーカーが実際に行った事例であるため、似たようなデザインが良いという場合にお願いしやすくなります。
「あの事例と似た感じで!」
と依頼をして、難色を示されることはほとんどないでしょう。
(2)Webサイト
今はインターネットで様々事例を検索できる時代です。
「リノベーション 事例」や「リノベーション オシャレ」など様々な検索ワードで様々なサイトを参考にしてみましょう。また「リノベーション」と「リフォーム」が混同されておりますので、実際は戸建て丸々のリノベーション目的であっても、「リフォーム」の検索ワードで事例を探すのもありでしょう。
こちらの&Renoのメインページでも、多くの事例を紹介しておりますので是非参考にしてみてください。
&Renoーリノベの事例集
リノベ不動産事例集
(3)Instagram/Pinterest
InstagramやPiterestなど数多くの写真が投稿されているWebサービスも様々な事例を探すのに最適です。
世間的にはInstagramが流行っていますが、PinterestというWebサービスもオススメです。
Pinterestは、「Pin+Interest」、つまり「興味のあることをピンする」サービス。
登録して「リノベーション」などで検索すると数多くの事例に出会うことができます。
以下のURLからは、登録しなくても一部をご覧頂くことが可能です。
https://goo.gl/8rjHmc
(4)関連雑誌・書籍
雑誌や書籍など専門誌も当然参考となります。事例の本もあれば、建築の内容に関する書籍もあります。気を付けたいのが、1冊のみを参考にしないことです。
複数の本を読んで、納得する部分を参考にし、自らの方向性を明確にする目的で確認していくようにしましょう。
まらブックオフなどの古本市場や電子書籍、定額の電子雑誌読み放題サービスなどでも多くの本が売っていますので、合わせて参考にしてみましょう。
(5)映画やドラマ
映画やドラマも非常に参考になります。特に海外の映画を見て「◯◯の映画のあのカフェのデザインを真似たい」となる方も非常に多いです。
好みは人それぞれなので、具体的な作品を示すものではありませんが、探す目的でなくても映画やドラマで「オシャレでいい!」となったらメモしておくと良いでしょう。
(6)オシャレカフェ・レストラン
オシャレなカフェやレストランは実際の内装なので、家のリノベーションでも参考となる場合があります。
仮にそのまま再現できなくても同じテイストは大いに実現の可能性があるので、是非参考にしてみましょう。
事例ばかり見ると煮詰まってしまうことも
リノベーションの事例や参考となるものは、世の中にたくさんあります。しかし、あまりに多すぎるというのも事実です。
例えば、何でも美味しいと評判のレストランを紹介され、そのレストランに足を運んだとします。メニューを見ると、確かにどれも美味しそう。友人やネット上の評価を見ると何が美味しいか人それぞれ、しかし全て高評価だったとします。こうなると、何を頼んだらいいのかわからないという贅沢な悩みにぶち当たることになります。
つまり、リノベーションにおいて参考とするものが多ければ多いほど、同じような悩みを抱えてしまうことになります。
何を選べばいいのかがわからなくなり、混乱に陥った結果、間違った決断をしてしまうこともあるのです。
そうなってしまいそうな時は頭を一度リセットしたり、新鮮な情報を入れると良いでしょう。
モノクロの写真や映画はノスタルジックな新鮮な気付きをくれる
勉強などのリフレッシュであれば、近所を散歩などでもいいのですが、リノベーションの場合は近所に参考となる家やお店などがあると頭が休まりません。
この場合にオススメなのが、モノクロの写真や映画を見ることです。
モノクロの写真や映画は、モノクロであるためズバリそのものをリノベーションで活かすことができません。
そのため、好みの家具や間取りがあった場合、色を自分の頭で保管しないと理想図として活かすことができません。
これがポイントで、自分の頭で考えるきっかけをくれるのです。
自分の頭で思い描く、しかも色に絞ることで何もない状況から理想を作り出すのよりも用意に頭を働かせることができます。
実際に筆者自身も、部屋の家具を一新する際に事例を見すぎて混乱してしまいました。その時にモノクロの写真を多く見て、頭をリセットした結果、自分の理想がすんなり定まりました。
情報がたくさんある時代だからこそ、情報を絞ったものを参考にしてみましょう。それが自分で理想を思い描くきっかけを与えてくれるはずですので。