その他
2019.02.12
リビングテーブルを選ぶ時の4つのポイント
リノベーションや新築した家へ引っ越しするに際して、家具を一新される方も多いと思います。今回はリビングテーブルの選び方のポイントを4つお届けしていきます。
ポイント1:「用途と大きさ」
まずは、リビングテーブルを、どのような用途で使用するかを考える必要があります。
(1)ダイニングテーブルをリビングテーブルで兼ねる場合や、資料や勉強道具を広げて起きたい場合
(2)床に座ってパソコン作業をしたり本を読んだりしたい場合
(3)飲み物を置く程度で、デザインを重視したい場合
これらの用途によって大きさが変わってきます。
ダイニングテーブルをリビングテーブルで兼ねる場合や、資料や勉強道具を広げて起きたい場合は、横幅だけでなく奥行きもある正方形に近いものが必要です。
床に座ってパソコン作業をしたり本を読んだりしたい場合は、奥行きはそこまで必要ではないが横幅はそこそこ必要となります。
飲み物を置く程度で、デザインを重視したい場合は大きさにこだわらずデザインをだけを求めればよいです。
どういった用途で使用をするかをまずは考えるようにしましょう。
なお、全てが当てはまる場合はどれが最優先になるかを考えるようにしましょう。
ポイント2:「サイズ(長さ)」
テーブルのサイズ感が決まったら次はテーブルの横の長さについて考えます。
テーブルの横幅というのはソファーと比較して決めるべきものです。
主にテーブルの横幅は、ソファーの横幅よりも小さいサイズであると良いとされています。理由は明快で、テーブルの方がソファ大きくなってしまうと、テーブルが生活動線の邪魔をしてしまうからです。
リビングテーブルはソファーの前にあり、リビング空間のほぼ真ん中に位置します。
そこに位置しているのに横幅を取ってしまうとソファー周りへ移動する時に邪魔になってしまうのです。
もちろんとんでもない広さのリビングがあるご家庭は気になりませんが、6畳程度から15畳程度までの広さのリビングの場合は、考慮するようにしましょう。
ポイント3:「高さ」
リビングテーブルというのは勉強机やビジネスデスクなどと違い、意外と高さにこだわる方が少ないです。
大きさであったり、横の長さであったり、後述するデザインであったりは重要視しつつも、テーブルの高さについてはあまり気にしない方が多いです。
しかし、テーブルの高さを誤ってしまうとソファーに座っているのにテーブルとの高さの相性が合わず、使用しにくくなります。床に座ってリビングテーブルで勉強しようとしたのにそのサイズが合わなくて首が疲れてしまったりということも起きてしまいます。
リビングテーブルの高さは、ライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。もしソファーに座って使用されることが多いのであれば、ソファーの座面の高さと同じか5センチ程度高いものがお勧めです。
ただし、テーブルで食事をしたり、パソコン作業をしたりと頻繁にリビングテーブルを使用される方は、それよりももう少し高い8センチから20センチほど高いものの方が作業がしやすくなります。
また、フロアに座って使用される場合に関しては、ソファーの高さよりも低いものがお勧めとなります。座高によって変わってくるので快適な高さをご自身で計測するようにしましょう。
決め方としてはここまで書いてきた通りですが、要注意すべきなのがソファーの高さよりもリビングテーブルの高さの方が高くなってしまう場合です。
この場合、ソファーに寝転がってテレビを見ようとするとリビングテーブルが干渉してテレビの邪魔になってしまいます。しかしパソコン作業したり、食事をしたりする場合に関しては、リビングテーブルが高い方が快適に過ごせます。
ここに関しては「どちらを取る」かという選択が必要となってきます。何を最優先にするかをご家族で話し合って決めるようにしてみてください。
ポイント4:「デザイン」
ポイント1からポイントの3までについて、つまり縦横高さの長さをしっかり決める必要があります。
そしてそのサイズが決まった上でデザインを選ぶようにしましょう。
デザインに関しては、好きな色が何なのか。どのような形のものが良いか。素材は天然のものが良いか。様々な観点からデザインを決めてみると良いでしょう。他の家具やリビング全体を総合的に見て決めるのもお勧めです。
今の時代は、インターネット通販において様々な家具を閲覧し、検討し、購入することができますが、実際にお店に行って最終決断をするようにしましょう。
もちろんインターネットで買うことが悪いことではありませんが、インターネットにおけるあらゆる商品はその商品を最大限よく見えるように写真が撮影されています。実際に家に到着すると思ったものと違うと後悔される方が非常に多いです。
ですので、インターネットで購入する場合に関しても、その現物を実際の店舗で見ることができるのであれば足を運んでみて、目で見て触って「これだ!」と納得をしてから購入するようにしましょう。
まとめ
ここまで書いてきた中で、ポイントの4番に関してはわざわざこの記事を読まなくても多くの方が自分の好きなデザインを買われると思います。
ポイント1からポイント3まではリビングテーブルという特性上意外と何か見落としてしまう方が多いです。
サイズ感や高さを見誤ると快適な生活が手に入らないことになりますので、しっかりと事前に方針を決めて、実際に物を見て購入をするようにしてみてください。