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2018.12.07

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

中古マンション購入の際に、不動産屋で販売図面を見ることが多いですが、意外と難しいと感じませんか?
 
販売図面には、不動産に関する多くの情報が詰まっており、一気に知ることができて物件の比較にも役立ちます。

中古マンションの販売図面の構成

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

中古マンションの見学に行くと、物件の価格や図面、地図などの情報が記載された「販売図面」と呼ばれる資料が渡されます。
 
販売図面はマイソクとも呼ばれており、物件の情報が細かく記載されています。
 
▼販売図面に記載されている事項

・マンション名
・価格
・最寄駅情報
・アピールポイント
・写真
・間取り図
・特徴
・周辺情報
・物件に関する詳細情報
・費用
・現況
・取り扱い不動産会社の情報
 
販売図面をザッと眺めると、分かる部分もありますが、見方が分からない部分もありますよね。
 
中古マンション購入において、販売図面の情報は全ての情報が記載されている訳ではないです。
 
しかし、物件を比較して検討するために、見方を知っておくと損することはありません。
 
不動産会社により販売図面の構図は異なりますが、記載されている情報はほとんど同じです。

①交通の表示の基準

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

最寄り駅から徒歩何分というのは通勤や通学の際に大切なポイントです。

不動産情報には「駅徒歩5分」など表していますが、これは不動産広告のルールがあります。
 
徒歩1分は80メートル、車1分は400mと決められており、単純に距離から計算されたものです。
 
駅から物件までの信号待ち時間や坂道などは考慮されていないため、実際に歩くともっと時間がかかることがあります。
 
交通の表示「徒歩5分」とは、あくまでも目安なので、実際に目で確かめることが大切です。

②広さの表示の基準

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

DKはダイニングキッチン、LDKはリビングダイニングキッチンとなり、食事をとることができる居室のことです。
 
広さの表示も目安が決められており、販売図面を見る際に覚えておきましょう。

▽居室が1部屋の場合
DK 4.5畳~ LDK8畳~

▽居室が2部屋の場合
DK 6畳~  LDK 10畳~

部屋数、リビング、ダイニング、キッチン、ウォークインクローゼットは「3LDK+WIC」と表記されます。
 
図面には長さや縮尺は記載されず、方角、部屋の位置、面積(何畳)が明記されています。

③専有面積の表示の基準

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

専有面積の横には壁芯や登記と書かれていますがどういう意味があるのでしょうか?
 
壁芯とは不動産サイトやパンフレット等に載っている面積表示で、壁の面積も含まれます。
 
一方で、登記とは登記簿に載っている面積表示で、壁の内側だけの面積を表しています。
 
不動産サイトの広告には壁芯で記載されてますが、実際の広さに当たる登記を比較しましょう。

④エレベーターの設置

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

マンションにエレベーターが設置されているかどうかは販売図面の「エレベーターの有無」の欄を見れば分かります。
 
記載がなくて6階建て以上のマンションは大体エレベーターが設置されています。

マンションの有無は、まず何階建てのマンションなのかを確認しましょう。

⑤MB(メーターボックス)・PS(パイプスペース)

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

販売図面のMBはメーターボックス、PSはパイプスペースを意味しています。

メーターボックスとは、電気、ガス、水道等の検針の際に主に使われるメーターを集めた場所のことです。

パイプスペースは給水管、ガス管などが収納されている場所です。
 
マンション全体で各階繋がっているため、キッチンや水回りのリモデルをする際に配置移動ができなくなるので注意しましょう。
 

⑥浴室の表示基準

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

浴室(1216)とはユニットバスのサイズを示しており、120cm×160cmを意味しています。
 
ユニットバスは組み立てられた浴室のことで、予め部屋の広さが分かります。
 
ユニットバスは物件により広さが変わるので確かめておきたいポイントです。

⑦引渡しの記載

中古マンションの販売図面の見方7つのポイント!

引渡しには「即時」「相談」「期日指定」などの記載があり、物件の住まい状況、入居ができる時期が分かります。
 
「即時」は現在空室のため、残金決済後すぐに引渡しが可能な物件です。

「居住中」は引渡時期の調整が必要となる場合が多く、対応可能な時間が限られています。

不動産会社の情報は?

販売図面の一番下には小さく不動産会社の免許番号と属している協会の記載があります。
 
経営年数、どれくらいの規模で営業しているのかも確認しておきましょう。
 
関係会社…建物の建築時から現在の管理まで関わる
分譲会社…新築分譲の不動産会社
施工会社…工事をした建設会社
設計会社…建物の設計をした会社
管理会社…マンションの管理運営している会社

まとめ

今回は、中古マンションの購入に役立つ販売図面の見方7つのポイントをみていきました。
 
不動産に関する多くの情報が記載されている販売図面は物件探しに役立てましょう。

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