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2018.12.08
賃貸と持ち家の大きな違い!賃貸派も持ち家派の意見
結婚したり子供が生まれる人生の節目では、賃貸で住み続けるか、持ち家を購入するか悩むところです。
賃貸には賃貸のメリットがあり、持ち家には持ち家のメリットがあります。
そのため、一概にはどちらが優れているとは断言できません。
その人の状況、住みやすさの基準によって判断が変わってくるからです。
賃貸を選ぶか持ち家を選ぶかは、最終的には個人の判断となります。
しかし、なるべく損をせずに快適に過ごすためには最善の選択をすべきです。
そこで今回は、賃貸と持ち家の違い、賃貸派の意見と持ち家派の意見をそれぞれご紹介しましょう。
賃貸と持ち家はどっちが住みやすい?
間取りに関しては賃貸物件よりも分譲住宅の方が、ファミリー層向けに販売されているため、広めの設定です。
賃貸物件は販売物件に合わせて家賃収入をベースに提供されるため、どうしても単身向きの物件が多くなります。
家族揃って生活空間を確保して暮らしやすさを求めるならば、分譲マンションや一軒家の方が広い物件が多いので向いています。
持ち家ならば、古くなったときリフォームしたり、ライフスタイルに合わせて自由に家をデザインすることも可能です。
将来、親の介護をすることになったら、手すりを付けたり生活しやすいようにリモデルできます。
賃貸物件の場合は、家を自分好みや都合に合わせてアレンジすることができないのがデメリットと言えます。
賃貸と持ち家はどちらがコスパが良い?
賃貸と持ち家はどちらがコスパが良いのかも気になるポイントです。
資産の形成の観点で見ると、持ち家は自分や子どもたちの資産になるメリットがあります。
住宅ローンを30年間支払い続けたあとは、家または土地は資産として残ります。
不要な場合は売却して現金になりますし、賃貸物件に出せば家賃収入になります。
賃貸の場合は、何十年以上、家賃を支払い続けても消費にしかならないため、資産にはなりません。
税金対策の面で見れば、持ち家には所得税や住民税が還付される「住宅ローン控除」があります。
住宅ローンの金利は比較的安く、毎月の支払の多くは借入元本に充当されるため、コスパが良いと言えます。
賃貸の場合は、家賃の支払いは消費にしかならず、資産の形成にならないのなデメリットです。
しかし、独身の方や出張が多い方など、ライフスタイルによっては持ち家には自由度がないため不向きです。
賃貸は状況に合わせて引越ししやすく、家賃も自分で決めることができます。
持ち家は一度ローンを組むと自由度がなくなるのはデメリットと言えます。
賃貸と持ち家は将来的に安心なのは?
持ち家の保険には「団体信用生命保険(だんしん)」も呼ばれる保険があります。
住宅ローン借入期間中に加入する生命保険のことで、万が一借入残高がゼロになっても、遺族には家と土地が資産になる保険です。
賃貸の場合は、家族に何が起きても家賃を支払わなければなりません。
賃貸派の意見
まずは賃貸派の意見を見ていきましょう。
・自由度が高い
・引越しができる
・生活スタイルに合わせて変えられる
・いろんな街に住める
・その時に合わせて部屋の広さを選べる
賃貸派は自由度が高いところが気に入っていて、いつでも引越しできる点がメリット。
生活に便利な街、子供の教育に環境の良いところ、嫌な近所から離れるなど自由なのが良いですね。
持ち家の場合は、一度購入したら部屋の広さから周りの環境、近所付き合いを継続しなければなりません。
持ち家派の意見
次に持ち家派の意見を見ていきましょう。
・将来の資産になる
・子供に遺産を残せる
・愛着が湧く
・自分のものという安心感がある
・ペットを飼える
・趣味のガーデニングができる
・リフォームできる
やはり、持ち家派の意見には資産形成になるという意見が最も多く見られました。
子供の将来のことも考えると、資産形成の一部としてマイホームを構えるのが一番と考える親御さんは多いです。
ライフスタイルに合わせてリフォームしたり、将来は手放して売却したり、賃貸物件に出して家賃収入を得ることも可能なのが良いですね。
まとめ
今回は、賃貸と持ち家の違い、賃貸派の意見と持ち家派の意見をそれぞれご紹介しました。
それぞれのメリット・デメリットを挙げてみましたがいかがでしたでしょうか?
賃貸物件と持ち家のどちらを選ぶかどうかは、最終的にはその人本人が決めることです。
結婚当初は賃貸物件を選び、子供が生まれてから持ち家に切り替える家庭もおおいです。
その人、家庭それぞれの仕事の状況、ライフスタイルによって、住みやすさの基準は変わります。
賃貸と持ち家のそれぞれのメリット・デメリットを抑えてその時期にあった最適な方を選択しましょう。