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【事例Before / After】リフォーム済を「マイナスリノベ」する。本物志向×コスパの新スタイル

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【事例Before / After】リフォーム済を「マイナスリノベ」する。本物志向×コスパの新スタイル

中古のリフォーム済物件を購入しようと思ったときに、「なんか、こう…」「あとちょっと…」と思うことはありませんか?

今回ご紹介するのは、そんなもともとキレイな状態で売りに出されている、リフォーム「済」物件を購入し、そこから引き算する「マイナスリノベ」です。リフォーム済物件は既に美しい状態で販売されるため、リフォーム前物件に比較して予算がかかることが多く、そのためリノベーションに使えるコストも限られます。

そんな中、どんなリノベーションに至ったのでしょうか?
面積の広い壁・天井を引き算するとどうなるのでしょうか?Before/After画像でお伝えします。

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マイナスリノベって?

【事例Before

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写真上:Before
写真下:After

二つの写真を見て、どこが違うか見えましたでしょうか?
一番わかりやすいのは、天井と壁が白くない!ということですね。

これがまさに「マイナスリノベ」です。「元の状態を活かして、減らしていくリノベーション」なんですね。はがせる壁紙を全て剥がし、躯体現しにしています。

そして、お気付きの方もいるかもしれませんが、実はもう一つ大きく変わった点があります。
それはキッチンとLDKのゾーニングです。こちらはそのものはマイナスしたものではなく、マイナスリノベを引き立たせるための、メリハリを利かせたゾーニングです。

この2点について詳しくご説明していきます!

マイナスリノベの肝は「躯体現し」

【事例Before

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写真上:Before
写真下:After

白いクロスからコンクリート打ちっぱなしに変化して、素材の荒々しさがダイレクトに伝わるインテリアになりました。露わになったグレーの天井にはブラックのライティングレールがアクセントになって空間を引き締めていますね。

今回のマイナスリノベの内容は…

1.リビング天井を躯体現しにする
2.リビング壁を躯体現しにする
3.キッチン天井をキッチン・リビングの堺にあわせてリデザイン
4.キッチン床をタイルにする
5.廊下壁を躯体現しにする

「素材感を感じる住まいにしたい」というご希望を叶えた事例です。

【事例Before 【事例Before

続いては、キッチンのゾーニングです。
二枚の写真を見てわかるように、躯体現しにしたリビング部分とキッチンが明確に分かれるデザインになりました。キッチンから通路、壁までの面を揃えているのが、デザイナーズマンションのインテリアのようでもあります。リノベーションは、そういったアイデアや知識が活かせる家づくりでもありますね。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、キッチンと通路の天井段差をなくて天井を低く揃えたことによって、入った時のリビング側の天井高が高い印象を受けます。イメージとしては、廊下から入ってきて低い天井を抜けて、広いリビングと高い天井、正面には窓!という導線です。

このように面をあわせたことで、キッチン横通路の天井が低くなりましたが、これをプラスをするかマイナスとするかは、個人の感覚によるものだそうです。

今回のケースでは、通路は通るだけの場所なので、通路の天井高よりも面一となる高さの統一感と、躯体現しを引き立てるすっきりとしたデザイン、導線上の効果が優先されたのは言うまでもありません。

コストの話

このマイナスリノベの最大の魅力は、オシャレとコストダウンを同時に叶えるという点にあります。

コチラの物件は既にリフォーム済で、設備は新しく、床も壁も天井も張替え済の物件でした。しかし、本物志向のお二人にとって、どこかしっくりいかない点がありリノベーションをすることに。

同時に考えないといけないのは、コストのこと。リフォーム済の物件というのは同じ物件でもリフォーム前に比較して物件価格が上がっているものが多いためです。
ということは、予算の大半は物件購入にあてられることになるため、リノベーションで使えるコストが限られるというわけなのです。

そこで、プランナーが提案したのが「マイナスリノベ」。もとの活かせる部分と、リノベ部分(マイナス部分)を絶妙なバランスでデザインした内装リノベーションです。

「マイナス」するということは、部材の費用がかからないということ。その点で好条件が整っていた物件でもあったようです。

廊下Before/After

■廊下Before

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写真上:リビング側から玄関方向
写真下:玄関側からリビング方向


■廊下After

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写真上:リビング側から玄関方向
写真下:玄関側からリビング方向

廊下の壁一面という広い面積が現しになると、コンクリートの素材感がダイレクトに感じられますね。白い壁紙とは印象がガラリと変わり、個性的でインパクトのある空間になりました。

キッチンの壁を取り払い、出入り口を広く

【事例Before 【事例Before

写真左:キッチンBefore
写真右:キッチンAfter

キッチンと通路の間にあった壁の出幅が大きく、人のすれ違いが大変だったため壁を取り払いました。元の状態では、壁で通路とキッチンを分けていますが、リノベーションでは床をデザインタイルに変えることで空間を共有しつつ、通路とキッチンをゆるやかにゾーニングしています。解放感がでるのでスペースに限りがある場合にオススメです。

コンクリートの荒々しさにマッチする素材感のあるアイテムたち

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現しになったコンクリートを引き立てる、ブラックのライティングレールやシルバーのBOXなど素材感のあるアイテムをチョイスしています。天井一面にデザインされたブラックのラインが引き締めていますね。(中央の照明はもとあったもの。これからお部屋のテイストにあわせて新調されるそうです)

担当者の声:設計・施工担当|尾崎

【事例Before

今回は、もともと木やタイルなど素材感のあるものがお好みという、本物志向のお二人でしたので、当初は素材を使ったリノベーションも検討しました。しかし予算と範囲のバランスをみて仕上がりがイメージには届かない部分もありました。

そこで、もともとコンクリートにもご興味があったお二人でしたので、クロスを全て剥がすことやデザイナーマンションのようなキッチン空間をご提案をしたところ、ご納得いただけたという経緯があります。

今回のポイントは、物件自体に躯体を現せるところがたくさんあったことです。壁だけでなく梁も現しにできたので、室内全体のバランスをとることが可能になりました。

物件ごとにできることが異なるので、その中でお客様とベストな答えを探していきたいと努めています。

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&Reno編集部

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BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表